劇場公開日 2025年10月31日

盤上の向日葵のレビュー・感想・評価

全265件中、81~100件目を表示

4.0投了

2025年11月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

人間は出自には勝てません。
人生はそれに抗うために用意されたStageです。
そのStageで自分をどう表現するかは自分次第。

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ちゆう

2.5絶妙に掴めない

2025年11月8日
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鑑賞方法:映画館

なんだろうこの……絶妙に誰にも感情移入出来ないというか、いや出来ないなら出来ないで別にいいんだけど
観ている自分の感情を何処に置いていいかよく分からない感じ。

場面転換が多過ぎるのか?尺が足りないのか?
登場人物それぞれの感情や行動の動線に関わる描写や間がいちいち足りなくて
それを演者の個々のスペックや存在感に頼ってどうにかしようとした感じ。
細かい部分でいちいち演出や台詞回しに雑さが見えて(上手い表現が見つからないが「そういう台詞があるから言ってる」感)、結果としてこの物語をどういうスタンスで追いかけたらいいのかが終始掴めない。
身も蓋もなく言えば刑事2人はずっと"ロケのスケジュールに追われながら撮ったんか?"って印象。

こうなると渡辺謙の圧の強い演技も上滑りするのでね……ちょっと終盤のアレも頭に入ってこない。

申し訳ないけど期待外れだった。
あと5分程度でも尺があれば違ったかもしれない。

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野菜のおじさん

3.5“あの映画”の焼き直しと言ったら失礼かな。

2025年11月8日
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泣ける

悲しい

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プリズナー No.6

3.5、白眉はやはり結末。想像を絶する過酷な人生を歩んできた桂介が、何を見据えているのかが明らかになった時、一筋の希望が見えます。

2025年11月8日
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悲しい

怖い

興奮

近年、人気小説や漫画の実写映画は、いかに原作に忠実かが重視される風潮です。しかし、ただ展開をなぞるだけよりも、原作の本質を捉えつつ、映像でしかできない表現で物語を見せた方が、映画にする意義は何倍も大きいことでしょう。
 「孤狼の血」で知られる作家・柚月裕子の人気同名小説を原作に、オリジナルの結末で力強いメッセージを描き出した今作を見て、改めてそう感じました。昭和から平成へと続く激動の時代を背景に、過酷な人生を生きる天才棋士の光と闇をドラマチックに描かれます。

●ストーリー
 山の中で、白骨化した遺体が発見されます。現場には、この世に7組しか現存しない希少な将棋駒が残されていました。
 刑事の石破剛志(佐々木蔵之介)と佐野(高杉真宙)は、駒の所有者を調べていくうち、将棋界に彗星のごとく現れ時代の寵児となった天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)であることが判明。奨励会を経ずにプロとなり、世間の注目を集める桂介の過去が、捜査の過程で明らかになっていきます。
 やがて桂介の過去に深く関わる人物として、賭け将棋で圧倒的な実力を誇った裏社会の男・東明重慶(渡辺謙)の存在が浮上します。やがて、謎に包まれていた桂介の生い立ちが明らかになります。
 桂介は幼少期に母を亡くし、父の庸一(音尾琢真)から虐待を受けていました。そこから逃れるように、近くに住む元校長の唐沢(小日向文世)から将棋を教わっていたのです。
 大学生になり、ようやく父の元を離れた後、賭け将棋で生計を立てる「真剣師」の東明に出会うのです。

●解説
 庸一、唐沢、東明の3人との関係性はそれぞれに劇的で、桂介の人生を大きく動かしていきます。特に東明との因縁は浅からぬものがありました。桂介は東明に裏切られ、大事な物を奪われてしまいますが、憎しみと同時に、型破りな将棋への憧れや人間としての共感も抱き続けるのです。時に激しく表出する桂介の複雑な思いを、坂口が丹念に演じています。
 裏社会を生きる東明の業とすごみを体現した渡辺も存在感抜群。賭け将棋のシーンは柚月の人気シリーズ「孤狼の血」にも通じるような緊張感が味わえることでしょう。
 文庫本で上下巻にわたる原作が2時間3分の映画に無理なくまとめられています。脚本も兼ねた熊澤尚人監督の緩急の利かせ方が秀逸です。2人の刑事が駒の所有者を捜し回る冒頭は速いテンポで観客をどんどん引き込んでいく一方、繰り返し登場する将棋の対局シーンは丁寧で、たっぷりと時間が割かれています。
 原作のように一手ずつの詳しい説明はありませんが、盤に向かう人の表情や考える時の癖、駒を指す音までを細やかに捉え、登場人物たちの心境を映し出しました。
 どこか寂しく、恐ろしくも見えるひまわり畑の映像も印象的ですが、白眉はやはり結末。想像を絶する過酷な人生を歩んできた桂介が、何を見据えているのかが明らかになった時、一筋の希望が見えます。原作の魅力を生かしつつ、映画ならではの価値を生み出した。理想の実写化と言っていいでしょう。

