「ハマりませんでした」国宝 マカロニさんの映画レビュー(感想・評価)
ハマりませんでした
残念ですが自分にはハマりませんでした。
歌舞伎の演技と映像は素晴らしいの一言です。
自分の物語の補完力の足りなさが原因かもしれませんが、そこに至るまでの人物の描き方とか物語がご都合主義的に感じてしまい、どの役にも感情移入することができませんでした。
俊介と駆け落ちする春江の行動にはうんざりしてしまい、ますます映画に入り込めることができませんでした。
隠し子から赦されるシーンにグッとくるものがありましたが、悪魔に魂を売ってでも国宝にまで登りつめたのだから、むしろ最後まで赦されない方が菊久雄の生き方の信憑性というか物語の正当性が高まったのではないかと、少し疑問に感じてしまいました。
ただ、竹野を演じる三浦貴大さんが自然体でイイ役者になられているのと、少年菊久雄を演じた黒川想矢さんは嬉しい発見でございました。
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