「血統書付きコーギーと保護された野良狐」国宝 関西の方さんの映画レビュー(感想・評価)
血統書付きコーギーと保護された野良狐
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コーギーは王国でも愛された由緒ある犬種というイメージがありますが、遺伝的に椎間板ヘルニアなどになりやすいと聞いたことがあります
また特徴としてしっぽがないことが挙げられますが
もともとは牧羊犬であり、衛生面や安全面、そして「狩猟の際に狐と間違えて撃たれないように」という理由でしっぽを切ってしまうんですよね
そんな狐
とくに保護された人に懐いた狐、みたことありますか?
そりゃもうベリーキュート、キュウキュウ鳴いてしっぽふるふる
コーギーと見間違うか、それ以上の愛くるしさ
ところが欧米でのfoxは”狡猾さ”を意味する言葉だったり、日本でも虎の威を借る狐なんていいますよね
余談はさておき
本映画の印象的なシーンとして
喜久雄が願うことなら俊介の血をガブガブ飲みたいわと涙ながら訴える場面があります
(吉沢亮がババンババンバンバンパイアで吸血鬼役をやるので若干ノイズが走りますがBLでは全くないです笑)
そんな血を求め、芸を極める話。
そういえば
寺島しのぶと吉沢亮は映画さくらで親子役をされていて、本作も親子ではないが近い関係での再共演
さくらでも感じたが
寺島しのぶの演じる母親はしみじみと良いなあ
俊介へのありのままの愛情とか、喜久雄への同情と冷酷さをリアルに演じていて、二人の境遇のコントラストをグッと深める効果があると思った
とても面白い映画でした
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