劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2259件中、181~200件目を表示

4.5圧倒的な凄みと美しさ

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

歌舞伎のシーンはもちろん、冒頭のシーンも
雰囲気に圧倒されました。

わたしは、歌舞伎については素人なので
分からない表現や言葉は多くあり、歌舞伎の中身を知っていたら
より楽しめたのかなとも思いました。

ただ、その懸念を越える映像の美しさや
役者の方々の演技の迫力に圧倒されました。
歌舞伎に出演しているシーンは使われている道具も繊細で職人のプロ意識が伝わってきます。
女形になる化粧をしているのも
自分でやってるんだなっていうのが驚きでした。
声の出し方や修行の描写でも、身を粉にして真摯に向き合うカッコ良さが写されてました。

大きなスクリーンで、映像の美しさ
人が作り出す芸術の強さを体験いただくのがおすすめです。

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安田晃大@元高校球児の歴史好きエンジニア

5.0邦画史上最高傑作まである

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

驚く

余りに話題なので見に行きました。
3時間があっという間。
歌舞伎のシーンはいつまでも見ていられます。映像、音楽ともに素晴らしい。
ドラマパートもテンポよく、中だるみがありません。
驚くべきは主役2名の芝居です。どの程度の稽古期間だったのかはわかりませんが、見事な女形を演じています。本職と見まがうばかりです。
歌舞伎界の狂気や裏面も描き、画面の緊張感もこの映画の魅力です。
これは邦画史上最高傑作まである、そう思わせる作品でした。

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JustOneVictory

3.5主演二人の壮絶な演技は特筆すべき。だが

2025年9月25日
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前評判が高くて、やっと3ヶ月遅れで鑑賞。
吉沢亮、横浜流星の二人の舞台は掛け値なしで凄い。
撮影もピカイチ!日本アカデミー撮影賞はかたいだろう。劇伴も悪くない。
なのに感情移入はできず…。理由は映画を観ているうちに「吉沢亮と横浜流星すげえなぁ!どんだけ練習したんだろ」の視点に入って素直に映画の世界に没入できなかった。
加えて、演技や撮影はものすごくハイレベルな割に、音効が平凡だったことも冷めてしまった理由の一つか。
あと、歌舞伎演目の題名をテロップで出すのは蛇足。

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GAJI

5.0歴史に残る

2025年9月25日
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知的

斬新

ドキドキ

この映画は、日本の映画史に残る傑作だと思う。

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カント

5.0総合芸術としての日本映画の最高峰

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

まさに「国宝」

脚本良し、撮影は美しく、音楽も秀逸、編集がまた最高でエンドクレジットの井口理さんの歌まで完璧な作り。
3時間はあっという間で長さを全く感じない。
あの原作をよくこの3時間にまとめたと思う。
(原作には原作の良さ、映画には映画の良さがある)
総合芸術としての日本映画の最高峰だと思う。
李監督恐るべし。

キャストも素晴らしい。
全員適役。
特に吉沢亮さん、横浜流星さん、田中泯さん、寺島しのぶさんには圧倒される。
強いて(あくまでも強いて)言えば渡辺謙さんに「曽根崎心中」のお初は厳しいのではと思うくらい(見てみたかった気もする…)。

この映画を作って下さった全ての方々に感謝したい。

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Ruby

3.0役者の業

2025年9月24日
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単純

役者ものって、最終的に「役者って業が深いね」にいきついちゃうのね。
ガラスの仮面しかり。うーん・・・
別に長嶋茂雄みたいなあっけらかんとした役者がいたっていいじゃない。

私、若い時お芝居やってたんだけど、だからか逆にお話に入り込めなかった。
演技ってはっきりした尺度がないんですよね。
早いボール投げられるとか、点数王とか、4回転ジャンプ跳べるからすごいとか。
営業成績がいいとか、高く買ってもらえる絵を描けるからすごいとかみたいな。
だから、演技のためにどこまで人間を捨てられるか、どこまで役に入り込めるかみたいな根性論、精神論に陥りがち。役者バカが称賛されがち。
でも人間としてやっぱりそれちがう。歌舞伎役者、奔放に遊びがちだけどそれちがう。
何が違うんだって言われてもうまく言えないけどそれちがう。まず人並でいようよ。
だからかなあ、全然入り込めなかった。

