国宝のレビュー・感想・評価
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芸を極めるということの、本質を見た
絶対に映画館で見なければと思っていたが、3時間映画館の中で呪縛されることを、躊躇していた。しかし11/1に思い立ち、映画館に走った。
練馬区のユナイテッドシネマとしまえんで見ようと思ったが、満席だった。そこでTジョイ大泉に自転車を走らせた。1時間前にチケットを買ったが、何と残り数席だった。
映画館は、伝説の体感したい人で一杯。そして最初の華やかな宴会のシーンが始まってから。。。館内全員が壮大な歌舞伎ワールドに飛び込み、仮想体験に没入した。Dolbyの効いた館内、演者の息遣いまで聞こえる臨場感の溢れる国宝体験を、スクリーンを見つめる全員がしていた。だから声一つ聞こえない、食べる音や飲む音さえも聞こえない。
最後の「白鷺」のシーンは凄かった。悪魔にすべてを引き換えに手に入れた、日本一の歌舞伎役者の地位は、細雪のように冷たく美しかった。それは父がヤクザに殺されたあの細雪の日の残像を乗り越えた先に見えた、新しい境地だったのかもしれない。
顔面
難しい
ハードルが高すぎた
ラブシーンいりますか?あと後半がうーんて感じ
前半は85点、後半は50点です。
吉沢亮さんの演技力が凄い100点です。
そして渡辺謙さんの指導するシーンも緊張感があって良いです。あそこまでの激しいシゴキではないですが、中村勘九郎密着番組を見た時、我が子を指導する際の映像で感じた張り詰めた空気!を思い出されるような演技でした。
そしてラブシーンはサラッと描いて欲しかったです。
特に彰子(森七菜)さんとのラブーシーンは
「お兄ちゃん」というセリフや前後に突かれる
描写もあり、やり過ぎに感じました。(-30点)
血筋や歌舞伎に対する執念?怨念?を表現したのでしょうが、悪趣味です。
上記のシーンを含めて後半は色々と詰め込み過ぎです。
時の経過も駆け足で目まぐるしく変わります。
最後のシーンで作品をうまく締められるのを期待しましたが、その前のカメラマンとのやりとりいるか〜??などモヤモヤして
最後のシーンを見ても「前半は良かったな」としか思えませんでした。
ミッドサマー???映画NO1
国宝最遅レビュー
めちゃくちゃ面白かったのに公開から4ヶ月経ってるから同じ熱量で感想を話せる人がいない
館内に入ると僕以外が全て外国のお客さんだった
疑問に思いながら作品が始まると全ての謎が解ける
セリフの全てに英語字幕がついてるじゃないか
慣れるまでは集中できなかった
「どこにいくの!」→「Where are you going」
とか
「あんた、あんた」→「Darling.Darling」
とか笑っちゃいそうになったし
歌舞伎の見せ場のシーンで「wooooo」って歓声が上がってた
すごい映画だった
ハイカロリー
途中までは2人の歌舞伎役者の人生の交錯する様子にルックバックみたいだなあと思ってみてたけど
最後の最後で裏切られた
ダブル主人公なんかじゃない
圧倒的に吉沢亮単独主人公だと感じた
なぜかというと、最終的に人間国宝になって舞台の極みのようなものを見つけた時、吉沢亮の全ての人生がこの瞬間のための仕掛けだったような感覚がして怖かった
美しいとかじゃない怖かった
全ての出会い、別れ、決断、挫折がここにつながるため
横浜流星の存在さえも無機質な仕掛けであり歯車にしか感じなくなった
それはまるでミッドサマーみたい
ミッドサマーも主人公の女の子が最後生贄になるまでに、全て仕込まれていたことを察するホラーだけど、結末が生贄か人間国宝かの違いでホラーだと感じた
1番好きだったシーンは
アマチュアで活動する吉沢亮と電撃復帰した横浜流星の喧嘩の後、車に戻り「アイツ本気で殴りやがった、、、w」みたいなテンションの吉沢亮を無視する森七
まじであのシーンは男の子のしょうもなさが溢れてて最高すぎました
もはや世界遺産
まだ間に合います。ぜひ、劇場で!
この映画は、第一に、おそれながら、歌舞伎のために良いことだと思った。田中泯が演ずる人間国宝のモデルと思われる女方が演じた「隅田川」を拝見したことがあり、一生の思い出だが、17世紀に京都ではじまった歌舞伎が、能・狂言を出発としていることをまざまざと感じることができた。
第二に、本作品は日本映画にとっても素晴らしいことであると思った。アニメやVFXを別にすれば、フライト中などに、たまさか日本映画を目にすることはあるが、展開が遅く、待っていても何も起こらず、それでいて不安だけが掻き立てられることに耐えきれず、30分も保たないことが多い。その復興に役立つのではないかと思った。
主題は血(筋)と芸。渡辺謙が演じる、血を伝えるはずの先代の半次郎が、半ば意識を喪いながら、我が子の名前を呼ぶ場面に、心打たれた人も多かろう。しかし、伝えたのは、名跡だけでなく、病(正確には、その合併症)もだった。芸についても、一番心に響いたのは、渡辺謙の台詞「お前は一日たりとも稽古を休んだ日はないだろう」だった。
たった一つ、残念だったことは、大向こうからの掛け声が目立たなかったことである。天井桟敷も、通り一遍の拍手を送っているだけに見えた。実は、京都南座に入ったことはないが、一階席からの二階の眺めは、驚いたことに、アムステルダム・コンセルトヘボウのそれに似通っていた。音響の優れたシューボックス型の構造をとっているためだろうが、本作が国際的に評価を受ける素地は十分あると思われた。
この映画を観て、私もどれくらい生きていられるかわからないが、精一杯生きてみたいと思った。
歌舞伎の悪魔
圧倒的な素晴らしい映画だった
ポップコーン食べれない!
ポップコーンを食べることができないほどに物語に吸い込まれそうだった。本当に綺麗だし日本だからこそできた作品だと思う。難しいとこが多々あるが後々わかる!馬鹿な私でも理解できた!とにかくきれいだなとかもうとにかくみたらわかる!!
胸が締め付けられるようなお初の言い回しに、自然と涙が出た
初めて、食い入るように吉沢亮の演技を見た。何かが乗り移ったようにしか思えない、その表情ひとつひとつから目が離せなくなった。
実際に歌舞伎を観劇したことはないけれど(狂言しか見たことなし)、ピーンと張りつめた緊張感が怖いくらい伝わってきて、観ているこちらも手に汗握る思いに駆られる。
吉沢亮の底力を見せられた気がする。
渡辺謙の演技も鬼気迫るものがあった。最後の舞台で見せた、舞台に対する執念、繰り返す息子の名前…さすが渡辺謙。
長めの映画だが、全く時間を感じさせなかった。
歴史に名を残す邦画
この世ならざる世界を垣間見せてくれる映画
歌舞伎ってすげぇって思った 96点
全1777件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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