国宝のレビュー・感想・評価
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友情 努力 血統
予告見て気になっていたけど3時間の上映時間に中々行く気になれなかったけどジワジワとクチコミの広まりで評価がかなり高く余計に気になったので見に行ってきました
3時間もあったけどあっという間に感じたし、舞台のシーンは音が映画館じゃないと迫力出ないなーと思いました これ後で配信で見ても感動は薄れちゃうかも・・
ネットフリックスとかの配信ドラマで数話分作れそうな濃さというか人生でしたね
結構ストーリーはジャンプっぽくてわかりやすくて良かったです
けど・・・主人公の転落からの復活がはえーなと(笑)
人生すべてをささげても結局血統かーい!なら悪魔に魂売ってでも突き進まないといけないってのか
吉沢亮 横浜流星二人ともかっこいいー 白塗りの時はどっちがどっちかあんま分からない・・ けど生い立ちとかちょこちょこ対比になっているのもよかった
説明シーンがそんなにないのも良かった セリフもそんなに多くはないんだけど一つ一つがかみしめて伝わってくる感じでしたな
出ている役者みんなよかった ドキュメンタリー見てるみたいでした
歌舞伎とかチンプンカンプンでしたが見てなんとなくわかるのでそこらへんは大丈夫かも
これどこら辺がPG12に引っかかったのか ちょっとエロイところ? そこらへんはよくわからんでした
ぜひ映画館で!
人生を考えさせられる
無理やり惹き込まれた感
純粋に面白かった。
出演している俳優が好きなわけでも
歌舞伎が好きなわけでもないので、
正直寝ないかが1番心配だった。
が、全く退屈せず3時間が経過した。
映像作品としてそれ自体が凄いな、
というのが第一の感想。
ただ人間ドラマというのも個人的には正直ハマらないジャンルで、
物語を通して自分になにかが刺さったものや、共感したものがあるわけでもない。
つまり裏を返すと、その中でもこの長時間退屈させなかったナニカがあるわけで、
思い返してみて感じるソレは、(月並みだが)「役者の演技力」、それに尽きる気がする。
歌舞伎役者という難易度が高いある種「高度な縛り」があるなかで、よくもまぁここまで表現できるなと。それも謂わば即席で。
具体的には歌舞伎演技中の目線、顔の角度、声色、手の角度や、そうでないときの演技の特性など、
ただ感心しながら映画を見ていた。
(いや、「演技」を見ていたという表現のほうが正しい?)
ただ実際は物語に引き込まれていたと思う側面もある。
というのも物語の序盤の田中泯や渡辺謙による歌舞伎稽古のシーンにより、
やたら「歌舞伎の演技」自体に惹き込まれる″鑑賞者の自分″が造られてしまったから。
そういう意味では俳優陣の演技力もさながらに、うまく作られた映画だなと。
物語のタイトル「国宝」の意味を思料して楽しめる部分もあるとは思うし、
なんだかメタ的な感想になってしまったけれども、とにかく自分の趣味とはかなり異なるのに、不思議な満足感を与えてくれた作品。
唯一、変なところでの映像画角のブレが気になったのと、個人的に物語に″創作感″を若干強く感じたので、それで-0.5。
演技は素晴らしいけど、ストーリー後半は蛇足
ホントに演技は素晴らしい。主役2人もすごいし、脇を固める人達も上手いけど、田中泯が凄すぎる。演技を観るだけでも観る価値はあったと思う。
衣装も舞台も素晴らしい。
でも、映画全体としては絶賛されるほどかな〜?テーマは月並み。というか、もっと深みのあるテーマも語れそうなのに、そこが落としどころかぁと思ってがっかりだった。
芸術家は周囲の人間を犠牲にしても最後は許されるって…まだそんなこと言ってんの?歌舞伎役者だろうが、人間国宝だろうが、ひどい男はひどい男だし、ひどい親はひどい親だよ。
そこまでのストーリーも、血縁うんぬんうるさい世界なら、周りの大人がもうちょっとうまくやってやれよって気がして。必然的にそうなったっていうより、無理に盛り上げてる感じがして冷めてしまった。長いスバンで描いたことで、ストーリーが浅くなってしまったのかもしれない。
主役2人の葛藤はホントに凄くいいのに。青年期までにして、もっと深く描くことはできなかったのかな。
役者さん方の演技に思いを馳せてしまいます…。
映画を観終わった後、まず思ったことは
「役者さん方のこの演技を観ることが出来て幸せだ」でした。
元々演技に定評のある俳優さん女優さん方。
私はファンと呼べる程ではありませんが、大好きな方ばかりでした。
作品も演技も評判がとても高いですし、凄いものが見られるのだろうとは思っていましたが、
す……凄すぎるだろ……………。
今まで何作品も見てきた俳優さん方でしたが、皆さん初めて見る顔をしていました。
演技だけでもチケ代安いわ!と思うくらい。
なんなら私はこの人達の演技を観に来たんだなと感じました。
ストーリーは理解できる面と理解できない面が半々くらいでした。
長いなとは思いませんでしたが、
己の体調次第で感想が変わりそうだなと思いました。
泣けはしなかったですが、熱い演技には来るものがありました。
やっぱり俳優さん方の凄さなんだよな…。
私は役者を目指していた時期がありました。
役を考えれば考えるほど、
自分の演技と向き合い突き詰めるほど、
深く辛く苦しくなるのが役者というものだと思っています。
時代背景は違くとも、感情としてはリアルだと思いました。
彼らがしたことは置いといて…ですけど。
あと、(若干ネタバレ…?)