●感想
 駒の音が臨場感を伝える将棋の世界、父と息子のつながりと師匠の存在。昭和から平成を背景に描かれる、殺人事件の裏側。それらがすべて正攻法で織り込まれ、しばしばミステリーと人間ドラマが別方向を向いているような印象も受けます。
 しかし、さながら対局のように年上の俳優と向き合うたびに異なる顔を見せる坂口の芝居には見応えがあり、父親役の音尾琢真との汗と涙の格闘、小池重明を思わせる真剣師役の渡辺と対峙する場面に引き込まれました。
 過去の暗い影が栄光をむしばむ運命といい、雄大な風景が大事な脇役となる物語の展開といい「砂の器」のようなスケール感を感じさせます。ただ何か作品を全体を通して、満足感がイマイチに感じられたのです。
 それは、こぞというところのくどい演出と、力み返ったセリフ回しにあったのではないでしょうか。力んでいる割には「将棋を指さないと死んだも同然」という狂気がもう一つ感じられなかったというところでしょう。但しそれが本作の持ち味でもあるので、一概に責められません。

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流山の小地蔵

4.0これは

2025年11月7日
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中々見応えのある映画でしたね。ぜひ、映画館でご観賞ください。

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進撃のヘルニアン

4.0演出が濃かったです。

2025年11月7日
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昭和の日本映画の味わい。新聞配達の少年時代に割と尺を使っているなあと思いました。好きですが。
大学生時代の坂本健太郎が将棋に勝つことのうれしさをかみしめているさまがとてもかわいい。
ただ棋士として成功しようとしている現代パートの尺が短くて物足りなかった。あとやはり東明の最後の願いがわかるようで、よくわからない。

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みる子

3.5演出にムラがある…ような気がする。

2025年11月7日
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U-3153

2.0砂の器のパクリ?

2025年11月7日
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正直、残念な出来栄えだった〜妙に凝らしているが内容が薄っぺらいらだった〜

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フォレスター

2.5ごめんなさい…共感できず

2025年11月7日
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子どもの頃の不遇
親からの支配
将棋への情熱
裏の棋士との出会い
裏切り
将棋への未練
憧れと依存
弱さ

言いたいことはなんとなく分かるのだが…
上条と東明の関係性がイマイチ薄いというかわかりにくい
そこに共感が持てず、感動できない

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あひゆわ

5.0刺さると言うかなんか泣ける

2025年11月7日
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泣ける

悲しい

驚く

時間ギリギリ滑り込みセーフです。
こちらは1日に2回の上映

爆弾はまだ4回ぐらいやってるのに
人気の差がね。。。

でも、私はこちらの方が好きです

なんて言うんだろ
ま、思ってたのとは全然ちがったのだけど

柚木裕子が原作なのでやはりある程度ハードボイルドが効いてるとは思いましたが
まさかこんな展開なんて。。。

小日向さん夫妻以外は
しょーもない父親に、なんかよくわからん勝負師の渡辺謙なのですが

それでも人の素質と資質
生まれ持った環境と変えがたいさだめみたいなものに

最後はなぜか泣けてきちゃいました泣

なんて言う運命。
違う道もあったろうに
それに従ってしまった信じた情ですら結ぶものはなかったなんて。

その生き様に、誰一人として感情移入はできないのだけど

だけど、最後の最後にその生き様になみだした。

そんな素晴らしい映画でした。

多分、坂口健太郎さんにかなり持って行かれたんだろな

素敵でした
悲しい笑顔がもぅ泣ける

最後に一言。

父も、師匠も!
自己責任だろ
勝手にしね!

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悠々同盟

3.5坂口健太郎がたくさん泣いていた

2025年11月7日
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難しい

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ぴーかあちゃん

4.0引き込まれました

2025年11月7日
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泣ける

悲しい

良い出来でした。原作未読なので、映画だけの感想になりますが、静かな場面が割と多かったなと思いましたが、それが又緊張感を高めてたかなと思います。
主演の坂口健太郎はぴったりはまっていたと思いますし、高杉
真宙、土屋太鳳、柄本明、渡辺いっけいの演技も良かったです。しかし何と言っても渡辺謙の圧倒的な存在感が半端なかったです。それと坂口健太郎さんが演じた圭介の父親が誰だか分からなかったけどエンドロールで音尾琢真さんが演じていたんですね。これもぴったりでした。