ナウシカ歌舞伎くらいしか見たことないけど、歌舞伎シーンはよかったと思う。
少なくとも全く素人っぽく見えなかった。
歌舞伎の音楽に映画の音楽かぶせるのはやめてほしい。もっと歌舞伎に集中したかったぞ。
なんなら人間ドラマもっと減らして歌舞伎の尺増やしてもよかったと思う。ガラスの仮面の二人の王女のところくらいに。

吉沢亮が最後の方で一回だけ男役をやるんですが、女が男装してるようにしか見えなかった。マジ女顔。

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ゼリィ

3.0途中から置いてけぼり

2025年9月24日
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Futti-

4.5ある種のホラー映画であり、ある種の悲劇的恋愛ものでもある

2025年9月24日
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悲しい

怖い

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M.N

5.0真剣な取り組みは必ず答えてくれる

2025年9月24日
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泣ける

興奮

知的

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ガッチャン

5.0人生

2025年9月24日
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泣ける

悲しい

楽しい

しばらく席を立ち上がれないほどに感動
それぞれの俳優人生をかけた大傑作
このような映画を作った全ての方々に尊敬と感謝を送ります。特に吉沢亮さん最高でした。

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みしゅ

5.0吉沢亮=国宝

2025年9月24日
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悲しい

楽しい

ドキドキ

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あやや

4.5報われぬ覚悟の美学

2025年9月24日
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歌舞伎という閉じた世界を題材にしながら、芸術と人間の宿命を描いた力作。長崎に生まれ育った青年が、血縁のしがらみもない名門に身を寄せ、やがて人間国宝と呼ばれる境地に至るまでを3時間近くにわたって描くのは、近年の邦画として異例の挑戦。公開初週こそ空席が目立ったが、口コミが観客を呼び込み、2003年公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」以来、実写の邦画作品としては22年ぶりに興行収入100億円を突破した。内容が評価されて伸びていく実写邦画は久しくなかっただけに、観客の支持が数字に直結するという原点を見せつけられた格好だ。

では、なぜこれほどまでに支持されたのか。ひとつには、俳優陣の演技が作品の重厚さを支えている点が大きい。吉沢亮の鬼気迫る表情、横浜流星の葛藤に揺れる佇まい、渡辺謙の圧倒的存在感――舞台芸術の緊張感を映画という媒体に落とし込む力量は特筆に値する。観客は「虚構の中の虚構」である歌舞伎の演目をスクリーン越しに覗きながら、それが同時に役者たち自身の人生の断面でもあることに気づく。その入れ子構造が、単なる芸道ものを超えて、普遍的な人間の営みへと昇華している。

ただし、手放しで絶賛するのは容易だが、いくつか課題も浮かぶ。まず尺の長さである。175分という長尺は、観客に緊張感と没入を与える一方で、中盤の展開の冗長さや説明不足を助長している。原作小説で描かれた人間関係や背景が端折られたために、感情移入できずに置いていかれる観客も少なくない。また、歌舞伎という文化的素養が前提になっているため、芸能に馴染みの薄い層には難解に映る場面もある。興行的な成功と裏腹に、作品の門戸は決して広くはない。

一方で、この映画が日本の労働観や組織観とも地続きである点に注目したい。芸道にすべてを捧げるという姿は、サラリーマン社会における「会社人間」の宿命と重なる。血筋や序列に翻弄され、時に不条理に打ちのめされながらも、信じる道を突き進む。報われる保証もなく、それでも積み重ねを辞めない。その姿勢が、芸の世界でもビジネスの世界でも共感を呼ぶの。『国宝』が単なる歌舞伎映画の枠を超えて社会的な広がりを持ち得たのは、観客一人ひとりがそこに自分の姿を重ねられたからではないだろうか。

総じて、『国宝』は2025年を代表する邦画となる可能性を秘めている。日本アカデミー賞での受賞も視野に入り、海外映画祭での評価も期待できる。課題を抱えつつも、それを凌駕する熱量とテーマ性がある。芸術とは何か、人間とは何か――その根源的な問いを正面から観客に投げかける勇気を持った映画が、ここまで多くの人の心を動かしている事実自体が、この国の文化にとって大きな意味を持つのではないか。

