劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全1368件中、501~520件目を表示

3.5男の色気

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

吉沢亮の宣材写真が色気あるのと、高畑充希が好きなので、どんな恋愛コンビになるかたのしみに観た。それと、評判よいので、3時間近い上映時間に躊躇したものの、後押しになった。

さて、吉沢亮はきれいなお顔で女役の歌舞伎には適役ですね。中性的な顔立ちだから、男のゴツゴツ感がないので、ピッタリ。横浜流星はNHK大河ドラマ並みの人の良さが滲みてていたものの、いいとこのお坊ちゃんという世間知らずなにありがちな無邪気な鈍感さが感じられないだけに、ちょっと物足りない感じもした(よく世間知ってる感じが出てしまっていた)。

それにしても、この二人の男優の掛け合いは色気あり、男気あり、恋愛あり(少しだけ吉沢亮と恋人とのベッドシーンもあり)で、見応えはあったかな。特に観客女性多いのは納得の内容でした。

但し、歌舞伎の映像シーンが長いので、冗長さがあったのは否めない。歌舞伎のシーンは圧倒されるとはいえど、それを観にきたわけではないので・・・。それよりも、もっとドロドロした主人公の生い立ち、男同士の葛藤、それをもっと深堀したシーンが欲しかった。任侠上がりの吉沢にもっとキレたら怖い感じのナイフのような危なさをもった感じたかった(ちょっと求めすぎですが・・・)。高畑充希は安定だったけど、森七菜はかわいらしくてちょっとしたベッドシーンもよかったです。

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菜野 灯

3.5歌舞伎を包括的に描こうとし過ぎか、中途半端に感じた

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

この作品は、歌舞伎という芸そのものの奥深さや美しさ、習得の困難さだけではなく、その世界特有の慣例や習わしも描くなど包括的に描かれているが、それには歌舞伎の世界が深すぎるのか、どこか全体的に中途半端になってしまった印象である。

歌舞伎を鑑賞したことがない自分にとって、本作は歌舞伎の世界を垣間見るだけでなく、実際の生の歌舞伎を観ているような体験で、面白いと感じた。またその稽古シーンも、その道を極めしものだからこそ分かる所作の違いや感覚について描かれ、いかに奥深い世界かを分からせてくれる。

一方で、物語が展開するにつれて次第に飽きてきた部分もあり、それは歌舞伎の演目自体に飽きたのではなく、物語展開に飽きてしまったのかもしれない。例えば、喜久雄は任侠の一門として描く意味はなんだったのだろうか。この物語の一つの大きな要素として「歌舞伎の血筋ではない」ことからの排除があるが、であれば別に任侠の一門である必要はなく、前半に任侠シーンを挟んだ割にはそれが後半活かしてくるのは一瞬スキャンダルがあったくらいであまり意味があるように感じなかった。また、俊介が失踪したり復帰するあたりもなんか雑に感じてしまった。それでか、集中を保てず後半は時間が長く感じてしまった。個人的には歌舞伎の中でもテーマをもう少し絞って、芸の習得に絞るか、あるいその慣例慣わしに絞るか、したほうがより深い作品となったように感じる。

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にち

3.5高評価すぎることがよくわからない‥

2025年7月6日
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3時間あっという間に過ぎ、
ずっと目が離せなかった。

各俳優さんたちの演技も最高。
ほんとに吉沢亮が演じてるのか!?と驚いた。

幼少期から50年近くほどの
長い人生をその人生の波を深く感じた。
時代と流れを映画の中で感じれるのは
見どころなのかとおもう。

濡れシーンもスッとはいってきた
濡れシーンの汚さで映画がだめになるなと
おもうことがあったが、濡れシーンも綺麗だった。

何より、歌舞伎を見にきた気分になり
新感覚の映画だった。

だが、とても高評価だったため
期待を持ち過ぎたのか、、
ストーリーとしてはありきたりな気がした。

日曜日のお昼、広い劇場が満席でした笑

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ふうか

3.0「血」か「芸」か。

2025年7月6日
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吉沢亮と横浜流星の演技への熱量と歌舞伎の映像美はとても良かったですが、登場人物の心理描写が浅くて、なかなか感情移入ができませんでした。
2人のライバル関係や父子の相克、高畑充希演じる春江との三角関係など縦横の関係性をもっとフカボリしてもらいたかったです。主演の2人が仲良すぎるのもやや気になりました。海外進出を狙っているのでしょう、歌舞伎のシーンが多くいれたため、その弊害は致し方ないですが。
吉沢亮が初舞台で緊張で震えながら、横浜流星に向かって、「おまえの『血』をごくごく飲みたい」。
あのセリフは痺れました。

