「これほど美しい映像表現にはなかなか出会えない」国宝 ブランケさんの映画レビュー(感想・評価)
これほど美しい映像表現にはなかなか出会えない
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陰湿な物語だった。
主人公が性格悪い。
結局のところ主人公は周囲の人間にした仕打ちについて全く反省していない。人に対する責任感がなく、人との関わりを全て自己陶酔に繋げてしまうナルシスト。
物語はそんな主人公を落ちぶれさせることによって「表面上」非難しているだけ。ラストの娘との再会のシーンは、娘を主人公を飾り立てるだけの舞台装置としか扱っていないことがわかる。
結局のところ犠牲者は主人公の人生の飾りだったと伝えたいのかと解釈してしまった。
原作ではもう少し血の通った物語であると聞いたため、ここまで陰湿に仕上がったのは脚本と監督の手腕のせいだろうと思う。
映像は終始美しかったが、ちょうど飽きてきたところで瓶を叩き割ったり、殴り合いのシーンが始まるのが嫌だった。
こちらが無理やり叩き起こされている気分になって精神的に疲れた。
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