「過大」国宝 てんさんさんさんの映画レビュー(感想・評価)
過大
歌舞伎の演舞を見せられても、視聴者は別に感動を受けてないのに、登場人物たちは神妙な面持ちで、なぜか感銘を受けている表情をして演舞をみている、そんなシーンが前半は何度もある。その無理矢理すごいと思わせようとする意図が、音楽を含めて明け透けに出ていてわりと興醒めする。これがあと2時間以上あるのか、という不安にかられる。シナリオとしては、主人公のアイデンティティが見えないのが、どうも薄さを感じて入り込めない。
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