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ねじまき鳥

5.0魂が震える大傑作

2025年7月6日
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悲しい

興奮

歌舞伎という舞台の世界に取り憑かれ、人生の全てを捧げた男の半生。
苦悩と挫折、幾多の悲しみと反感を背負いながら、それでも演技を続ける姿はもはや狂気。

静かな場面でも、たとえ台詞がなくてもスクリーンから伝わってくる圧倒的な気迫と熱量に何度も鳥肌が立ちました。

この物語を描き切るにはハッキリ言って3時間では足りないのだろうと感じましたが、邦画においてのヒューマンドラマとしては間違いなく最高峰の作品ではないでしょうか。

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びぃあぃじぃ

5.0三時間という長さに躊躇せず見てほしい

2025年7月6日
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3時間か〜気になるけど見れるかな〜寝ちゃわないかな〜というのがとてつもない杞憂に終わった作品でした。

ぜひ!見てください!

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マリア

4.0圧巻の演舞

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

人生楽ありゃ苦もあるさ
水戸黄門の歌さながらにアップダウンの激しい主人公達
始めは共にしていた運命が
シーソーゲームのように入れ替わる展開に
少々鼻白らむところもあるが
想像を絶する稽古を積んだのだろう
子役から大人まで 圧巻の演舞を見せられて
3時間があっという間に過ぎ
退屈することはなかった

終演後、日本の映画館では珍しく拍手が鳴った

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maki

5.0全てが見事

2025年7月6日
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まりに美しく
あまりに恐ろしく
夢のような
悪夢のような…

狂おしいばかりの美しい舞
今もあの舞台で舞い続ける
言葉はいらない

それでも輝かしい光の奥には
喜びも苦しみも哀しみも
奢りも妬みも憎しみも
生身の人間の業が渦巻く

芸に身を委ね、芸こそが生
幸せか不幸かさえわからない
それこそが歌舞伎役者ではなく
役者が演じた理由か
吉沢亮、横浜流星、渡辺謙、田中泯、
彼らを愛した女優陣
映像美
全てが見事

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okuxxy

4.0歌舞伎素人の

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

歌舞伎素人の私でも楽しめました。歌舞伎ファンならもっと面白かっただろうとの意見もありますが歌舞伎の美しさや業界を新鮮に視れたのは初心者だったからで三時間あっというまでした。一般受けする歌舞伎を正面から描いた映画はもうこれ以上は出来ないのではないかと思えました。

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syouganeko

5.0国宝

2025年7月6日
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この時代によく製作でたと思う
すべての関係者に感謝

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manhattan19

4.0最後の光景

2025年7月6日
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泣ける

知的

幸せ

歌舞伎の悪魔と契約し歌舞伎の神が微笑む映画。簡単に言うと芸のためなら女房も泣かす🎵の歌の通りに生きたらこうなりますよって事かなぁ。最後の光景が見たくて歌舞伎の悪魔と契約したんでしょうが、一般ピープルの私がそんな事怖くてできるはずもなく、だからこそ最後の風景を見る主人公に共感するんでしょう。普通の人は見た事ないんですからね。

完全なる勝者や完遂者だけが見る世界。どうなんでしょうかねぇ。私はクーラーの効いた6畳の部屋でエヤコン温度を24度の微妙な温度に保ちながら、自分で作った麦茶をすすりながら安心安全に暮らしたいですね。

