「ファンタジーと人間ドラマ 一粒で2度美味しい!」八犬伝 みっくるんさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーと人間ドラマ 一粒で2度美味しい!
曲亭馬琴は28年の長きに渡り「八犬伝」を書き続けていたらしい
馬琴と親友 北斎の風貌(髪型、顔の皺)が徐々に変化していくサマを見るのも面白い
それと馬琴の住まいが変わるのも年月を感じさせるよね
2人のやり取りは いちいち面白くて笑っちゃう
物語パートは「虚」だと初めから分かっているから壮大なファンタジーとして楽しめる
生首とか出てくるけどね😱
それと とりあえず犬がデカい!
ま、でもあれだわ、人間担いでどっか行っちゃうんだから、それは大きくないとw
必ずしも正義が勝つわけではない現実だからこそ馬琴は勧善懲悪に拘った虚構の世界を描き続けたかったのだろう
映画を観ていたはずの私が いつの間にか曲亭馬琴の物語に引き込まれ「八犬伝」の読者になっている不思議
かなりチャレンジングだとは思う
八犬伝の世界と馬琴の実生活を交互に見せるといっても その本は28年かけた全98巻っていう長編小説だよ?
あらすじだけでも簡単に まとめられるわけもない
しかも登場人物けっこう多いしw
必然的にそれぞれのキャラクターの背景は殆ど割愛する事になる
それでも作品として成立させるって大変だよね
「ヒーロー談義付き試写会」で鑑賞
仮面ライダーの曲で登場の藤岡弘さんと最年少の八犬士を演じる藤岡真威人さん 親子が登壇
えらいイケメンで驚いた!
ちょ…何頭身なん?漫画かよって本気で思っちゃってゴメン
撮影は2年前、八犬士の中で唯一馬に乗る役で練習頑張ったらしい
そして なぜか最終的には家族5人で馬で駆け回ったとw(謎)