「桑田節が沁みます。」盤上の向日葵 paulさんの映画レビュー(感想・評価)
桑田節が沁みます。
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どなたか指摘されているように構成が映画「砂の器」に似ていますね。
でも別物としても十分見ることができます。
上条(坂口健太郎)は特別弱みを握られていたわけでもないので父親から逃げる必要もなければ、まして殺しを頼む必要もなかったのではと思われてなりません。そこは「砂の器」より弱い部分でしょう。
境遇の似た東明と出会わなければこんな結果にはならなっかたでしょうし、プロ棋士にもなっていなかったかも知れません。不幸は連鎖する。そこから脱するのは人間にとって難しいことなのでしょうか。そう感じずにはいられませんでした。
桑田節が沁みます。
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