劇場公開日 2025年10月31日

盤上の向日葵のレビュー・感想・評価

全280件中、81~100件目を表示

4.0もやもやな終わり

2025年11月9日
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鑑賞方法:映画館

ラストがもやもやした終わり方でしたが、なんかよかった。
負の部分が多い作品ですね。
主人公の父親とか。
救われた部分はどこだろうと思うのですが。
唯一、小学校時代かな?と思う。
棋士になったのは、純粋に将棋がではなく、真剣師の戦いを見てダトオモウ。
佐々木蔵之介さんが的外れのようで、的を得る推理の刑事さんよかったですね。
子役の方、佐藤健くん?って変なこと感じました。

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ふらんすぱん

3.0タイトルの意味が回収できませんでした

2025年11月9日
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鑑賞方法:映画館

原作は未読。
渡辺謙さんと柄本明さん見たさの鑑賞。
渡辺謙さん、柄本明さんの対局シーンは、まさに魂のぶつかり合いでした。
あと音尾さんのクソ親父っぷりと、小日向さん木村さんご夫婦の優しさの対比の部分(主人公の少年時代)をしっかり描いてくれたのは良かった。
少年時代の子役さんの、少しずつ心がほぐれていく感じと、クソ親父を捨てられない切なさがとても共感できた。
あと、坂口健太郎さんの泣きシーンが良い。
残念なのは、「盤上の向日葵」というタイトルが、内容と全くリンクしていないこと。
将棋盤と向日葵畑出せば、タイトル回収!なのはいかがなものか?
山梨の畑に就職なのも違和感だったかな。
(私が違和感に思った部分は、原作とは違うみたいですね)

以下、超個人的なことを書きます。
エキストラで知り合いが何人か出ておりました。
出ていることを知らなかったので、登場した時、思わず声が出そうになりました(笑)

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早川 歩

3.5ヒューマンミステリー

2025年11月9日
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ミステリーなんですが、色々な愛の形を感じ取れる作品でした(監督さんの意図と違うかもですが)
感情移入しやすい親子愛のシーンは、グッときました
最後、血筋に勝てて良かったです(そう言う解釈でよかったのかな?)
想像をうながすオシャレな終わり方
渡辺謙さん、坂口健太郎さん、迫力ありました

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落武者ハゲになるまでアフロレイ

4.0俳優陣の圧がすごい

2025年11月9日
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天才棋士と真剣師。二人の出会いから運命が動き出す。上条(坂口健太郎)の壮絶な過去。東明(渡辺謙)の生き方。
出会いがあったとしても選ぶのは自分自身だ。さまざまな葛藤の中で生きていくための選択は難しい。

坂口健太郎、渡辺謙、音尾琢真、柄本明、小日向文世…あまりの演技の凄さに圧倒される。画面から「圧」を感じるほどだ。
本作を支えたいるのは監督をはじめ、多くの俳優陣とスタッフだと思い知らされる。

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Kunihiro.Tanaka

4.0俳優陣の表情に魅せられる

2025年11月9日
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坂口健太郎がこんなに表情でみせてくれるとは。
子役の桂介もよくて、成人した桂介とのつながりに何の違和感もない。

柄本明、小日向文世、土屋太鳳もぴったりな役柄に演技。
原作を読んでいるので、原作をスマートにした展開。
渡辺謙も流石
ドラマ版(NHK)の東明の狂気の感じはな
く、慈愛のような感じ。

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meromero

3.5「砂の器」がだぶる

2025年11月9日
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色んな人から聞いていたけど、確かに「砂の器」オマージュが強い作品だった。
ミステリーというより、ヒューマンドラマな作品だ。

重厚な物語と重厚な演技は流石、見応えがある。
ただ回想が、80年代から90年代初めの筈だが、もっと昔に思えるのは何故だろう?自分の記憶の中の世界観とは違う気がする。

#盤上の向日葵

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naichin

3.5ゾクゾクする将棋

2025年11月9日
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鑑賞方法:映画館

将棋の経験は無し、
予告も原作も見ておらず、
坂口健太郎と渡辺謙が共演してるということで観てきました。

ゾクゾクする将棋…
どんな展開の将棋なのかはわからないけど、大金を懸ける将棋とタイトルを懸ける将棋は全く違うのだろうな、ということは素人でもわかります。

柄本明と渡辺謙の対峙はやはり迫力ありました。

虚ろな坂口健太郎も、将棋に買って口元が緩んじゃう坂口健太郎も良かった。

主人公の過去も、予想外だった。

でもなんだろう、俳優陣には満足なのに
映画を観た!って満足度はそこまででも…

個人的にはもう少し大きな向日葵が良かったな。飼料用?の向日葵は小ぶりなのかな。

あとコレ書く為に公式HP見たけど、
「圧巻のラスト」「これまでのイメージを覆す坂口健太郎」にちょっと違和感。
『ヘルドッグス』の坂口健太郎ほどでもないかなと。
ラストに関しては、エンドロールで終わりです。
(オマケ映像、ちょっと期待しちゃったけど。)

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ミズ、ハル

3.5予告からは想像できなかった。

2025年11月9日
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にんにん

2.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年11月9日
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りゃんひさ

