「冤罪を晴らそうと疑われた人が奮闘するよくある話。」正体 らまんばさんの映画レビュー(感想・評価)
冤罪を晴らそうと疑われた人が奮闘するよくある話。
でもストーリーの進め方が“疑われし者”視点よりも、その人と共に過ごした周囲の人視点で描かれるため既視感は無いし、とっても惹き込まれる。別々の人が別の人格を装った“疑われし者”の話をするから観ているこっちは???な状態で話が進んでいく。
過ごした人とのエピソードを重ねるごとにヴェール、いや、そんな綺麗なものではないか、薄皮が一枚ずつ剥がされていく感覚。
横浜流星の演じ分けも確かにすごいんだけど、周りを固める俳優陣の層の厚さもすごい。大好物の松重さんが出てるとわかった日にゃテンション上がりましたよ。(松重さん自身は非常にローテンションな役w)加えて森本慎太郎に吉岡里帆に山田孝之。芸達者揃い。
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