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こひくき

4.01年半の厳しい練習に耐えてこその美しさ

2025年9月24日
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驚く

斬新

歌舞伎シーンの美しさは、彼らの必死の努力があってこそ、歌舞伎の持つ元来の美しさ、映画技術と相まって表現出来たと思います。?子供の頃から稽古と舞台出演をしている本業の歌舞伎役者さんに踊りが劣るのは当たり前ですが、映画としての演技と容貌を含む役のイメージ、歌舞伎表現の総合評価で見れば、これ以上のキャストはないと思います。
ドラマ展開も面白いです。
ただ「悪魔に魂を売らないと芸だけで血筋の無いものはトップに立てない」と言う世界観は、私の世界観とは違うので後味が悪くて星一つ減りました。
日本人が歌舞伎という素晴らしい伝統文化を持ちながら、歌舞伎を見た経験も、歌舞伎への関心もなく、宝の持ち腐れだったのが、この映画を観て、自国が素晴らしい伝統文化を持っていることに気付いたことはこの映画の何よりの功績だと思います。

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まりまり

2.5うん。え。そんなに?

2025年9月24日
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驚く

斬新

ネットの評価が高く、楽しみに見に行った映画でした。
正直、あまりストーリーは面白くない。しかし、撮影技術はすごかった。
幼少期からの描写から大人になるまでのストーリーが
鮮明に描かれていてすごいと思う反面、全然ストーリーが浅いからアニメとか内容が凝っている作品が好きな自分には全く刺さらなかった。

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キッズ

4.0民意に流されてみました♪

2025年9月24日
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たび☆びと

3.0評判は良かったので観に行って「これで?」って感想しか思い浮かべませ...

2025年9月23日
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評判は良かったので観に行って「これで?」って感想しか思い浮かべませんでした。普通でしたね。

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シン0627

3.0寝不足で見てはいけない

2025年9月23日
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●印象に残った点

-映像の美しさ

-主演2人、田中泯、黒川想矢、森七菜の演技

-嘘くささが見えない真摯な脚本、美術、エキストラ(観客)

-音楽(歌舞伎のBGM、エンディングテーマとも)

●惜しく感じた点

喜久雄が代役を成功させ、俊介と春江が姿を消すシーンがドラマのハイライトに感じてしまい、その後の紆余曲折を積み重ねてのラストへの到達まで、それを超えるドラマを感じらづらかった。

「この長尺が必要だった」「原作から考えるとむしろ切り過ぎ」というレビューを見てなるほどと思うが、自分にはマイナスに作用したようだ。

喜久雄と俊介の立場がシーソーのように入れ替わりながら進むプロットが予想の範囲を出ず新しい驚きがなく、寝不足もあって後半は眠くなってしまった。体調万全で見ていたらどう感じただろうか。

その中で森七菜のくだり、田中泯のくだり、エンディングテーマは出色だと感じた。

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たも

5.0血と芸の果てに残るもの

2025年9月23日
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悲しい

興奮

驚く

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shin

3.5好みの問題

2025年9月23日
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泣ける

知的

 確かに、映像美と役者の熱演はすごいものがありました。歌舞伎も楽しめます。この映像美だけでも観る価値はあります。ただ、個人的な好みとしては、オチが割れすぎで、そのわりに尺が長すぎた感があります。
 いや、いいんですよ。かなり分かりやすく伏線を回収してくれるので、それは嫌いじゃないです。長尺で飽きが来たかと言うとそうでもないし、必要以上に客に緊張を強いるものでもなかったです。
 でも、「こうなるんだろうなぁ」と思った以上の展開がない。友人からも「あれは見ておけ」と言われてたので、今度、会った時に、一応「大人の対応」をしておこうと思わせる感じでした。

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えんげい

5.0ただただ素晴らしい

2025年9月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

原作は未読
芸の為に全てを捨てて全て掛けた男の一生を描いた男の物語
梨園の外から歌舞伎の世界に入った主人公のサクセスストーリー
喜び、栄光、挫折すべてが詰まっていた

歌舞伎のシーンも見物。歌舞伎の美しさを見事に撮っている
一つ気になったところは3時間近くで長い。少し中弛みを感じた。
それでも見終わった後の満足感は充分超えるが

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