2.5佐々木蔵之介は丹波哲郎にはなれない

2025年11月9日
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予告で声を張り上げる佐々木蔵之介さんの演技に疑問を持ちつつも鑑賞。
映画が始まってすぐにその大仰な演技の理由は理解できました。

他でも言われていますが『砂の器』なんですね。
作品内で描かれている事件の構造だけならまだしも、ベテランと新米の刑事コンビが日本各地を飛び回って捜査したり、ベテラン刑事が大仰な演技で事件の真相に迫る部分など、絵作りも含めて似せてしまっているため、どうしても比較してしまいます。

確かに映画としてはそれなりに楽しめましたが、いくつもの点で残念な部分がありました。

最たるものは「向日葵」。なぜタイトルに「盤上の」とついているのかは理解できないですし、映画内でも上条の母親との思い出の場所に咲いていたというだけで特別な意味を持つように思えないです。ラストシーン近くで突然現れるのも唐突で理解が難しい。
出生の秘密や東明との別れなどに関しても、突然告げられるため、物語の展開上、そういう風になっているとしか思えませんでいた。

また、メインの題材になっている将棋へのリスペクトが欠けているのもガッカリ。
終始、将棋の盤面がまともに映らないため、ほとんどの対局でどちらが優勢なのか、わかりにくく、将棋という要素が映画的な意味を持たない単なる小道具になってしまっています。町場での対局や早指しの新人戦であれば現状の描写でもいいでしょうが、東北での真剣五番勝負や最後の上条と東明の対局くらいは盤面をもう少しちゃんと見せてほしかったところ。
将棋監修としてプロ棋士が関与しているのだから、相応の盤面にはなっていたはずなので、演出のコンセプトなのか、単なる無神経なのかはわかりませんが、ひたすら残念です。
また、龍昇戦の対局をクライマックスに持ってこなかったのは原作通りなのかもしれませんが、ここも残念ポイント。それこそ『砂の器』における「宿命」のような使い方をすることもできたでしょうに……。

ただし、時代設定が1994年となっているは絶妙です(これは原作小説のうまいところでしょうが)。東明のモデルである小池重明が死んだ2年後であり、壬生のモデルである羽生善治が6冠制覇した年でもあります。若干ずれますが、アマチュア王将がプロ編入試験を受けたのは1996年なので、アマチュアで頭角を現した上条がプロで活躍する、という話もあながち荒唐無稽な時代ではありません。
おそらく、これ以降後の時代設定にしてしまうと、将棋の研究が緻密に行われる時代になるため、将棋が好きだったとはいえ、将棋漬けの人生を送っていなかった上条がプロになる、という話は絵空事になっていたことでしょう。

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よして

2.0国宝は逃したけど

2025年11月8日
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悲しい

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hotaki

2.0タイトルの意味合いが異なるじゃないか。

2025年11月8日
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悲しい

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みき

3.0昭和の推理小説

2025年11月8日
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昭和感が出ていて、推理小説として鑑賞すると楽しめるかな。

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かぜ

2.0「向日葵」と「狂った血」の扱いが雑 タイトルの意図が伝わらない

2025年11月8日
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悲しい

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スミス

4.5堪能した

2025年11月8日
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nyanpetit2022

4.0投了

2025年11月8日
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泣ける

悲しい

人間は出自には勝てません。
人生はそれに抗うために用意されたStageです。
そのStageで自分をどう表現するかは自分次第。

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ちゆう

2.5絶妙に掴めない

2025年11月8日
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なんだろうこの……絶妙に誰にも感情移入出来ないというか、いや出来ないなら出来ないで別にいいんだけど
観ている自分の感情を何処に置いていいかよく分からない感じ。

場面転換が多過ぎるのか?尺が足りないのか?
登場人物それぞれの感情や行動の動線に関わる描写や間がいちいち足りなくて
それを演者の個々のスペックや存在感に頼ってどうにかしようとした感じ。
細かい部分でいちいち演出や台詞回しに雑さが見えて(上手い表現が見つからないが「そういう台詞があるから言ってる」感)、結果としてこの物語をどういうスタンスで追いかけたらいいのかが終始掴めない。
身も蓋もなく言えば刑事2人はずっと"ロケのスケジュールに追われながら撮ったんか?"って印象。

こうなると渡辺謙の圧の強い演技も上滑りするのでね……ちょっと終盤のアレも頭に入ってこない。

申し訳ないけど期待外れだった。
あと5分程度でも尺があれば違ったかもしれない。

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野菜のおじさん

3.5“砂の器”の焼き直しと言ったら失礼かな。

2025年11月8日
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泣ける

悲しい

原作未読、そして観る将です。

もう何と言うか、冒頭のストーリー展開からあのラストシーンまで、まんま“砂の器”だよね。しかも全てがかなり縮小されたスケール感なのが哀しい。もしも作っている方がそれを意識してなかったら、それは映画に携わるものとして愚かすぎる。