確か1964年から始まりましたよね…?65年でしたっけ…?
東京オリンピックの時代から始まるのがなんとも考え深かったです。
それから、
歌舞伎は観たことが無いのですが、観に行きたいと興味を持つ機会をいただけたことも嬉しかったです。
「めっちゃ面白い!」「分かりやすいストーリー性」
な作品ではありませんが、
「この作品を映画館で観れて良かった」と思える作品でした。
懐石料理をいただいた後のような満足感
ハマらなかった
映像、音、歌舞伎の舞台という素晴らしさは十分に表現されていて、最初は息を呑んで観ていました。
ただ、ストーリーがやや薄く感じ、また男女の相関図が、ん?と思うほどだらしく進んでいったので、主役2人の苦悩などが薄れて見えてしまった。
昔の天才たちは愛人が多くいるような様子は耳にするので、時代を感じさせるそういったコンセプトなのかもしれないが、苦悩、対立、歌舞伎という世界の大変さなど、美しいものが汚れて見えてしまったと個人的に感じました。(きれい事ばかりじゃないことはわかりますけどね。)
感動的なところばかりじゃないにしても、もう少し別の波乱万丈な描き方ができなかったものかなと感じてしまいました。
日本人でありながら歌舞伎のことはあまり詳しくないので言える立場ではないですが、こういったことを歌舞伎の裏の真実と思われないために、歌舞伎役者の俳優さんたちはあまり多くは出演していないのではないかと思いました。
実際出ていたらフィクションとはわかっているが、リアルに感じて少々イメージがよろしくなくなりそう...
皆さんの評価ほどはハマりませんでしたが、美しい一面もあったので見なくて良かったとは思いません。
一度見たら良いかな。
余韻が抜けない
女形も男形も美しい
吉沢亮の滲み出る感情の表現が素晴らしい!
ヤクザの息子に生まれ、親を早くに亡くし、単身で歌舞伎の世界に入る喜久雄。日本の伝統芸能として、血筋を大事にする世界では、才能があってもー才能があるが故かもしれないー何度も何度も挫折と憤りを味わう。歌舞伎界を追われて、場末のホテルの屋上で舞い踊る姿が、未だ目に焼き付いている。
いろんな苦難を乗り越えて、国宝とまでなるが、突如として内縁の妻との間にもうけた娘がカメラマンとして現れる。一瞬、歩んできた人生、犠牲にした者たち、後悔が頭によぎるが、それがあったこそ今がある、と噛み締める感じが、吉沢亮の演技に現れる。深い!
国宝になったからには後戻りはできない。歌舞伎会を背負い、前に進んむ決意がみなぎるラストは、またもや感極まった。
伝統芸能の血筋は重い
誰のファンでもありませんが…
吉沢亮や横浜流星等のイケメン俳優に対して「かっこいいよねー?」と中高年のおば様がキャーキャー言っているのがうっとおしくてどちらも正直苦手で全く観る気ゼロだったのですが、夫がどうしても観たいと言うのでお付き合いで観賞。結果、とても素晴らしかったです。鬼気迫る黒川想矢、吉沢亮の演技は圧巻。吉沢亮はまさにハマリ役で彼以外にあの妖艶な美しさは出せないでしょう。吉沢さんは主演男優賞、黒川くんは新人賞は確実では?吉田修一×李相日監督の相性の良さも鉄板だし、映像美、エンディングの井口理の歌声すべて相まって完璧な作品となっています。あと、田中泯さんの異彩を放つ存在感に引きこまれ、森七菜のベッドシーンがさらっとあったのにはちょっとびっくりしました。ストーリーは、血族でないものが代役、そして上方歌舞伎一門の跡を継ぐ、のエピソードになんだか片岡愛之助を連想してしまいました。
きくお子役さんの顔から横浜さんがきくおかと。
圧倒的な美しさ
国宝
不器用な男の子
良いところ
不器用な男同士の強い友情
歌舞伎の良さが伝わる
?なところ
誰かが亡くなる度になんか起こるのは都合がいいような
3時間弱の長編ながら合間に挟まる、と言うかしっかりと歌舞伎の演目が披露されるので惹きつけられるので長く感じなかった。なにより1番の見せ場だけをみせてくれるので、しっかり歌舞伎を堪能したような満足感と裏方から見た表現者の緊張感がすごく心地よい。あれは観客というよりも関係者の応援する目線になってた。歌舞伎を見たくなった、という時点でこの映画は成功していると思う。
父親、師匠、女型、友がそれぞれ亡くなる度に誰かの人生が変わっていく、のだけどなんか劇的過ぎて都合がいいイベントにしか見えなくなってた。それぞれに必然性も理由もあるのは分かるけどね。
ところでホテルの舞台裏に来た連中はほぼ純粋に犯罪なんだけどあのホテル大丈夫か?あと酔っ払ってロクでもないことやる人間は酒のせいではなくただそう言う人間なだけ。
音楽と語り、技芸
大河ドラマのような映画でした。
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