正体のレビュー・感想・評価
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賢い逃亡者
平凡に幸せに暮らしたい
原作やアニメがあったとの事ですが
未読、未視聴です。
レビューが高かったのと
「春に散る」以来
横浜流星さん主演告知を観て
楽しみにしていました
幼少期から施設で育ち
18歳で社会に出るであろう直前に
事件に巻き込まれてしまう。
冤罪を自分の知力のみで
無実を証明しようとする話
逃走中、自分の事だけで
精一杯なはずなのに
周りの人に優しい。
ストーリーが要点のみと思われ
無駄な場面がほとんどなく
あっと言う間の120分でした
逃走中に色々な経験…
初めての友達、色々な仕事を経験し
飲酒や居酒屋に行き
知らない食べ物?を食す。
普通に社会に出た時は
当たり前に経験できたはずなのに
山田孝之さん…
演技が素晴らしかった。
終始同じ表情をしているように見えたのに
話が進むにつれ
パワハラ上司(松重さん)の指示に
背いて勝手な行動に出ます。
とても存在感がありました。
他にも素敵な役者さんが
出演しています。
是非映画館で観てください
組織の理論の前で個人はどれほど無力なのか
横浜流星で大正解
これぞ藤井監督・横浜流星コンビの真骨頂!
さすが藤井道人監督、横浜流星コンビ。
ハラハラドキドキ感満載で観ごたえがあった。
原作もあるが、原作未読でも問題なし。
2024年公開の青春18×2君へと続く道は今一つだったが、今回はさすが藤井道人らしい社会派サスペンスでもあり、観客にセリフを通じて考えてもらう内容。
正体のような作品が藤井道人監督らしい。
横浜流星もさすが。変装しながらの演技も見事だった。
助演もなかなかのメンバー。
安心して観ていられたし、楽しかった。
また、脚本が素晴らしかった。セリフが◎。
この作品もSNSがポイント。利用の仕方を改めて考えさせられる作品でもある。
藤井道人監督の次回作に期待したい。
権力と正義
俳優陣の演技に心を奪われる
気まぐれでふらっと観に行ってみたら、これがなかなかの良作。サスペンスの緊張感と人間ドラマの感動を、しっかりと味わえる映画でした。
特に俳優陣の迫真の演技が素晴らしい。横浜流星が表現する微妙な心の揺れに胸を打たれますし、アクションも大迫力で見応えがあります。そして森本慎太郎さん。この俳優さんのことは知りませんでしたが、とても印象に残りました。彼が演じる主人公の同僚は、臆病だったり、ついイキがってしまったりと非常に人間臭いキャラクターで、彼の好演により観客の共感を誘います。
また、脚本や音楽など、素晴らしい要素がいくつもありますが、特にカメラワークが印象的でした。どの視点で見せるか、どう緊張感を出すかが非常に練られており、映像的にも楽しめる作品です。
スリリングなサスペンスパートと心温まるドラマパートが見事に調和しており、もう一押し欲しい部分もあるものの、バランスの良い作品だと思います。
エンタメ‼︎と役者の熱演に拍手
嫌な面だけが誇張されているような…
いい映画だったような、あまり良くないような…あり得るようであり得ないような…非常に分かりやすいけれどもそれがかえって短絡的であるような…
良き役者さんでキレイに仕上がっていた作品で、非常に見やすかったのですが、絶対見なければならなかった作品でもなかったな、と─。
理不尽な結果、納得いかない国家権力、意味わかんない殺戮など、昨今の出来事をくみ取ったようなところを作品の内容から大いに感じ取れるので、素直に内容を受け入れられるのですが、あまりに美しく仕上げられている印象で、なかなか感情移入ができませんでした。
肝心の目的とか結果とかも、まぁそうなんでしょうけど、どうせ脚色するなら何かもっとこう・・・・・・わからないですけど、なんか物足りなかったということですかねー
良作
良かったですが…
先ずドラマ版を観たことがあります
見れば映画版の不明点が解決するかもしれません
ドラマ版ですら伝えきれているかわかないです…
ダラダラ繋ぎ的になる時もあります
映画は120分と短い時間…映画なら普通かな…の時間で343日間の逃亡劇を詰め込む訳ですからかなり大変な編集を余儀なくされます
次はキャストですがドラマでも主役級の役者が出ています!映画もそうです!が主役は誰なん?ってくらい山田孝之さんが目立っています!主役は間違いなく横浜流星さんでしょう!横浜流星さんが下手とかミスキャストだと言っている訳ではありません!山田孝之さんがそれだけ凄いってことなんでしょう!
まあこれくらいにします…とにかく良い作品で泣けるかと思います!
フィクションの原作がよくできているのだと思います!
逃亡のネタのヒントは現実にあったあの事件です!
わかる方はわかると思いますし映画でもそうここが問題の場所だな…と
『山田孝之のカード』を思い出してしまう…
ただしイケメンに限る。
18歳の時に一家惨殺事件の犯人として逮捕され死刑判決を受けた男が、3年後に拘置所から脱走し逃走を続ける話。
吐血したふりをして医療機関に救急搬送される最中に逃げた鏑木が偽名を使いながら何かの目的を果たす為に様々なところに潜伏する話しと、事件当時彼を逮捕した刑事が行方を追う話しをみせていく。
一部変装もあるにはあるものの、基本はメガネや髪型で特徴を隠して行動する鏑木が、その人間性から信用されていく感じだけれど、目力強過ぎて直ぐにバレそうな…w
内容についてはあまり触れないけれど、展開というか物語そのものがかなりご都合主義全開で、しかもラストはそれを解っていてこうすれば感動するんだろ?という感じの力技に感じてしまうし、警察と検察ごっちゃになってます?という感じ。
主人公というよりも、まわりの人物の機微が良かったし、確かにかなり面白かったもののイマイチ納得感はなかったかな。
今年最後のエンターテイメント
最後はウルっとはしたけれど、
心に刺さるヒューマンサスペンス
逃走劇はスリルがあり、映像も劇伴も迫力があり美しく圧巻。主演の横浜流星さんをはじめ、演者の演技も申しな分なく素晴らしい、心を打つヒューマンサスペンス。
この作品が提示するのは、映画にリアルな現実の闇を求める有識者にとっては日頃から深く認識しているテーマかもしれない。
しかし、本当にそのテーマを知るべき人にとっては重苦しさに支配される社会派作品は敷居が高く、結局そのテーマを届けることができない。
本作はその敷居を取り払い、誰にでも楽しめるエンタメ要素を取り込んだサスペンスに仕上げた所に価値がある。まずは楽しんで映画を観てもらう、そしてそこから何かを感じてもらうという制作者側が観客に寄り添うようにして作られた作品。年に数回しか劇場に足を運ばない人が多くなった昨今、こういった作品こそが映画界に必要なのではないか?
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