「まわりの異性達とともに」国宝 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
まわりの異性達とともに
上映時間が約3時間なのですが、あっという間でした。
貸し切り的な環境で鑑賞するのが好きなのですが、いまだに映画館が満員で、かなり前の席だったのに両脇に知らない異性が座って、ひじ掛けも使いにくい窮屈なシチュエーションは久しぶりで、それだけでもドキドキしていました。
席に座ったからには、大ヒット映画の醍醐味だと思って覚悟を決め、楽しむことにしました。
~序盤~
BGMに癒されます。音楽のテイストは最後(エンディング)まで一貫していました。
背中の刺青も美しく、喜久雄の父親の最期のシーンも印象的でした。
ティーンズたち、喜久雄(黒川想矢)と俊介(越山敬)の二人が結構可愛いくて、もっと彼らの青春時代を観ていたかったのですが、わりとすぐ大人編になってしまいました。
~大人編~
そうそう、吉沢亮さんと横浜流星さんを観に来たんでした。「ここからが本番だ」と、氣持ちを引き締めなおします。喜久雄(吉沢亮)の名前が東一郎になったり、さらに変わったりします。
喜久雄と春江(高畑充希)のロマンティックなkissの場面は、氣まずさを感じたのもつかの間、長すぎなくて安心しました。
神社で悪魔にお願いしたと言う場面、好きです。
森七菜さん可愛い役で登場した時から、喜久雄と恋仲になりそうな予感した通りになりました。今度の濡れ場が、長いというか激しいというかエロかったです。
喜久雄が妻子いることを隠してるのか、そもそも結婚してなかったのか、避妊しているかどうかなど、頭の中は氣になることが山積みでした。
ちょくちょく数年後になるため飽きません。
短いエピソードを休みなしで続けて連続で観ている感覚です。
~終盤~
伏線回収はありますが、語られていないことがあって、最後まで目が離せませんでした。しかし、結局、いろいろ想像するしかありません。それが2回目の鑑賞をしたくなる理由ですね。
演出も工夫していて良かったです。
エモーショナルな場面がありますが、驚きのほうが勝っていて涙が出ませんでした。私はまだ1回しか観ていません。今作は“2回目が泣ける”と聞きました。次の鑑賞時、泣けたらいいなと思っています。
4時間30分の長尺バージョン(詳細不明ですが、ディレクターズ・カット版?)が氣になります。
Don-chanさま
レビューに書いてないネタの再コメントです😗
長崎で黒川想矢くんの喜久雄と歌舞伎『関の扉』を舞う、幼馴染の徳次は下川恭平さんです。
『ぼくが生きてる、ふたつの世界』で、英語のエンディングソングの歌とレストランのウェイター役で登場しました。
徳次は原作ではキーパーソンなんですが、映画では冒頭の長崎の場面とラストの楽屋暖簾で名前だけ登場します。
『鬼滅の刃 無限城編』のレビューでちょこっと触れましたが、『国宝』の製作幹事は『鬼滅の刃』と同じアニプレックスです。
2作品とも製作委員会にテレビ局を入れない新しい形の映画制作で、日本の歴代興行収入ランキングと劇場動員記録を更新し続けています😙
共感ありがとうございました。時間の長さを感じさせない映画でしたね。私は物語の方は満足できない所もあり、それが4時間半の完全版になったからといって自分が更に感動できるかどうかはわからないと思っていますが、吉沢さんと横浜さんの歌舞伎の部分もだいぶ削られてしまったと聞いてますので、そちらはぜひ観たいです。
共感ありがとうございます。
はっきり言ってディレクターズカットは後出しジャンケンみたいで、気に入りません。ブレラン位しつこくてやっと認知される位ですかね〜。
ニューシネマパラダイスも自分は、最初の公開版が好きです。
Don-chanさま
長文レビューを最後までお読みいただき、共感とコメントをありがとうございました🙂
打ち合わせが終わってスマホをのぞいたら、レビューがアップされてたので、観たばかりかな?の気配を感じつつ、共感ポチしてしまったので、後でまたのぞきに来ますね。
この作品は、2回目、3回目と鑑賞を重ねると、解像度が上がるというか、感覚の深度が増すというか、観客からの見える景色も変わってきます。
映画賞レースが一段落したら、4時間半のディレクターズ・カット版も劇場公開してほしいですよね🫡
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