「スーパースターと付き合うのも大変だ」ジョン・レノン 失われた週末 ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
スーパースターと付き合うのも大変だ
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの関係については一般レベルの知識しかなく、本作のメイ・パンや「失われた週末」は初めて知った。ピーター・ジャクソンのGet Backなどを観てもビートルズ他メンバーにとってヨーコが困った存在だったのはよく感じられる。そのヨーコに対して、メイはジョンのよりよいパートナーとなっていたはず、という話で、ジョンとメイが接近するいきさつからなかなかおもしろかったが、彼女の自伝が基の作品だけに全体に自画自賛過ぎる気がしなくもない。
たくさん集められた50年も昔のフィルムやスチールに実際メイが数多写り込んでいたり、またジュリアンの厚い信頼を得てるのは彼女の強みか。つまるところジョンはニコラス・ケイジとおんなじ嗜好の持ち主ってことでオゲ?(暴論)
話と直接関係ないけど、ベトナム反戦など音楽で世の中を変えようという当時のジョンを見れば、影響力のあるミュージシャンが政治的発信をするのは当たり前だろうと、あらためて思った。
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