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エンジェル・ハート

3.0歪に光る

2025年11月7日
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ポッタイシ

4.0優勝は、タケヤみそさんです

2025年11月7日
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興奮

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満天

3.5人間の愚かさvs生きる力強さ

2025年11月7日
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泣ける

悲しい

単純

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mr.buono

4.0健太郎よ、主題歌や脇役の奴らが主役より目立とうとしようが、お前は生ききるんだ

2025年11月6日
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柚月裕子の原作を読みかけたところで映画化されることを知り、読むの我慢して映画を楽しみにしていた。
意外にも公開第1週目から上映回数が少ないし、どの劇場も小さめのスクリーンでの上映。大きめのスクリーンで上映している劇場と上映回を選んでようやく観に行ったら、平日昼間とはいえなんと貸し切りだった。
人気ないのかなぁ。
予告の渡辺謙、佐々木蔵之介、音尾琢真の力の入った演技に少し心配になってたが、さすがはケン・ワタナベ、人相は悪くなってきたけど巧いなぁ。蔵之介さんのあの演技はああいった演出なんでしょうね。他の端役の方々も結構力んで目立とうとしてたから。音尾琢真のミソ親父がなんか可哀想で同情してしまった私はおかしいのでしょうか。

ゾクゾクするような真剣勝負にゾクゾクできなかった。
将棋あんまりわからないからかな。でも麻雀全然知らなかったけど「麻雀放浪記」はゾクゾクしたな。

自殺しようとしてるところ、止めに入るんじゃなくて何も言わずに将棋の駒打ちはじめて、その音を聞いて思い留まって戻ってくるところはちょっとゾクゾクした。

令和の「砂の器」みたいに言われてるけど、「砂の器」は刑事役の丹波哲郎さん、森田健作さん、殺される緒形拳さん、みんな明るかった。丹波さんなんか捜査であちこち行くの楽しそうにしてた。最初から最後まで泣きっぱなしのようなイメージあるけど誰も泣いたり叫んだりしていない。だからこそあの加藤嘉さんの慟哭とラストの道行きが胸を打ったんだろうな。
この映画、蔵之介さんも真宙くんも力みすぎ。

「爆弾」が佐藤二朗のスズキタゴサクの怪演に引っ張られてか若い俳優さんたちがそれぞれ味のある演技をしてる、良い化学反応を起こしてるのに比べて、この映画は主役の坂口健太郎を引き立てるんじゃなくてみんなが目立とう目立とうとしているように感じてしまった。

東明は自分で死なないといけないな。
殺人犯にしてしまったら将棋続けることできないから。
他にもツッコミどころはたくさんあったけど、こういう哀しみにあふれた話は好き。

暗い暗い辛い辛い話だけど「賞味期限の切れた牛乳捨てといてな」みたいなちょっとホッとするようなところが最近の日本映画には少ない気がする。ありすぎても嫌だけど。

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大吉

4.0【“真剣師の血。そしてお前が何を背負っていようと生き切るんだ!ゲホゲホ。”今作は怒涛の如く襲い掛かる不幸に立ち向かう男の生き様を、絶滅危惧種の真剣師達の姿と絡めて描いた物語である。】

2025年11月6日
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悲しい

知的

難しい

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NOBU

3.5結構、原作に忠実…⭐︎

2025年11月6日
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映画化されるということで読み直しての鑑賞。
思ったより原作に忠実な物語だった。

坂口健太郎の子役を演じて小野桜介がすごく表情豊かで良かった。
小日向文世と木村多江夫婦のもとに通う彼に思わずホロリとしていまう。

将棋そのものが思ったほど描かれずに物足りなさも感じることはあったけれど
坂口健太郎が渡辺謙や柄本明相手に堂々と演じているのを見て、彼もすごい役者に
なった…と。
将棋の真剣師という存在を初めて知ったけど今も存在しているのだろうか?
「菊水月作」という名作の将棋の駒を鍵に物語が絡み合っていくのも良いし、
原作より佐々木蔵之介が演じる石破刑事がすごく良い男になってて、これはこれで
面白かった。

柚木裕子の小説だけあって、最初から展開も早くて飽きずに楽しめる作品。

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☆ムーミン

4.0涙が美しい

2025年11月6日
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泣ける

悲しい

坂口健太郎さんの涙が美しくて見終わった後も忘れられない。
演者さんの演技がとても素晴らしい。

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くう

2.5工夫の無い古くさい作り

2025年11月6日
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渡辺謙がみんな喰っちゃったな。しかし、いくら昭和が舞台とはいえこの映画の古くさい作りはなんだろう。
◎劇伴(劇中伴奏音楽)のあまりにベタな音付け、びっくりです。今時、こんな音付けしないでしょ?
◎これでもか、というアップの多用。
◎刑事が狂言回しになって各地を歩き回る中で明らかにされる犯人の人生、砂の器かい!
◎あと、将棋に魅せられた男達の物語なのに、一度も盤上で何が起きているのか、全く説明がない。私は将棋はルールがわかる程度の人間で、マニアックにやられたらついていけないと思う。でも、この作り手たちは、はなから将棋の面白さ、勝負の妙を伝える気がないんですね。どうせわかんないから、そこはいいでしょ、と思っているんだろうな。一回でいい、伝える努力と工夫をして欲しかった。神は細部に宿るんだよ。チャレンジしなきゃ。
ところで、盤上の向日葵って、どういう意味?
最後のワンカットで説明したつもり?
嘘でしょ( ´∀`)
そんなことが気になり私には刺さりませんでした。

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どーも
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