「工夫の無い古くさい作り」盤上の向日葵 どーもさんの映画レビュー(感想・評価)
工夫の無い古くさい作り
渡辺謙がみんな喰っちゃったな。しかし、いくら昭和が舞台とはいえこの映画の古くさい作りはなんだろう。
◎劇伴(劇中伴奏音楽)のあまりにベタな音付け、びっくりです。今時、こんな音付けしないでしょ?
◎これでもか、というアップの多用。
◎刑事が狂言回しになって各地を歩き回る中で明らかにされる犯人の人生、砂の器かい!
◎あと、将棋に魅せられた男達の物語なのに、一度も盤上で何が起きているのか、全く説明がない。私は将棋はルールがわかる程度の人間で、マニアックにやられたらついていけないと思う。でも、この作り手たちは、はなから将棋の面白さ、勝負の妙を伝える気がないんですね。どうせわかんないから、そこはいいでしょ、と思っているんだろうな。一回でいい、伝える努力と工夫をして欲しかった。神は細部に宿るんだよ。チャレンジしなきゃ。
ところで、盤上の向日葵って、どういう意味?
最後のワンカットで説明したつもり?
嘘でしょ( ´∀`)
そんなことが気になり私には刺さりませんでした。
コメントする
uzさんのコメント
2025年11月7日
≫刑事が狂言回しになって各地を歩き回る中で明らかにされる犯人の人生
唐沢先生とか東明とか、桂介と二人きりの場面も多く、実は刑事が知り得ないことが多いんですよね。
あの推論に到るには問題ない材料はあったのかもですが。
とはいえ物的証拠はないし、そもそも微妙に勘違いしてるしで、モヤモヤ…
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。

