「海外で打って出るのに女性の描き方がマイナスにならなければいいが」国宝 galarinaさんの映画レビュー(感想・評価)
海外で打って出るのに女性の描き方がマイナスにならなければいいが
女性陣の描き方に全然納得行かないが、
歌舞伎シーンがそれらの描かれていないものに対する不満や困惑を凌駕してしまう。
特に繰り返される曽根崎心中の歌舞伎シーンが圧巻。
演目が持つストーリーや悲劇性を作品自体に重ね合わせる作劇が見事。
スクリーンに吸い込まれるような体験は映画館でしか味わえないものだ。
その唯一無二の体験をするべく、多くの人が映画館を訪れているのなら
邦画にもまだまだ可能性があるのだろうと思わされる。
今後の邦画のターニングポイントになるだろう逸品。
しかし公開当時はまさか歴代実写のNo.1になろうとは予想だにしなかった。
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