「素材は良いが調理が絶望的に下手で始終イライラして帰りにゲロを踏んだ」国宝 悠さんの映画レビュー(感想・評価)
素材は良いが調理が絶望的に下手で始終イライラして帰りにゲロを踏んだ
素材は良いのだ。脚本のクオリティが凄まじい。言いたいことは勿論あるが、大衆娯楽として成立させるためには寧ろ私の不満は解消しない方が良い。最後に娘を出して主人公を免罪してしまったこと、主人公の非道徳的な行いにもっと注目すべきとか。
編集が下手。自信がなかったのか?吉沢亮を信用できなかったのか?無駄なカットが多い。画角も狭い。役者の全身の演技を見せることができなかった理由はなんだ?全身を見せるとまずいことでもあったのか?それで舞台を見せたと言えるのか?カメラポジションの意図はよくわかるが、効果が伴ってない。手持ちと固定、被写界深度の操作も全てが虚飾と欺瞞以上の効果を果たしていない。
非常に残念な映画だった。リュミエールを勉強しなおした方が良い。
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