劇場公開日 2025年6月6日

「何度でも見たくなる国宝の中毒性を紐解いてみた」国宝 RF-Seanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0何度でも見たくなる国宝の中毒性を紐解いてみた

2025年8月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

5宝目を鑑賞し終えた私がこの素晴らしい映画の中毒性について述べる。

何なんだろうね?
こんなの初めての経験だわ。

観終わって少し経つとまた観たくなる、しかも劇場で。5回も観たらさすがに飽きるだろうと思っていても毎回しっかり感動するし、全編に渡ってべらぼうに面白いし、エンディングで流れる井口さんの美声に魂が震える。

土日の予定がなかったらまた行っちゃう?
席空いてるかな?
やべーまた埋まってるわ!
この繰り返し(常に暇してるわけではない)

ハッ……これがもしや課金しか貢献の術を知らない「推し」なる感情なのか?

確かに「ババンバ」も観たし「線は僕を」も観たけど、でも1回観れば充分なんだよね。

他の主演映画を繰り返し観たくなる訳ではない。つまり俺の推し対象は吉沢亮ではなく喜久雄であり、横浜流星ではなく俊ぼんであると考える方が自然であり、劇中で描かれる彼らの人生に魅了されているからこそ何度でも、お金を払ってでも、国宝が観たくなるのだろう。

彼らの歌舞伎は実際に観れないからこそ、劇場のスクリーンでだけ会えるからこそ、何度でも足を運んでしまうのだろう。

公開2日目に何かに呼ばれたかのようにレイトショーに足を運び、瞬きすら忘れるような映像体験に我を忘れ、あれよあれよと社会現象化してあっという間に100億突破してなお勢いは留まることを知らないこの状況。

今では最早疑う余地もなく、確信めいたものすら感じているのだが、国宝は実写邦画歴代No.1を達成するだろう。

日本人の記憶と記録に残り続けるこの作品を作り上げた全ての役者とスタッフに心からの喝采を送りたい。

RF-Sean
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