「ドロドロの男世界。ウ~ン マンダ●」国宝 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロドロの男世界。ウ~ン マンダ●
松竹系で鑑賞するのが義理だが、
日比谷のゴズィラシアターで鑑賞せし。
さぁ。この監督はこの作品をどう料理してくれるか?楽しみでもあり、期待するのだが、やはり、彼にも大日本帝国のルシファー毒が回っているだろうか。何れにしても、3時間か!コストパフォーマンスは良くとも映画だからねぇ。14時10分
そろそろ幕あいの時間も終わりです。
それでは夢のある映画をお楽しみ下さい。
苦痛にならにゃいいのだが。
そもそも、日本の映画産業は貧困だよ。
ポップコーンだぞ。
「鷺娘」か!サンサーンス「瀕死の白鳥」だね。
小学校の下校の時の音楽。
原作では違う演目のようだが「鷺娘」は特筆だよ。かなり、坂●玉三郎に迫っていたと思う。
でも。映画の演出効果であったと後で気付く。
なぜか、五木寛之先生の「青春の門」を思い出した。
まだ昭和のど真ん中で、任侠が生きていたタニマチから、一人のデラシネが梨園に根を張る。
心が冷え切るクライムヒューマンドラマである。
旧国営放送出身の美人女優(俳優)を、微塵の如く使いきる。
演出家のアイデンティティは僕の心を癒やしてくれた。
最初のシーンを再び。つまり、彼に欠点があるとすれば「間」。つまり、瞬間。だから、最初のシーンをキル・ビルの如く殺陣ていればね。歌舞伎は殺陣のような、間のような。
チェン・カイコー監督
の「さらば、わが愛/覇王別姫」をリスペクトしている。
但し、大相撲と同様に世界の歌舞伎役者にはなれないよ。
朝ドラを二週間分見たような清々しさはないが、睡眠薬ではなかった。
玉三郎の鷺娘は必見ですぞ。でも、化け物のような美しさが本当の鷺娘何じゃないかなぁってこの映画見て思った。実際の歌舞伎役者で、綺麗な女方って玉三郎だけでしょ。オードリー・ヘップバーンが鷺娘踊ってくれたら、そっちのほうが綺麗だと思うけどね。
「ウ~ン マ⭕️ダム)
オール・ザ・ワールド・・・・
共感ありがとうございます♪
フッフッ共感した点、
①主役二人の歌舞伎の演目は努力の賜物もありますが、演出効果‼️なるほど〜。
②主役二人お顔綺麗ですが、肩幅があってゴツく見えます。玉三郎さんはナヨッと撫で肩なので違います。
それぐらいしか玉三郎さんの事知りませんが。
覇王別姫は何回か観ましたが、男二人&演劇、以外共通点が無いような、
マサシさま
コメントありがとうございます🫡
日比谷は公園があるので「都会の森」というイメージで、すぐ隣の有楽町も銀座も街の顔が違うのが不思議です。
「青春の門」は連載再開したニュースは何となく憶えてましたが、まだ完結してなかったんですね。映画化された筑豊編と自立編までは、読んだような記憶があります。
調べたら、信介は戦時中生まれ、喜久雄は戦後生まれ。映画のキャストの記憶も、菅原文太さん&佐藤浩一さん、吉永小百合さん&大竹しのぶさん、東映と東宝の別の映画でした。
でも私の中で『青春の門』の菅原文太さんの背中の入れ墨は、『国宝』の永瀬正敏さんの散り際の場面で、鮮やかな記憶として蘇りました。
「さらば わが愛」をリスペクトしていても、この映画は別物だと思います。歴史への目配りがなかったから。マサシさん、仰るように歌舞伎の女形は綺麗綺麗ではつまらないです。壮年の歌右衛門のような化け物のようなグログロした恐ろしさがあって初めて、男が女を演じる意味がドスーンと来ます(私の場合は)。原作はかなり幅広く色んな演目、新派、文楽、とりわけ浄瑠璃の文句も出てくるらしいので読んだ方がいいのかなあ、と今、思っています
マサシさま
共感ありがとうございます🙂
私もなぜか、五木寛之の「青春の門」を思い出しました。
でもレビューで触れている方が他にいないこと、小説も映画も記憶が曖昧なので、ピント外れのコメントだったらごめんなさい。
舞台が同じ昭和30年代の九州で、母を早くに亡くして、主人公が大人になる前に見た、父の生き様と死に様が原体験になり…
父の権五郎(永瀬正敏)が息子の喜久雄(黒川想矢)に、よく見ておけと言って、雪が舞う中で撃たれて散る場面。まるで舞台のような映像で、ラストシーンの喜久雄(吉沢亮)の舞台『鷺娘』の姿に重なりました。
李相日監督は上海国際映画祭で、「いつか『さらば、わが愛 覇王別姫』のような映画を撮ってみたいという思いを持っていた」とコメントされていましたが、その想いが伝わってくる映画でした。
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