「白虎の名を襲名したのは?」国宝 ケサさんの映画レビュー(感想・評価)
白虎の名を襲名したのは?
とても良かった。もっと事前情報入れておくべきだったと後悔。役名と歌舞伎としての名前と俳優女性見分けがつかなくてわけわかんなくなった。
喜久雄が見たかった景色が最後の舞台終了後に見れたのがぞわっとした。ところどころで見えてたから、最後にそこに行けると決まってたみたいで。(あとでその景色は死んだときみる景色、喜久雄は舞台で死んだ。という考察を読んで驚いた。)喜久雄の少年時代役の子がめちゃくちゃかわいい。
ネタバレとしては最終的に喜久雄は人間国宝になった。血に勝った。
芸子との隠し子は春江と藤駒の見分けがつかず混乱。てか春江は喜久雄の彼女だったのに俊介と家出しちゃうし…
渡辺謙が舞台で倒れたとき、死に際に呼ぶのはずっとそばにいた喜久雄ではなく息子の名前だったことに泣けた。
喜久雄は自分が「あんなの化け物だ」て言ってた舞台を踊るところまでたどり着いたんだよね
感動。
もう一回みたい。
原作も読みたい。
一緒に見た人と感想を言い合う中で、お互い役名もうろ覚えなのに白虎を襲名したのが誰か揉めて大変不快になった。
映画はやはり1人で見たい。そして見てすぐに感想を書きたい。
私は渡辺謙が白虎を襲名しようとしてる舞台で血を吐いて倒れたから、俊介が白虎になったと思っていた。でも一緒に見た人は人間国宝になった喜久雄が白虎だと言い張り、まじでムカついた。半半コンビって言ってたから名前覚えてないけど、俊介は「白虎」ではない。みたいな。
帰宅後調べまくって
花井半二郎(渡辺謙)四代目「花井白虎」
立花喜久雄(吉沢亮)花井東一郎 三代目「花井半二郎」
大垣俊介(横浜流星)花井半弥 五代目「花井白虎」
大垣一豊(俊介の息子) 二代目「花井半弥」
半半コンビのときは半弥
ですよね??
9月12日2回目鑑賞後の感想
本当はもっとふたりとも心の中は汚いというかドロドロしてたんじゃないかと思う。喜久雄は渡辺謙の代役をもらったとき“勝った!”と思っただろうし、俊介は“なんで俺じゃないんだ?”と憎んだ。俊介は逃げて、喜久雄が半二郎を襲名するときは喜久雄はやはり“勝った”と思っただろうし、戻ってきた俊介を憎く思っただろう。てか俊介を呼び戻したのって喜久雄なのかな?俊介ってなんで戻ってきたの?父親の訃報聞いて…って感じでもないよね?2年後だし。渡辺謙って舞台で倒れてすぐなくなったんだよね?喜久雄は突然帰ってきて、脚光を浴びる俊介をずるいと思っただろうし。結局血かよ。なったでしょ。どちらも“「〜〜」て怒れば面白いんだろうな。”シーンがあるけど「〜〜」先の言葉が本音。俊介なんて最初に部屋にきたときから喜久雄のことうざいと思う。同級生で仲良く一緒に稽古とか、綺麗すぎる。
俊介が糖尿病で足切るってなっとき、喜久雄はよっしゃまた、自分のターンきたと思っただろう。本気で俊介のこと悲しめる?歌舞伎に命かけてきなら、すべてを蹴落としたいでしょ?
娘(あやの)に芸を認められてよかった。
父親が死んだ雪が舞う景色が綺麗でそれをずっと追ってたの?
演目の解説をYouTubeで見てからだったからより楽しめた。心中の話の意味とか。全部の演目が2回あった?
1回目感想のときに書いた白虎襲名の話。
一豊が白虎を襲名するタイミングで半二郎(喜久雄)が人間国宝になってた。
俊介はずっと花井半弥
で正解かな??
立花喜久雄(吉沢亮)花井東一郎 三代目「花井半二郎」
( 自分も人間国宝になったタイミングで、白虎襲名したのかなぁと見ていたら、 この時点でも3代目と呼ばれていたので、半二郎のままで合っていると思います。)
この時点で、半半コンビのときから20年後での襲名なので、そのときに生きていて親から引き継いだという説明から推測するに、
大垣一豊(俊介の息子)が、五代目「花井白虎」を襲名したのだと思いました。
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