盤上の向日葵のレビュー・感想・評価
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迷惑なおっさん達だなぁ
サラブレッドVS野生馬みたいな対決も普通に見たかったかも
将棋の一手毎にリアクションするのはわざとらし過ぎない?
将棋のプロの道に導いておいて、それを閉ざす原因も作るって
理不尽すぎないかい?って思ってしまった。
面白かったけど。
タイトル「盤上の向日葵」の意味
かなり前にNHKのドラマを見て、それから原作を読みました。で、今回映画を見たわけで、もちろん一番優れているのは原作であるのは間違いないのですが、見ていてなんとなく「なんか違う」感がありましたね。ラストは「え?ここで終わりなの」思わず声に出しそうになりました。と、いうのも今回一番興味を持っていたのは、ラストがどうなるかでしたので、かなりがっかりしました。この作品の悲劇性というか主人公の贖罪というか、理不尽な人生
に決着をどうつけるのかが、大きなテーマだと思っていましたから。原作ともドラマとも違う結末なのは否定しませんが、これはないかな。あと、題名の「盤上の向日葵」にはちゃんと意味があって、作品の中で説明され上条にとって重要な現象だと思っていたのに、最後の方にちょこっと触れているだけ。(私が寝ていたのか?)それともうひとつ、将棋がテーマの作品なのに、ヒリヒリするような勝負の場面がなくてこれも物足りなかったな。
坂口健太郎、渡辺謙ともに良い演技でした。原作を読んでいなかったらもっと楽しめたかもしれません。キャストは豪華だし演技も良かったけれど、何か足りない感がしました。
いい役者、いい原作!だけど…
心に残る作品だった。
しかし、演出にはもう一段の奥行きが欲しかった。
監督としての力量が問われる。
刑事役の佐々木蔵之介は、確かな存在感と熱量で作品を引き締めていたが、その“激アツ”な演技演出がやや過剰に感じられた。
坂口と渡辺の物語がすでに激動のドラマを抱えているだけに、同時進行する警察パートは、むしろ冷静でクールに描いた方が全体のバランスにメリハリが出ただろうと熱量がぶつかり合いすぎて、少々息苦しくなった。
【ネタバレ】
ラストで、渡辺が坂口に「お前はプロの道に進め」と言い、自らにドスを突き立てるシーン。
その行動は一見矛盾しているように見える。
事件が明るみに出れば、坂口の“プロの道”は閉ざされてしまうからだ。
しかし渡辺は、それをも乗り越え、坂口が真のプロとして生き抜いていくと確信していたのだろう。
その思いの深さが、あの一突きに凝縮されていた。
「歩兵」は将棋で一番数が多く、最も弱い駒。
前に一歩ずつしか進めない、しかし敵陣に入ると「金」に成り一気に強力な駒に変わる。
苦くも力強い、余韻の残るラストだった。
将棋に人生を狂わされた人達
辛い。。。
どんな境遇でも、何があっても
生き抜け。。。
ということなんだろうけど
過酷すぎて、辛い
よくできた、見応えのある映画だけど
わたしは、鑑賞した後
どっと疲れました
主人公の出自が救いようのない
過酷な設定で、胸が痛い
子どもは、母親が大好きだけど
子どもを不幸にするのも
母親なんだなぁ
と、思いました
がっかり。
「原作読んで話わかってんのに映画観て面白いの?」とまた妻に言われながら映画館へ。
あるのだよ、原作を超えていく映画が。
と自分に言い聞かせないと、なかなかそういう作品には当たらないんだって事実に負けそうになるもんだけど、昨日「爆弾」は良かったからこっちも楽しみ。
って思ってたんだけどなあ・・・。
まずオープニング、主人公がアマ新人戦で将棋に勝ち続けるシーン。
主人公が打つと顔が引きつり、やばい!!って演技をする対戦相手たち。
これだけで、今日はダメだと思いました。将棋打つ人はそんな顔しませんのよ。
そして将棋のシーンはすべてノータイム(考え込む描写なし)でパチパチパチパチ打つんで、まったくヒリヒリ感が出ない、小学生の勝負を見るよう。
そして子ども時代の主人公が温泉施設で恩師と打っているとわらわらと集まってきて「子どもながらやるなあ」「その手があったか!」と興味をもつエキストラの演技が拙すぎる。
何人かの演技巧者以外への演技指導があまいので、全体的に安っぽい映画に見える。
そこに渡辺謙が熱演するもんだから、浮いちゃうんだよね。
さらになぜか原作より30年ほど昔の話になっているだけど、IT企業のトップになる主人公だったのが、農園で活躍するってことになっていて、父親に1000万円渡すんだけど、農園の雇われ従業員がどうやってそんな金つくったの?って思うし、そもそも原作にない土屋太鳳を登場させる意味もない。
まあ、乾いたストーリーなら恋愛要素を入れろとか、女優の裸出しとけっていう営業側の要望があるってことは知ってるけど、今、土屋太鳳入れたら観客増えるのか?