PS:少し考えを整理しているときに思った事。あの光の先、それはかつて父親の宴で演技を披露した時に戻るって事かも。最高点に達してみた風景は初心って事でしょう。

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おにっち弐号

4.0評判通り良い作品

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

一人の少年が才能を見出されて歌舞伎の世界に入り、頂点を極めるまでの人生を描いた作品。ちょっと長かったけど、途中でダレることはない。評判通り良い作品でした。
歌舞伎をしっかり観たことはないが面白そうだなと感じた。
吉沢亮、横浜流星、田中泯の演技が素晴らしかった。特に曾根崎心中のシーンは圧巻の演技でした。

世襲と聞くとネガティブな印象を受けるが、先祖代々受け継がれた芸が血筋に沁み込んでいるというのは、大一番に臨むときは大きな助けになる。その世界の中で生まれ育ち、物心ついた時から両親を含めて周りから自然に知識が入る環境というのは大切なことなのかも。
自由であるべきと思うが、特殊な世界の存在も肯定されるべきかな。

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koji

4.0精進する、その美しさ。すべてを蹴散らして。

2025年7月6日
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泣ける

悲しい

難しい

映画「国宝」を観てきました。ネットでの評判も、メディアの取り上げ方もすごくて、ちょっとそれに引っ張られたかな。もうネタバレで書いてもいいと思うけど、心理描写という意味ではちょっと物足りなかった。歌舞伎界という特殊な技能集団、世襲制が色濃く残る世界での主人公たちの葛藤と、取り巻く女性たちのそれぞれの生き様。難しく、切なかった。歌舞伎という芸の美しさがそれを増幅させる。

喜久雄は結局誰も信じていないし、誰も愛していないよね?その分、芸に愛されたかというとそうでもない。誰かを傷つけながら名声を勝ち取った、などといわれても彼に実感はないだろう。ただ次の高みを観たかったんだ。最後の彼が見た風景、それはゴールなんかじゃない。奇しくも人間国宝たるお手本、万菊がいるじゃないか。もっともっと先がある。それが無でも地獄でも、なんだっていいんです。それに魅入られたものだけが手にできる風景。精進するしかないんだよ。すべてを蹴散らして。

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umineko

4.0感動した!と素直に言える映画です

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

斬新

【後日書き足し 第1弾 】
 この人ここに欲しいなって場面に
それぞれのキャストがぴったりとはまる、
そんな映画でした。
 まずは主演の吉澤亮、横浜流星については、
本当に短い期間で、歌舞伎の所作を表現するまでに鍛錬し、
学んだ姿勢はすごいことだった、と思う。
歌舞伎そのものはほぼ知らないが、そんな私が、歌舞伎が
どのような社会で作られ、演じられているか、少しだけ
見せてもらったような気がする。
 この映画により、本物の歌舞伎を舞台で見てみたい、
と思った人も少なからずいるのではないか、
私は本物を見たい、というくらい作品の世界に引き込まれた。
「鷺娘」の舞は、“神がかった演技”と評価する向きもあるようで、
 二人のインタビューや感想を聞いても、
吉澤は、歌舞伎の世界を知らない自分だからこそ表現し、
届けられるものがあるのではと思って取り組んだとのこと。
また、横浜は演技に「命を込める」ということをこの作品を
通して学んだ、ということを話している。個人的には、
流星は空手の有段者だけあって、暴力的なシーンは作り物でない、
本物感があって特に素晴らしい出来だと思う。
殴っても、殴られてもそのシーンはものすごい迫力だ。
 監督の李相日は「演出は支配ではなく、委ねること」
と話しており、2人を「生かし切る」準備をし、演出は邪魔しない、
という姿勢で望んだ、と話している。
確かに、吉澤、横浜の二人らしさが、演技の中でも十分表現され、
演武の中でもそれが生かされている。
 2代目半二郎を演じる渡辺兼はこの映画そのものの価値を
さらに高める演技をした。特に歌舞伎の所作は、
「本物ではないか」と思える中にも重厚な演技で魅了した。
吐血シーンは、観客から本当に倒れたのでは、と思えるほど
ため息が漏れていたほど。
 高畑充希、森七菜はそれぞれ主演の二人を支える恋人として、
高畑は喜久雄と共に歩んできた過去を捨てて、俊介の家出について行く
その場面は、女心の複雑な一面を最大限表現した。
 森七菜は、俊介に憧れた少女が成長し、俊介を陰から支える
透明感のある演技は見事にはまっていた。ここでも彼女の
個性が生かされ、他にこの役を演じる女優はいない、
と思わせる演技だった。
 三浦雄大の演じる竹野は、興行主の2代目としてずっと
二人を見つめ、あるときは冷酷にその評価をする役柄。
 ここでも、三浦の個性を見事に引き出し、本物の興行主
「らしさ」を感じることができた。

