「とんでもない作品でした」国宝 ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
とんでもない作品でした
かなりよかった…!!
覚えてるところ書きなぐり
序盤の殴り込み(?)からの父が命を断つシーン。
2人が仲良く切磋琢磨する場面。
歌舞伎というメジャーではないものを、一緒に同じ熱量で同じように頑張れる相手がいるって良いモチベーションになる。お互い普通に楽しかったと思う。
この頃がもしかしたらお互い幸せだったのかもね。
高畑充希は吉沢亮と自分は釣り合わない、自分が足かせになる、とかそういうこと?
横浜流星と高畑充希は、吉沢亮という人間に対しての劣等感?的なところで意気投合してしまったのかなと。
ドサ周りで女と間違われてオカマと罵られボロボロになりつつも踊る屋上のシーンはきつかったなあ。
これだけのことがあっても自分には踊るしかない。
横浜流星の足が糖尿病で侵されてるとわかるシーンね。
これが2人で立つ最後の舞台かもしれない。とか考えながらやってたのかな。
吉沢亮も横浜流星もどちらもすごい歌舞伎でした。
特に横浜流星は顔だけと思っていた時期もありますが本当すまん。とんでもない役者ですわ。
才能か、血筋か。
才能ある者は血筋で悩み、血筋の者は才能で悩み。
けどどちらかというと血筋で選んだほうが安牌やん。
才能だけでどうにかなるような世界じゃないイメージやん歌舞伎って。
才能で選んだ方が、どちらも苦しむことわかりそうなのに。
挙げ句の果て、今際の際に呼ぶ名は実の息子で。
吉沢亮可哀想すぎますやん…。
歌舞伎初見にも分かりやすい演目で、この演目なら歌舞伎見てみたいと思うくらいおもしろかった。
話は重ためで心にグサグサくる。
しかし全体的に綺麗に目に映った。
色彩のせいなのか、シーンの一コマ一コマが綺麗に思えた。
コントラスト?パキッとしてる?感じ。
父が雪の中倒れるシーンや、吉沢亮が屋上で踊るシーンが特に印象的。
かなりおもしろかった。
邦画の歴史に名が残ってほしい作品でした。
25.6.13 映画館
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