そして重い場面では重い音楽、固定されたカメラ、古臭い演技、なんだか昭和の映画をみてるようでした。
申し訳ないけど、監督の力不足なんじゃないかな。
しいてアガったところをあげるなら、「地面師」でニセ地主のじいちゃんがいたのが楽しかった。
心に響かなかったな‥
すごく素晴らしい作品だった
主人公は父親の呪縛からいつまでも逃れることが出来ていないように感じ...
ちょっとこれはいただけない。
役者さんたちが素晴らしい
良く作りこまれていると思う
そんなに興味の湧いた作品ではなかったが、佐々木蔵之介、高杉真宙が割と好きな役者だったことと、予告編の空気も少し期待させるものが有ったので観賞。
【物語】
長野県諏訪地方の山中で身元不明の白骨死体が発見され、死体と共に見つかった将棋の駒が唯一の手掛かりとなった。警察はその駒が伝説的匠により作られ、7組しか現存していない希少なものであることに気付く。刑事の石破(佐々木蔵之介)と佐野(高杉真宙)は7組の所有者を調べ歩き、唯一所在不明の1組は近年プロ将棋界にすい星のごとく現れた注目の棋士・上条桂介(坂口健太郎)であることを突き止める。
石破と佐野は上条の過去を探り、上条の恵まれない生い立ちと賭け将棋の世界で名を馳せた東明重慶(渡辺謙)との意外な関係に行きつく。
【感想】
なかなか見応えのある作品だった。予告編で受けた良い予感は外れていなかった。
作品ジャンルとしてはミステリー&ヒューマンドラマ。
良かったのは、真相にたどり着くまで、刑事の石破(佐々木蔵之介)と佐野(高杉真宙)がひとつずつ真相を詰めて行く捜査が緻密に練り上げられていることが大きい。捜査で明らかになっていく上条の生い立ちや過去のエピソードの挟み方も自然。エピソード一つ一つも引き込まれるものが有った。
そして結末は予告編で想像したものとは全く違う、意外性があると同時に納得性も高かった。結末はちょっと切ないが。
役者は
主演坂口健太郎は可もなく不可も無くというところだが、渡辺謙の東明はハマリ役だった。半分アウトローでヤクザな男を演じさせると実に上手い。
その他印象に残ったのは音尾琢真。クズ親っぷりが見事だった。
一見の価値があると思える作品。
THE・邦画
原作者さんの他の作品(狐狼の血)が好きで鑑賞
普通に面白かった、という感想かな
坂口健太郎のどうにもならない、閉塞感や絶望を将棋を通して渡辺謙と共有して生に向かって進んでいく映画だった
小日向さんが虐待の跡を見て風呂場で涙するシーンや味噌工場での親子のやりとり見てるシーンとか、そこら辺の描写はグッときた
あの夫婦のおかげで生きれたけど、将棋以外での様々なしがらみに囚われて
柄本明とかのしがみついてでも将棋で生きてるシーンとの対比も効いていたのかな
ラスト自死ではなく生を選んだ後に一体何が待ってるんだろうかね、、、
76/100
登場人物の心情、行動に理解は難しいが
生い立ちを背負って生きるとは
原作より映画の方がよかった
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