劇場公開日 2025年10月31日

盤上の向日葵のレビュー・感想・評価

全280件中、1~20件目を表示

4.0123分という制約の中で原作を破綻なく描ききり、映像ならではの何かをプラスする難しさ🎬

2025年11月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

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ななやお

3.5若手とベテランという新旧の組み合わせに引き付けられる

2025年11月3日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

驚く

若手とベテランという新旧の組み合わせによる名作、秀作はこれまでにも数多く作られてきました。三船敏郎と志村喬(「野良犬」など)、ポール・ニューマンとトム・クルーズ(「ハスラー2」)、モーガン・フリーマンとブラッド・ピット(「セブン」)、レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ(「ボーイス・ライフ」)、松坂桃李と役所広司(「孤狼の血」)など枚挙に暇がありませんが、世代や境遇の違う二人(師弟)のぶつかり合いや刺激し合う関係性が物語を引っ張っていく展開は、観客を引き付ける大きな映画的要因のひとつです。

「盤上の向日葵」は、「孤狼の血」などの作家・柚月裕子さんの同名小説を、坂口健太郎さんと渡辺謙さんという初顔合わせで映画化した心を震わせられるヒューマンミステリーです。昭和から平成へと続く激動の時代を背景にして、過酷な人生を生きる天才棋士・上条桂介の光と闇をドラマチックに描いていきますが、ある事件を発端に、被害者や容疑者の過去や謎、血筋をめぐる業が次第に明らかになっていく物語展開は、名作「砂の器」(1974)を彷彿とさせ、現代版的な側面も持っていると言えるでしょう。

上条が自らの宿命のようなものを背負い、“生き切ろう”“生き直そう”とする姿が観る者の心に強いメッセージを突き付けます。

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和田隆

5.0将棋侍ケン・ワタナビ〜〜〜な映画だった!

2025年12月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

驚く

原作未読、将棋知識なし、前情報なし、坂口健太郎目当てで観に行ったら思ったよりヘビーで鑑賞後引きずる内容の映画でした。渡辺謙出るのは知ってたけど他出演者も豪華で実力派多くて圧巻の演技でした!特に渡辺謙!!国宝でもさすがだと思ったけどこの映画でも俳優魂見せつけられた。日本を代表する世界に誇るケン・ワタナビ〜🇯🇵最後は将棋侍だったね⚔️私の中の助演男優賞は小日向文世さん。全然小日向じゃなくて大日向で優しい温かい人柄の役が本当にピッタリでした。泣けた。坂口健太郎も良い俳優に成長したな〜。タラレバ娘のkey君役してたの懐かしい。将棋好きな方が見たら色々な見方が出来てもっと楽しいのかも?将棋は頭が良くないと出来ない事がわかった!

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律猫

4.0毒親すぎる

2025年12月6日
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みーたん

4.0不運にもほどがある

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

豪華な俳優陣と原作が柚月裕子さんというのが気になって観ました。
昭和の雰囲気ただよう映像で、将棋に救われ将棋に振り回される主人公が切なすぎた。幼少期には決して涙を見せない健気な少年が、大人になって真実を知ったときに流す滂沱の涙。人を憎みきれない優しさが自分を苦しめているような。元校長夫妻の優しさが沁みる。主題歌も印象的。渡辺謙さんはじめ、とにかく演技力が凄い俳優さんたちに圧倒されました。

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Aki

4.0原作は読んだことはないけど

2025年12月3日
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なかなかおもしろかったですよ。
伏線回収も良かった。
近年のサスペンスものの中では、ストーリーがしっかりしていた。

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下弦の月

4.0ロクでもない人達と関わる

2025年12月1日
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悲しい

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てんえん

5.0おもしろかったです

2025年12月1日
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鑑賞方法:映画館

話の流れなど特に何も違和感なく観られました。俳優さんたちの演技に引き込まれました。渡辺いっけい氏の存在感と田舎の富裕層のファッションも相まってなんか凄かった。佐々木蔵之介氏のダミ声刑事もあの時代を出すためにあのウザさなんでしょうな。小日向文世氏さすが安定。主演の2人の命懸けの演技だけでも観る価値がありだと思います。原作はもっと詳細に物語を知ることができおもしろいんでしょうね。読んでみます。

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自分のための映画鑑賞記

3.0渡辺謙の演技力

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

真剣という分野は実在したと思うが、これを鬼気迫る描写を体現してもらった

坂口健太郎のヒゲは似合わない

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chanta

4.0盤上の向日葵

2025年11月29日
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泣ける

知的

ドキドキ

家で1日配信見るのもいいが、ほとんど見てしまい
映画情報見ると、今は次々 いい作品が作られていてびっくり‼️ 見る決定のポイントは、主演俳優と
原作者。盤上の向日葵は、柚月裕子さん原作、坂口健太郎君主演➕サザンの主題歌 が決定打!見るまでは落ち着かなかった。
  坂口がとても良かった。なぜかこの人は
見ていても暗くならない。サザンの曲も心に残り
柚月裕子さんには、ますます興味をもった。
女性の方が骨太の作品を作るとゆうが、確かに!
観客が少なかったのは、なぜだろう?
配給会社が松竹、、、
古き日本から、アップデートしていない感は
拭えない。
爆弾は、とくに若い男性に支持されてる気がする。
本物の演技者である佐藤二郎さん効果かな。
映画を支えるのは、男性監督と男性ファンかも
しれない。
将棋も藤井くんの時代ですものね。敢えて ぶつけてきた感はあります。
でも、最後 私も主人公に生き切って欲しいと
心から願った。

