「まあまあだった」国宝 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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歌舞伎にそもそも興味がなくて、お高い感じがむしろ嫌いである。その上3時間もあり、見たい要素が一つもないのでスルーのつもりだったがあまりに評判がいいので気になって見る。すると、3時間が気にならないくらい充実していたが、しかしやっぱり興味のない内容であるため特に興奮も感動もしないまま終わる。
歌舞伎に興味が持てるかと期待はしたのだけど、早着替え、決めポーズばかりで迫力はあったけど特に面白くない。
横浜流星は『べらぼう』を毎週見ており、見慣れているはずなのに顔がよく分からない。くすんでいるように感じる。わざとなのか特徴を消すような工夫をしているのだろうか。
吉沢亮は背中に彫り物をしているからさぞ破天荒でめちゃくちゃするのかと思ったら、とてもまじめで、1回男を恫喝して暴行を働いただけだ。海老蔵の方が質が悪い。
二人ともしっかり芸に向き合っていて大したものだ。二人とも特にユーモアがあるわけでもなく暗い。あんまりキャラが立っておらず、好きでも嫌いでもなく、感情移入できないまま終わる。
見て損したとは思わないけど、見ても見なくてもどっちでもよかった。
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