「話題のこの作品(傑作!!!)。いつ?どこで?誰と?どのような関心を持って臨むか?」国宝 月イチひとりでシアターへさんの映画レビュー(感想・評価)
話題のこの作品(傑作!!!)。いつ?どこで?誰と?どのような関心を持って臨むか?
やっとこさ観れました。
シアターにとってよいのか?悪いのか?
梅雨時は従来の1か月前に訪れ、本作の幕開け6月はすでに灼熱地獄の日々。
ウィークデーはなかなか都合がつかず、ウィークエンドにどこで?どの時間帯に?と悩みます。暑い最中の外出は憚られる。我知らずドライブインシアターをググっていました(笑)
結局、日中は日差しで溶けてしまいそうなので💦、多少なり日影ができる夕刻を選択しました。
我が家は、皆それぞれ単独行だったのですが、一緒に観てすぐにでも感想を楽しむべきだったと悔みました。
いやぁ、驚きました。なんたる映像美。そして、吉沢亮、横浜流星はこの時代を代表する最高峰のアクターと思いますよ。
スゴイわ。この若さでてっぺん取れるわ。やはり、シアターで観ないとダメな作品でした。とくに後半ですね。前半はちょっと・・・。
しのぶさん、鴈治郎さん、謙さん、泯さんもスゴイな(とくに田中泯さんですね!!!)。
最近はネトフリやアマゾンの機会もありますが、初見がテレビ画像ではもったいないですね。
歌舞伎の世界に飛び込んだ男を描くために、歌舞伎のような舞台を見せはしますが、実際の歌舞伎舞台とは違います。俳優陣はそれなりの努力で「らしさ」を表現し、カット割りで伝統芸能の魅力をコンパクトに表現している作品です。
そこに魅せる男の生きざま。素敵ですね。血筋の話は玉三郎さんか・・・。
タニマチも芸能界(+スポーツ界)あるあるの話ですね
原作は未読ですが、ホン(脚本)が素晴らしいです。
トレーラー(予告編や宣伝用の動画)がいくつもあるので見ておいた方がよいと思います。ロンドンのグローブ座と比べても遜色のない、我が国の無形文化遺産である歌舞伎の世界を垣間見れるのではないでしょうか。
シアターでは若いカップルがたくさん鑑賞していました。これも素晴らしい!!
閑話休題、ほぼ週7日デイタイムは忙しいと、いつシアターに行けばよいのでしょうか?終電から逆算するのかもしれませんが、20時台の開演まで待つのはちょっと厳しいなぁ。シネコンってこんな商売だったっけ?当初の川崎チネチッタとはちょっと違うような・・・
それと、スタッフロールでとても驚いたのは配給が東宝???なんでーーー???
月イチひとりでシアターへさま
コメントありがとうございました🙂
フォロワーさんからいただいたコメントです。
「松竹の2025年2月決算は、映像関連事業、演劇事業など赤字でした。利益をあげたのは不動産事業だけで、トータルで赤字になってしまいました。」
不動産事業は、きっと歌舞伎座タワーだと思います。海老蔵(現・市川團十郎)さんが、廃業する歌舞伎役者が後を絶たないと話していて、『国宝』もYouTubeなどで応援してくれているので、歌舞伎事業も大変なんだろうと思います。
私もレビューの投稿を始めたのは昨年秋からで、レビュー数も同じ13本です。最初はどこにコメント返信するのかも分からず、多分サイトのローカルルールは把握できてないです。
ベテランレビュアーさんから、共感数100件超えのレビュー本数でマウントを取られてから、とりあえずポチポチと頑張っていますw
月イチひとりでシアターへさま
共感ありがとうございます🙂
松竹が『国宝』の映画化を断った理由は、作品で反社との関わりが描かれていること、実際の歌舞伎役者のお家騒動やスキャンダルなどが生々しいこと、配役が難しいこと、製作費の12億円が松竹では回収できないこと…などが報道されていました。
東宝×吉田修一×李相日監督の過去の実績で決定したと言われていますが、東宝配給×アニプレックスの製作委員会は、現在の日本では最強のタッグだと思いました。
今週金曜日から『鬼滅の刃無限城編』の公開ですが、『国宝』と同じ東宝&アニプレックスの配給でスクリーンの奪い合いです。
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