とは言うものの、それなりに楽しめたのは確かなので甘々で⭐️3個半ということで。

作中で「イカれた血が…」という禁忌な出生の秘密が何なのかと思いながら見ていた。オリジナルは“父親がハンセン病”だったので、それに匹敵するのは“近親婚の子”あたりかなぁ、と推測していました。でも結構いきなり出て来たのでちょっとビックリでした。

タイトルにある“向日葵”が今ひとつ活かされてなかったような気がする。母親と婚約者のイメージがダブるだけなら弱すぎる。

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プリズナー No.6

3.5、白眉はやはり結末。想像を絶する過酷な人生を歩んできた桂介が、何を見据えているのかが明らかになった時、一筋の希望が見えます。

2025年11月8日
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悲しい

怖い

興奮

近年、人気小説や漫画の実写映画は、いかに原作に忠実かが重視される風潮です。しかし、ただ展開をなぞるだけよりも、原作の本質を捉えつつ、映像でしかできない表現で物語を見せた方が、映画にする意義は何倍も大きいことでしょう。
 「孤狼の血」で知られる作家・柚月裕子の人気同名小説を原作に、オリジナルの結末で力強いメッセージを描き出した今作を見て、改めてそう感じました。昭和から平成へと続く激動の時代を背景に、過酷な人生を生きる天才棋士の光と闇をドラマチックに描かれます。

●ストーリー
 山の中で、白骨化した遺体が発見されます。現場には、この世に7組しか現存しない希少な将棋駒が残されていました。
 刑事の石破剛志(佐々木蔵之介)と佐野(高杉真宙)は、駒の所有者を調べていくうち、将棋界に彗星のごとく現れ時代の寵児となった天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)であることが判明。奨励会を経ずにプロとなり、世間の注目を集める桂介の過去が、捜査の過程で明らかになっていきます。
 やがて桂介の過去に深く関わる人物として、賭け将棋で圧倒的な実力を誇った裏社会の男・東明重慶(渡辺謙)の存在が浮上します。やがて、謎に包まれていた桂介の生い立ちが明らかになります。
 桂介は幼少期に母を亡くし、父の庸一(音尾琢真)から虐待を受けていました。そこから逃れるように、近くに住む元校長の唐沢(小日向文世)から将棋を教わっていたのです。
 大学生になり、ようやく父の元を離れた後、賭け将棋で生計を立てる「真剣師」の東明に出会うのです。

●解説
 庸一、唐沢、東明の3人との関係性はそれぞれに劇的で、桂介の人生を大きく動かしていきます。特に東明との因縁は浅からぬものがありました。桂介は東明に裏切られ、大事な物を奪われてしまいますが、憎しみと同時に、型破りな将棋への憧れや人間としての共感も抱き続けるのです。時に激しく表出する桂介の複雑な思いを、坂口が丹念に演じています。
 裏社会を生きる東明の業とすごみを体現した渡辺も存在感抜群。賭け将棋のシーンは柚月の人気シリーズ「孤狼の血」にも通じるような緊張感が味わえることでしょう。
 文庫本で上下巻にわたる原作が2時間3分の映画に無理なくまとめられています。脚本も兼ねた熊澤尚人監督の緩急の利かせ方が秀逸です。2人の刑事が駒の所有者を捜し回る冒頭は速いテンポで観客をどんどん引き込んでいく一方、繰り返し登場する将棋の対局シーンは丁寧で、たっぷりと時間が割かれています。
 原作のように一手ずつの詳しい説明はありませんが、盤に向かう人の表情や考える時の癖、駒を指す音までを細やかに捉え、登場人物たちの心境を映し出しました。
 どこか寂しく、恐ろしくも見えるひまわり畑の映像も印象的ですが、白眉はやはり結末。想像を絶する過酷な人生を歩んできた桂介が、何を見据えているのかが明らかになった時、一筋の希望が見えます。原作の魅力を生かしつつ、映画ならではの価値を生み出した。理想の実写化と言っていいでしょう。

●感想
 駒の音が臨場感を伝える将棋の世界、父と息子のつながりと師匠の存在。昭和から平成を背景に描かれる、殺人事件の裏側。それらがすべて正攻法で織り込まれ、しばしばミステリーと人間ドラマが別方向を向いているような印象も受けます。
 しかし、さながら対局のように年上の俳優と向き合うたびに異なる顔を見せる坂口の芝居には見応えがあり、父親役の音尾琢真との汗と涙の格闘、小池重明を思わせる真剣師役の渡辺と対峙する場面に引き込まれました。
 過去の暗い影が栄光をむしばむ運命といい、雄大な風景が大事な脇役となる物語の展開といい「砂の器」のようなスケール感を感じさせます。ただ何か作品を全体を通して、満足感がイマイチに感じられたのです。
 それは、こぞというところのくどい演出と、力み返ったセリフ回しにあったのではないでしょうか。力んでいる割には「将棋を指さないと死んだも同然」という狂気がもう一つ感じられなかったというところでしょう。但しそれが本作の持ち味でもあるので、一概に責められません。

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流山の小地蔵

4.0これは

2025年11月7日
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鑑賞方法:映画館

中々見応えのある映画でしたね。ぜひ、映画館でご観賞ください。

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進撃のヘルニアン