「印象に残ってること」国宝 雅さんの映画レビュー(感想・評価)
印象に残ってること
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代役で出ることになった曽根崎心中は喜久雄にとっては自分の今までの人生の価値を証明する場だったんじゃないかと思う。親を殺されてから半二郎に引き取ってもらった喜久雄は、自分の価値を証明するには、芸を極めることしか道は残されてなかったんじゃないかと思った。そこで観客の評価が悪かったら、喜久雄の今までの人生が全て否定されることになるんじゃないかと、見てるこっちもひやひやした。だからこそ、しゅん坊の血が欲しいと震えながら打ち明けた喜久雄の言葉が痛くて辛かった。
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