劇場公開日 2025年6月6日

「素晴らしかった」国宝 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 素晴らしかった

2025年7月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は吉田修一の同名小説。
昨年の映画化発表直後に読み、公開が楽しみだった。自分の周囲でも評判が良く、公開から10日以上経過した本日は、予想通りパンフ完売😵…てな状況。

長崎の極道の家に生まれ育った喜久雄が、歌舞伎役者として生き、人間国宝になるまでの物語。
二人の役者がとても素晴らしかった。女形だから映える話かもしれない。
友達であり、ライバルでもある二人。華やかな舞台の裏の苦悩。相手を認めながら己の力に苦しむ俊介と、三代目半二郎を襲名しながらも血筋に適わぬ喜久雄。沈んではまた浮上する二人の対比が見事だった。

そして、花井半二郎が喜久雄を見込んだのと同じように、多くの観客が吉沢亮という俳優に魅せられたと思う。

ふわり
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。