劇場公開日 2025年6月6日

「娘。」国宝 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0娘。

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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侍味
侍味さんのコメント
2025年6月11日

コメントありがとうございます。

今作は編集が素晴らしいので端折られた物語が随所で補完されていると思っています。

映像で表現された部分がどれも濃縮された果汁の様で、濃厚ながらそれでいて余韻が素晴らしい。

良いシーンでしたね😌

侍味
ひなさんのコメント
2025年6月11日

侍味さま、初めまして🙂
「娘」というレビュータイトルの、ダブルミーニングに感激しました🥲

>父親に捨てられたと、憎しみで生きていたものの、その芸には感動せざるを得ず、その父と直接会話をする日を夢見てカメラマンの道を選び、やっと対面した父にその積年の複雑な感情を伝える事が出来たのだと思い、僕の心のダムは決壊しました。

綾乃(瀧内公美)が、36年振りに父・喜久雄と再会する場面。

“悪魔と取引”してまで母と自分を捨てた“歌舞伎”というものを知りたくて、舞台を観倒したのだろうと思います。そして努力して新聞記者(カメラマン?)になり、念願の人間国宝に取材させてもらえる機会が訪れます。

撮影のシャッターを押す前に、綾乃が喜久雄の襟元にそっと触れて襟を直します。長年の憎しみだけでなく、ずっと会いたかった“お父ちゃん”への愛情を感じました。

映画化するに際してカットされた長い原作の後半を背負う、大事なワンシーンでした。シークレット・キャストだった瀧内公美さんは、かなりのプレッシャーだったろうと思いました🫢

ひな
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