盤上の向日葵のレビュー・感想・評価
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将棋に生きた者のミステリー
将棋に人生を翻弄された者のドラマでミステリー映画。
少年時代、大人になってから、現在を交互に描いた奥行きあるストーリーでとても面白かった‼️
酷い親父に、腕は最高だけど人間的にダメな憧れた将棋師、そして恩人。
良い人にも悪い人にも出会った人生。
自分の意思とは関係なく巻き込まれた事件。
最後は少し同情しました。
こういう映画が私は観たいんだよ!
主題歌サザン!将棋士の生き様を描くヒューマンミステリー
秋最新映画
映画 「盤上の向日葵 」
スポニチ様主催 試写会 にて先行鑑賞してきました
柚月裕子 さん原作
大好きな作家さんで原作でも読破済み
将棋棋士の光と闇
悲しい生い立ちと生き様を生臭く描いたヒューマンミステリー
主題歌はサザン
坂口さん 謙さん 他演技派俳優ぞろい
私の配役イメージとは違ったけど
血生臭い 柚月裕子ワールド前回のハマり役
坂口さんの爽やかな笑顔一切封印
新たな一面を見た気がします
原作とは少しアレンジされた
映画オリジナルストーリーとなって
土屋太鳳さん役が登場されたそうです
とにかくストーリーはお墨付き
原作を読んでいても最後までハラハラドキドキしながら楽しませてもらいました
ミステリー要素もあって
テンポよく進みます
最後の展開もかなり衝撃です
感動あり ハラハラあり
なぜ向日葵なのかーーー
将棋士としての波乱の人生を男臭く描かれています
渡辺謙さんの別格のオーラ半端なかったです
彼の目力に引き込まれました
主題歌はサザン
哀愁漂う新曲も必見です
将棋のルールが分からなくても大丈夫
柚月さんの好きな方
ミステリー好きな方にオススメ
才能は環境によって伸ばされる
将棋への渇望は、過酷な子ども時代からの唯一の希望なのか、それとも師の教えから芽生えた勝負師としての才能なのか。
いずれにせよ、それが彼にとって救いだったからこそ指さずにはいられなかったのだろう。
大波に流され続けながらも決して飲まれない強さは、将棋を通して学んだんだな。
負けるな桂介!
まだ勝負は終わってない、はず。
桂介を取り巻く環境が、常にストレスを産むものと愛を与えるものがセットになっているのがとにかくしんどい。
あまりにも過酷な生活に慣れてしまうと、それを受け入れて当たり前な感覚が育つのだろうか。
だって彼はとても優秀だもの。環境さえ整っていればいくらでも幸せになれそうなのに、彼の周りの面倒に巻き込まれ、そして流されもがくけど、また違う大波にのまれていく。追っ手を無視したり断ち切ったり出来ない、これは弱さなのか強さなのか。。
でも本当、賢いって何より強いなと思ったわ。
筋書きがとても面白くて、彼を取り巻く謎にこちらもいつの間にか引き込まれてたよ。
おもしろかった!
佳介を破滅に追いやる偶然が重なりすぎ
桂介がかわいそうすぎる。
どれほど才能があろうが努力しようが、付きまとうクズどもに脅され食い物にされ、挙句の果てには犯罪者にまでさせられる。ようやく天職の棋士として世に出られたというのに。
クズ父には、金など出さずに唾でも吐いて都度叩き出せばよかったのに、「俺を殺して埋めてくれ」とかいうクソな元師匠のフザけた願いなど、いくらクズ父を殺してくれたとはいえ、「嫌だ」と断ればよいのに。佳介が頼んだわけじゃないんだから。それなのに頼みを聞いて、その上、恩人の形見の高価な駒セットを一緒に埋めるだなんて。遺体が発見されたらそこから足がつくのに。
傍から見ているともどかしいが、幼いころから虐待されてきた佳介は自分を大事にすることを知らなかったのだろうと思う。
自分を守るよりも、他人の思惑に沿う方を優先してしまう。
どれほど傷つけられようがひどい目に遭わされようが、そいつがほんの少しだけ、気まぐれに、優しくしてくれたり親切だったり、「自分のために」何かしてくれたことが、巨大な山のような恩になり記憶に残って、とにかくその恩に報いなければと思ってしまうのだろう。
恩というより負い目に近いよう。
自分がされてきたことの方がはるかに大きく重いのに、そっちは矮小化されている。
自分のことを大事にする発想がないからそうなってしまうんだと思う。
親の愛情に飢えている人にありがちな性質らしい。
こういう人は、世間に割と普通にいるようです。
眼光鋭く、余裕ありげな表情で、しかも結構なクズ。渡辺謙はこういう役にたいへんハマる。
命を懸けた真剣勝負に将棋人生を見出す東明、どん底まで落ちようが生きること=真剣勝負な将棋バカがとても良かった。
まじめ一方に見えた佳介が惹かれたのは、実はこの東明の棋風。
東明も佳介も、天から選ばれし将棋の魔力を持つもの、ありきたりの勝負では満足できない、命を懸けての真剣勝負にこそ人生を見出す鬼だったのでは。
東明のクズっぷり、佳介に将棋をつづけろ、生ききれ、と言ってる口で佳介に俺を殺して埋めろと。良くまあそんなことが言えるもんです。露見しなければ良いってもんじゃない。自業自得な人生の落とし前は自分でつけなさい、他人を巻き込むな。
佳介の人生に少しでも光がさすラストであって欲しかった。
佳介を破滅に追いやる偶然が重なりすぎ。
そこに向けてお膳立てされたような不自然なストーリーはいかがなものか。
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