「余韻」国宝 石炭袋さんの映画レビュー(感想・評価)
余韻
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久々に余韻が残る映画でした。
2回観に行きました。2回目は1回目で気づけなかった細かい演出に色々気づくことが出来、より深くストーリーを楽しめました。
視線や視線の先に意味合いを持たせているシーンが印象的。重視するもの、軽視するものを視線で表現するシーンなど。あぁ、このシーンはそういうことを暗示していたのかと。役者の目力、涙も凄かった。
また、その時々の主人公がおかれた状況を誰かに喋らすわけでも、説明する訳でもなく、状況証拠から視聴者に察してもらうという表現の仕方が良い。
またカメラのフォーカスを敢えてずらしておき、少し時間が経ってからフォーカスを合わせるという手法。たったこれだけで凄く物悲しさを演出出来るのだなと感じたりもした。
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