「取ってつけたような波乱万丈な人生物語」国宝 がさいれさんの映画レビュー(感想・評価)
取ってつけたような波乱万丈な人生物語
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組長の息子の設定にしながら殺された親父の敵討ちシーンが寸前でカット。
ここはすごく消化不良で何で1年後に娑婆にいるのか訳分からなかった。
3時間もかけているのだからもう少し説明してもよかった。
糖尿病で花井半次郎と花井俊介は最終的に亡くなる訳ですが、
花井俊介のいきなり片足切断は不自然すぎる。急に足が壊疽状態になるわけでもなく
親父が糖尿で亡くなっているのだからもう少し気を付ける筈。
遺伝性のある2型糖尿病は生活習慣に問題がある人が多く筋肉バリバリの横浜流星さんがなるには無理がある。リアリティがなさすぎる。
全体の感想として歌舞伎シーンは圧倒的迫力と美しさが感じられ、人間国宝まで行かなくても世襲という壁にぶち当たった半生でもよかった。
取ってつけた浮き沈みの激しい人生物語にしているから3時間もそんなに長く感じなかった。
落ちるとこまで落ちた歌舞伎役者が人間国宝までなるのは無理があるなと感じた。
(歌舞伎を演じている以外は女性を踏み台にしてのし上がって、それが芸の肥やしになっているのかもしらんけど碌な人間ではない)
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