「素晴らしかった!」国宝 べりーさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった!
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ここ数年、下手したら数十年の映画の頂点が決定してしまった。
他の人のレビューを読みふけりました。
読むにつれ「確かにそうかも」「そのほうが良かったかも」「あのシーンは要らなかったかも」とも思いましたが、そういうのはあくまで「他の人が感じたこと」
自分が、緊張で胃が痛くなり、自分の腕を鷲掴みながら観て泣きすぎて頭が痛くなった事がすべて!
エンドロールが流れる間ずっと泣き続け、劇場を後にしてからも涙が止まらなかった映画ははじめてでした。
自分の感じたままで良い!
是非劇場で観てもらいたい作品!
数日経ってもフラッシュバックのように思い出します。
喜久雄の美しさもそうなのですが、俊介の優しさ。
「人の家に上がり込みすべて奪っていくなんて泥棒やないか!」それが本心でしょう。
でも、「芸があるやないか」と化粧を手伝ってあげる。
雨の中春江を訪ねても何もせずに帰る。
血があるから泰平なわけではない。
俊介ももがき苦しみながら芸の道にまい進する。
そんな俊介も亡くなり、時を経てひとりぼっち(国宝)になって立つ舞台の景色、それが美しかった。
鷺娘を舞う姿を観て「あぁ、私は花井半次郎を愛している」という感情が湧きました。
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