 最後に自身が人間国宝の称号を受ける時、
背負ってきた過去と葛藤と挫折を深く知り、
それを知った上で祝福してくれる人が
誰もいない、っていう事実も。

 褒章を受けるってそういうことだな、
とも考えさせられました。

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さ~さん

4.0ストーリーも良かった

2025年7月6日
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驚く

斬新

なぜ、これ程評価される映画かと思ってました。
多分、歌舞伎の美しさを表現されたもので、その筋が好きな人達からの人気だと思ってました。
しかし、最初のヤクザの抗争から始まる展開にビックリ、ラストの主人公が「自分の人生、これで良かったのかな?」という表情がなんとも言えませんでした。
映像と、女形の美しさ、そしてストーリーの良さで評価される映画ですね😀

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頑張れ福浦

5.0血筋とは因果の道理

2025年7月6日
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これは間違いなく傑作である。近年、ここまで完成度の高い作品が他にあっただろうか。原作、脚本、映像、構成、そして俳優たちの演技。どれを取っても一級品だ。中でも注目すべきは、全体の構成が極めて巧みに練られている点である。

この映画の根幹を成すテーマは「血」。血筋に寄り添い、あるいは抗いながら、生き抜こうとする人々の姿を描いている。そしてその奥底には、「日本人とは何か」「我が国のアイデンティティとは何か」という問いが静かに流れている。それを李相日監督は驚くほど丹念に、深く掘り下げて描き切った。まさに圧巻だ。

物語の中心には二人の青年がいる。

ひとりは、喜久雄(吉沢亮)。彼は血筋の外から梨園に飛び込み、背中には恩義を忘れずに生きる“ミミズク”の刺青を背負っている。類まれなる才能を持ちながら、結局は「血」という逃れがたい運命に打ちのめされる。
それでも彼は、恩に報い、芸に生き抜こうとする。その姿は痛々しくも美しい。

もうひとりは、俊介(横浜流星)。歌舞伎の名門に生まれながら、血筋に支えられることもなく、むしろその重みに苦しむ青年である。恵まれない才能を、それでも芸の道で磨こうと、愚直に、必死にもがく。

この対照的な二人の生き方が交錯し、共鳴しながら展開していく。どん底に落ちてもなお、泥水をすすってでも這い上がろうとする志の姿が、胸を熱くさせる。

作品全体は歌舞伎の演目によって構成されている。前半と後半で同じ演目をあえて繰り返し見せることで、その中に二人の変化と人生が丁寧に織り込まれていく。こうした演出は、緻密な構成の妙と言えるだろう。

特に印象的なのが、田中泯が演じる名優・万菊による「鷺娘」の舞いである。
鷺の精が人間に恋し、その苦しみと喜び、そして恋が破れた後に堕ちていく地獄を描いたこの演目。その妖しく、美しい舞いに魅了される少年の喜久雄と俊介。この一幕が、やがて彼ら自身の人生を象徴するかのように重なっていく。

鷺の精は人間にはなれない。それと同じように、喜久雄には血筋がない。俊介には才能がない。彼らはどちらも、梨園という世界において「欠けたもの」を抱えた存在だった。しかし、だからこそ光るものがある。
この物語は、歌舞伎という芸の世界を通じて、彼らの人としてのあり方、そのものを描いている。

