「きっつい映画だった」国宝 UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)
きっつい映画だった
幸せなシーンがほとんどない。
芸事を極めるということは、人間から物怪になっていくことなのか?
自分にはこれしかない、と思ったとき、人間は何をどこまで犠牲にできるのか。
伝統芸の世界がダブったのか、吉沢亮の見た目が似てたからか、マンガ『昭和元禄落語心中』 と少しダブった。
(こちらのほうがずっとキツかったけど)
普通がいちばん幸せ。
嫌いな言葉だけど、本当にそうなのかもしれない。
美しいけど、身を削られるような3時間だった。
演技面では、主役二人の頑張りも素晴らしかったけど、田中泯と渡辺謙の目の迫力に引き込まれた。
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