「重すぎるハッピーエンド」国宝 餃子さんの映画レビュー(感想・評価)
重すぎるハッピーエンド
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何も持たない、才能だけ持った人が、辿り着きたかった場所に辿り着いた物語なのかな。
と、思った。
辿り着きたかった、
手に入れたかった、
主人公はそこに辿り着いたけど、
手に入らなかったもの達がありすぎて苦しい。
中盤、
何処を見てここまで来たんだろう。
と、涙を流す姿が苦しい。
親代わりに思った師匠も、親では無く、
親友も、隣にはいてくれず、
結婚したかった子も、親友のものになり、
実子との距離も取り、
何もかもより選び取った景色が明るく綺麗で、
苦しみだらけの中、
たったひとつ最初から持ってた自分自身が見せた景色で、
そこにあるなんもかんもを飲み込んだように見えて、
苦しかった。
重たかった。
泣いちゃった。
よいものをみました。
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