「要るべき場所。」国宝 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
要るべき場所。
1964年の長崎、…劇終わりに乗り込んできた組織との抗争で組長でもある父を亡くし、その敵対組織に復讐から1年後、歌舞伎の名門当主・花井半二郎に以前に見てた劇で才能を買われ世話になることになる16歳立花喜久雄の話。
半二郎から花井東一郎と名付けられた喜久雄、半二郎の息子・俊介(半弥)と日々稽古をするなか半二郎と半二郎の妻・幸子はこの2人を女方へと考え、…後に女方で開花する東一郎と半弥だったが。
歌舞伎=市川海老蔵イケメン、尾上右近=レトルトカレー好き、尾上菊之介=グランメゾン東京に出てた黒服シェフ位の知識しかなく歌舞伎知識は全くない私でしたが楽しめた!
ザックリ書けば日々の稽古で身に付けた技術で前に進む東一郎、歌舞伎一家の家に生まれ敷かれたレールで生きる半弥って感じですかね、半二郎の事故で巡ってきた半弥を差し置きの半二郎の代役となった東一郎、…その事で崩れた関係性、代役で時の人となるが雑誌スキャンダルで転落と見せていくけど。
天と地を繰り返しながらも、自分の居場所、“歌舞伎”の道で生きる東一郎と半弥の生き様と歌舞伎俳優の裏側(稽古)を見たようで面白かった。
歌舞伎ならではの発声と所作、この難しい役をこなした吉沢亮さん横浜流星さんが凄いの一言!「流浪の月」から知り好きになった李相日監督の見せ方の技術は流石だね!
SAKURAIさま
コメントありがとうございました。フォロワーさんが多いのに、いつもすぐ共感や返信していだたいてうれしいです🥰
寺島しのぶさんが、李相日監督の喜久雄と俊介の稽古と撮影を、「えげつない(笑)」と暴露していました🥺
吉沢亮さんが、「流星の“負けたくない”という思いに、“負けられない”と思って頑張れた」と振り返っていました🥹
李相日監督、恐るべし…🙄
監督の作品は、私も『流浪の月』が好きです。日本アカデミー賞の常連なので、『国宝』も最多受賞してほしいです🥳
SAKURAIさま
共感ありがとうございます🙂
劇中に登場する歌舞伎の演目などは、パンフレットを買わなくても公式サイトで紹介されています🤔
試写会で観てから公式サイトをチェックして、初日にもう一度観に行きました🧐
公開前には「何故本物の歌舞伎役者を使わないのか」、という声もありました😗
映画を観た後なら「何故吉沢亮と横浜流星だったのか」、説明は要らないと思います😙
映画の撮影にエキストラ参加しました。歌舞伎の数ミリ単位の型を、数センチずつ角度を変えたりしながらテイクを繰り返し、数秒・数分のシーンを1日かけて撮影していました🥲
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