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ちーちゃん

1.5いまいち感動しきれず…

2025年11月29日
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原作未読、ドラマ版見ずに今回映画版で初めて鑑賞。
予告の段階で面白そう思っていたが、なかなかスケジュールが合わなくて漸く見れました。

レビューでも多く言われている「砂の器」風のストーリー。
身元不明の白骨遺体が見つかり、白骨遺体には世界で7組?しかない駒が一緒に見つかり……、というところから1人の容疑者が浮上。その容疑者の過去を紐解いていく…

という話だったけど、遺留品から直ぐに容疑者が浮上、トントン拍子に進んでいく捜査、明かさていく過去。他の容疑者も出ずに進んでいく展開にミステリーとは??となってしまった。

また、将棋について知識0だったので将棋のシーンは面白さが分からず…あとよく出る鬼殺しという指し方も分からず…せめてそこだけでも分かるようにしてくれたら良いのになって思いました。
真剣勝負シーンも、主人公にどう影響させたのかそういうのも入れても良かったかな。

主人公上條と東明の師弟関係も、うーん……こういまいちな感じで、実の父親が東名でもないし、殺しを依頼するのもな。プロになれ、っていうのにバレたらご法度の犯罪を依頼するなんて…

原作は良さそうなので、原作読んでみたいと思います。

俳優陣の演技は良かったです!

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まつげ

2.0「原作のよさ」と「俳優のよさ」は伝わるが...

2025年11月27日
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悲しい

「孤狼の血」が大好きだという知人が面白かったと薦めてくれて観ました。

主演二人はもちろんのこと、とにかく音尾さんが素晴らしかったです。
音尾さんということを忘れてしまうくらいに上条でした。

ただ、「映像」「映画」としての完成度については疑問符です。
好みの問題ですが、とにかくBGMのコレジャナイ感に没入できず、心も冷めていきました。
タイミング?音量?BGMの多さ?への違和感がすごかったです。

冒頭、新人王のトーナメント戦の演出がアニメ的な分かりやすさの演出で、日テレドラマ感を感じた後、昭和の骨太な物語が始まり、ちぐはぐな印象。
佐々木蔵之介さんの昭和の刑事な演技もとてもいいのに、画面が明るく、画角や動きが単調で編集で演技の迫力が薄まっているように感じました。

物語自体には、もっとポテンシャルがあって、もっといい作品になったのでは?と残念な想いです。
俳優さんの演技自体と、それぞれのキャラクター、ストーリーはとてもいいと感じました。
ミステリーとしては途中で流れが分かってしまい、人間を描くにしては映像で薄味に仕上がっていて、NHKのドラマ版ではどう仕上がっているのか、比べてみたいと思いました。

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mizuki

4.0孤独で、救いようのない物語

2025年11月27日
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悲しい

 寒々しい虐待と孤独の中にありながも、優しさを捨てきれない主人公・上条。
 光の方へ向かなければ、闇に飲み込まれて死んでしまう。
 将棋という盤上の世界(戦場)の上でしか根を張り、花を咲かせることができなかった。
 些少な幸せも許されず、盤上で咲くことを選んだ(あるいは、それしか選べない)、美しくも孤独な生き方が切ない。

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manabu

3.5親は選べない

2025年11月26日
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悲しい

「狐狼の血」が良かったので…
桂介の桂は桂馬の桂
前半は少年時代の桂介
後半は大人になって東明と出会って波乱に
終盤はとある秘密を知らされ…
親子関係や血筋に人生が狂わされる
校長先生の優しさだけが救いでした
サザンのメロディーも切なくて合ってた

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かちかち

3.5人生はどこまで「成る」ことが許されるのか

2025年11月26日
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暁の空

3.0結末はみんなで想像してね(想像つくと思うけど)的終わり方。

2025年11月25日
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キッスィ

4.0駒を打つ音

2025年11月25日
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将棋の事はさっぱり分からないけど、観たいと思った作品
最初は、分からなくてやっぱりやめておけば良かったかと思ったけど、2人の関わり合いに惹きつけられた
子供は親を選べない
どんな境遇で生まれそして育ったか…
人との出会いで、また人生も変わる

東明が、上条の部屋で1人で将棋をただ打ち続ける音に涙が出た

2人の演技に魅せられた、見て良かった

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くろすけ

3.0主役渡辺謙

2025年11月24日
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原作が好きだったので、本作を観るか観ないか悩みました。
観なければよかったと思ってます。
原作未読なら、それはそれで映画として楽しめると思います。

基本…原作と映画は別物だと思っていますので、原作厨にはどちらかというと賛同できないのですが(汗)

原作の上条と東明の将棋の場面の鬼気迫る感じが全く感じられず。
上条の生い立ちの不幸物語が長く…そこは小日向さんとのところで回収させたらよかったのに。
むしろ、上条と東明の最後のシーンをメインに据えていたらと残念でならない。そこを丁寧に描けたら、主演渡辺謙にはならなかったのではないかと思う。

笹井蔵之介はうるさい…こんなに下手な役者じゃないと思うんだけど、使い方が下手?
いろいろ思うところありました。

でも、原作未読なら楽しめますよ。

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ぷぷぷ

4.0運命を塗り替えた約束

2025年11月24日
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コウ

3.5桑田節が沁みます。

2025年11月24日
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paul