「秀逸な作品」国宝 amiさんの映画レビュー(感想・評価)
秀逸な作品
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本作品の魅力は大きく三つに集約される
1. キャスティング
①寺島しのぶ:
この役にはまさにこの人しかいないという存在感を放っている。
どこまでが演技なのかまたは、私情なのか分からなくなるほどです。
キャスティングした方のセンスが際立ち、彼女を選んだことに深い感銘を受けました。
②三浦貴大:
本作品のために肉体改造を行った様子。
主人公との出会いは最悪で最終的には彼の予言通りになった。
しかし、最後まで主人公に寄り添う姿勢に深い感銘を受けた。
③森七菜
一皮も二皮も向けた印象を受ける。
笑顔のないシリアスな表情を通じて、内面が見えるよう。
今後の、作品の幅に期待できる。
2.時代背景とディテールの美しさ
歌舞伎座の非常口の照明が、現代の正方形の小さなものから、時代背景に合わせた長方形の大きなものに変わっているなど、細部にわたる時代背景の表現が非常に精緻です。
その他にもディテールが、作品に自然に溶け込んでおり、違和感なく作品に没頭できます。
3.ストーリーの魅力
約3時間という長丁場ながら、全く飽きさせない構成が見事・
途中に踊りや驚きの展開が散りばめられ、観る者を引き込んでいく。
蛇足であるが
寺島しのぶが「家柄を守る」(=孫に継がせる)ために渡辺謙に対し工作を図った
と見てしまったら、物語にミステリーの要素を加えてしまい、
考え過ぎだろうか…
キャスティング、ディテール、ストーリーが見事に融合し、観る者の心を捉えて離さない作品です。
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