「魂を揺さぶる、翌日にも余韻」国宝 ちいさんの映画レビュー(感想・評価)
魂を揺さぶる、翌日にも余韻
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任侠の一門に生まれ、抗争に巻き込まれて一家は離散、父の生き様ではなく死に様を目に焼き付け、過酷な道を辿る喜久雄。時は1960年代。
長崎から始まる。女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引取られた喜久雄はやがて、その家の御曹司とともに、歌舞伎道を極めていく。
★★★
高2になる娘と話題作である本作を観た。
ナイトショーで、日付が変わる頃までの3時間。
昼間は部活で疲れていたであろう娘も眠気よりも、映画の中に入り込み魅入っておりました。
音響は去ることながら、それぞれの演じる気概に魅せられ、3時間という長編もひとときも目を離せずに心が震える時間であったと思います。
魂を揺さぶられ、翌日にもなお余韻が残り
目を閉じると、心の奥底にあついものがあります。言葉ではなく、心と魂で感じる本作。
地元でも撮影が行われたと話題作です。
気概、継承、心の奥底にあるあついあつい想い、魂、本作は言葉ではなく、魂で感じ入る作品です。
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