正体のレビュー・感想・評価
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横浜流星の魅力が詰まった映画
既に刑が確定して収監中の死刑囚の逃亡が刑事の失態等、おかしなところがいくつか散見されるが、全体的に通してみれば横浜流星の魅力が詰まった非常に良い映画。
ラストの面会のシーンでの横浜流星のセリフが痺れました。おじさんもちょっとウルっと来ちゃいました。
もう1つの別の冤罪の話は結局どうなったんでしょう?
胸にズシリと来るのは冤罪という苦く哀しいテーマのせいだね
鑑賞中は終始一貫、逃亡する主人公への同情😿と不条理さへの怒り💢を感じつつ見事な演出とイイ役者たちの入魂の演技にグイグイと引きこまれて気付けば2時間経過でした
映画館出た人で鼻ズル涙の女性たちも目撃するもスレっからしの私は最後に少しうるっときたが最後まで泣けなかった おかしいな?涙腺弱い年寄りのはずが?無駄なく隙なく遊びなくストーリーがキチキチに構築されすぎてるせいかな?
ひとつ言えるとすれば冤罪や様々な訴訟リスクには絶対巻き込まれたくないが、油断すれば起こりうる、それが誰もが例外なく直面しうる現代、日常に忍び寄るリスクに心から震え上がり肝が冷えたせいかな
観る価値大いにある映画だと思うのでネタバレ注意⚠️ということで以上ここまで😹
酒でも飲みたい気分🍶
心震えた!
何処にいても丁寧な人
120分間の息つく暇なき脱走劇
殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けた男が変装と潜伏を繰り返しながら日本中を巡る指名手配犯の488日間にわたる逃走劇を描きだす。5つの顔をもつ死刑囚の120分間の息つく暇なき脱走劇。まず以前WOWOWドラマの亀梨版240分の鑑賞後に本作品に臨むと、結末が分かったうえでのそれなりの既視感や比較目線でというのは良くも悪くもな部分。全体的に逃亡犯は無実なのか?という練られたミステリーよりもキャスト陣の熱演やフレッシュさの勢いのままに押し倒した余韻をうける。脱獄犯が顔を変えつつ全国各地に潜伏するという妙もコミカライズされながらも緩急があるため前のめりに観れる。まさにパッと観てパッと帰るような観やすさという観点ではバツグン。もちろん日本発クライムスリラーとしての敷居の高さや価値観が内包された題材ではあるため、横浜流星のファンならずとも年末年始白熱できるエンタメ作品には仕上げたとおもえる。
信じる事の大切さ。その覚悟と勇気の結実
こうして冤罪は作られるんだと思った。
人が人を裁くのだから間違うこともあるでしょう。でもこれは間違いでは無く、初めから警察によって決めつけられたのだ。
同時に描かれる痴漢事件を見ても一度受けた有罪判決を覆すのは難しい。でも正しい事を言い続ける事を諦めない。それが真実だから。
ケアセンターで身分を証明する術も無い人が働くなど、都合良くリアリティの無い出来事がいくつか有りますが、そんなことはこの際放おっておきましょう。この作品で描きたい物はそんなことなど関係無いはずです。
その人を知り、その人を信ずる仲間がいる。その数が例えわずかでも、それが真実ならばその声はきっと届くと思いたいのです。
横浜流星くん、それぞれ変わる環境下での表情が良かった。特に拘置所内で関わった人たちとの面会シーンでの穏やかな表情が印象的でした。揺れる内面を上手に表現した演技の刑事役の山田孝之さんは素晴らしい。吉岡里帆さんの信じるをテーマにした演技も見事。そして美しかったです。
人にどう思われようと周りに流されず、正しい事は正しいと思う声が届く社会になればいいと思うのです。
判決後の法廷内に響いた拍手は温かい音がしたに違いありません。
いい映画を見ました
賢い逃亡者
平凡に幸せに暮らしたい
原作やアニメがあったとの事ですが
未読、未視聴です。
レビューが高かったのと
「春に散る」以来
横浜流星さん主演告知を観て
楽しみにしていました
幼少期から施設で育ち
18歳で社会に出るであろう直前に
事件に巻き込まれてしまう。
冤罪を自分の知力のみで
無実を証明しようとする話
逃走中、自分の事だけで
精一杯なはずなのに
周りの人に優しい。
ストーリーが要点のみと思われ
無駄な場面がほとんどなく
あっと言う間の120分でした
逃走中に色々な経験…
初めての友達、色々な仕事を経験し
飲酒や居酒屋に行き
知らない食べ物?を食す。
普通に社会に出た時は
当たり前に経験できたはずなのに
山田孝之さん…
演技が素晴らしかった。
終始同じ表情をしているように見えたのに
話が進むにつれ
パワハラ上司(松重さん)の指示に
背いて勝手な行動に出ます。
とても存在感がありました。
他にも素敵な役者さんが
出演しています。
是非映画館で観てください
組織の理論の前で個人はどれほど無力なのか
横浜流星で大正解
これぞ藤井監督・横浜流星コンビの真骨頂!
さすが藤井道人監督、横浜流星コンビ。
ハラハラドキドキ感満載で観ごたえがあった。
原作もあるが、原作未読でも問題なし。
2024年公開の青春18×2君へと続く道は今一つだったが、今回はさすが藤井道人らしい社会派サスペンスでもあり、観客にセリフを通じて考えてもらう内容。
正体のような作品が藤井道人監督らしい。
横浜流星もさすが。変装しながらの演技も見事だった。
助演もなかなかのメンバー。
安心して観ていられたし、楽しかった。
また、脚本が素晴らしかった。セリフが◎。
この作品もSNSがポイント。利用の仕方を改めて考えさせられる作品でもある。
藤井道人監督の次回作に期待したい。
権力と正義
俳優陣の演技に心を奪われる
気まぐれでふらっと観に行ってみたら、これがなかなかの良作。サスペンスの緊張感と人間ドラマの感動を、しっかりと味わえる映画でした。
特に俳優陣の迫真の演技が素晴らしい。横浜流星が表現する微妙な心の揺れに胸を打たれますし、アクションも大迫力で見応えがあります。そして森本慎太郎さん。この俳優さんのことは知りませんでしたが、とても印象に残りました。彼が演じる主人公の同僚は、臆病だったり、ついイキがってしまったりと非常に人間臭いキャラクターで、彼の好演により観客の共感を誘います。
また、脚本や音楽など、素晴らしい要素がいくつもありますが、特にカメラワークが印象的でした。どの視点で見せるか、どう緊張感を出すかが非常に練られており、映像的にも楽しめる作品です。
スリリングなサスペンスパートと心温まるドラマパートが見事に調和しており、もう一押し欲しい部分もあるものの、バランスの良い作品だと思います。
エンタメ‼︎と役者の熱演に拍手
嫌な面だけが誇張されているような…
いい映画だったような、あまり良くないような…あり得るようであり得ないような…非常に分かりやすいけれどもそれがかえって短絡的であるような…
良き役者さんでキレイに仕上がっていた作品で、非常に見やすかったのですが、絶対見なければならなかった作品でもなかったな、と─。
理不尽な結果、納得いかない国家権力、意味わかんない殺戮など、昨今の出来事をくみ取ったようなところを作品の内容から大いに感じ取れるので、素直に内容を受け入れられるのですが、あまりに美しく仕上げられている印象で、なかなか感情移入ができませんでした。
肝心の目的とか結果とかも、まぁそうなんでしょうけど、どうせ脚色するなら何かもっとこう・・・・・・わからないですけど、なんか物足りなかったということですかねー
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