物語のラスト。恩を忘れぬミミズクを背中に背負った喜久雄が、「鷺娘」の舞台に立つ。そのとき彼の目に映ったもの。それは、血筋や因果、業といった逃れがたいものを超えた、そのさらに先に広がる、言葉では捉えきれない風景だったのかもしれない。ただ静かに、ただ深く、その舞台の上に、すべてが昇華されていた。人生そのものを使い、梨園への恩を捧げた姿が美しい。

この作品に収まりきらない魅力がある。語っても語り尽くせない奥行き。見終わった直後、思わず呟いた一言がすべてを表していた。

「これは傑作だ。」

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103

4.0人間国宝

2025年7月6日
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泣ける

興奮

斬新

全てにスポットライトの当たった順風満帆な人生ではなかった
苦境・困難これらが人生にスパイスを与えるなんて戯言
当の本人にしか言えないだろう

人間国宝とはどう在った者なのか
見せつけられた衝撃さがそこにはあった

歌舞伎なんて知らねぇみたいな若者だけど
一瞬昔にタイムスリップしたような
歌舞伎って面白い、怖い、現実離れしている美しさ
全てに引き込まれた自分がいた
私も一緒に我を忘れて
手のひらが熱くなるような拍手をしたくなった

作品を包み込む主題歌『Luminance』
史上最高の幕引きだった。

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みそのぐ

5.0これは人生ベスト5入り!

2025年7月6日
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鑑賞方法:映画館

公開前から気になっていた作品。忙しい日々が続き、なかなか観に行く暇が取れなかったけれど、世間の評価がどんどん上がっていったこともあって何とか時間作って鑑賞することに。
いや、これは…無理矢理でも時間作って観に行った甲斐がある超良作でした。
昨今、ストーリー展開勝負や豪華CG勝負、俳優の演技勝負など色々なジャンルの映画があるように感じていますが…
この作品はワンカット毎に演技、BGM、映像角度など総合的に見て、非常に美しい作品に仕上がっていたように感じます。多分、色々な映画を観ている人ほどその美しさを感じれるように思います。私が観た作品の中では「生きる Living」が最も近いでしょうか。あの作品は静かさを主体とした美しさがありましたが、こちらは生命力溢れる美しさがありました。
鑑賞中、鳥肌が立つシーンが4,5回くらいありました。特に終盤はずっとゾクゾクしていたような…
世間の高評価も納得の作品でした。

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ヂャッキー

5.0女形の美しいさったら…

2025年7月5日
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おばちゃんの推しの一人は吉沢亮君よぉ。
国宝では彼の役者魂を見せられたゎ。
ただのハンサム、国宝級イケメンだけじゃなく、もはや彼は国宝級俳優だゎ。
渾身の鷺娘美しかったゎ。

残念な事におばちゃん歌舞伎のこたぁとんと分からないゎ。
おばちゃんが知ってる歌舞伎はスキャンダルの情報ばかりだゎ。

ただ、
昔「夜叉ヶ池」っていう映画の坂東玉三郎さんのこの世のものとは思えない美しさに
誰?となって初めて歌舞伎役者の女形というのを知ったゎ。あの時の衝撃は今でも覚えてるゎ。

今回国宝で、田中泯さんの小野川万菊に目を奪われたゎ。俳優としてダンサーとしての美しい所作、登場するたび、目で追ってたゎ。

くぁー、コレからおばちゃん持てるスマホの機能使って【梨園の世界】へレッツラゴーだゎー。

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Angie

5.0作品に掛ける芝居の本質を感じられる作品

2025年7月5日
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鑑賞方法:映画館

原作漫画版を1巻読み興味をもった為、本日観てまいりました。
歌舞伎について何も知らない状態でしたが、吉沢亮、横浜流星両氏の
演技、特に目の演技について惹き込まれた作品です。
何年も歌舞伎を職業として過ごしてきた年月を感じるほどの
人生=歌舞伎という感じでした。
舞台をみる観客の感動が画面越しに伝わってくるのってなかなかない体験でした。
ストーリー結構入るのむずかしいです。
歌舞伎について少し勉強して、再度観に行きたいと思います。
未体験の方はぜひ一度みて、知りたいと思えるかどうかを試してみてください。

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まさのり
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