「意外性ゼロ」正体 ドラゴンミズホさんの映画レビュー(感想・評価)
意外性ゼロ
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原作未読だけど、「正体」ってタイトルほどの何もない。
●要は冤罪を晴らしたいだけの主人公。どんでん返しも何も無い。
逃げた理由が「信じたかった」って、なんじゃそりゃ?
そもそも普通の高校生がこんなこと出来るもんなの?聖人ぽいのもムリ過ぎる。
そもそもこの人の家族は何してるんだろう?人物が不明過ぎてワケわからない。
●逮捕されたシチューエーションもムリすぎる。何でまわりが田んぼのあんな田舎の家に都合よく警官が来るの?誰か通報したのか?他人の家にいきなり入るのも、あんな血まみれの屋内に入って人に刺さった鎌を抜くのも変すぎる。
●警察無能すぎる。状況証拠だけで殺人罪に持っていけるわけない。真犯人も穴だらけなんだから足跡とか残ってるとしか考えられない。
中盤のマンションの逃走劇もアホ過ぎる。普通、別班で裏口固めるし、街中の用水路に飛び込むだけで逃げ切れるわけない。
●関わる人間のエピソードが薄すぎて、冤罪を訴える味方になる展開が変過ぎる。
2万円くれた、見ず知らずの男と同棲した、職場の同僚がイケメンだった…など。
●目撃者のおばさんに「思い出してください!」とか。何してんの?この人?
あげくにナイフで人を脅して(るように見られて)、それで得た証言なんて採用されるわけないやん。
原作知らないけど、薄い内容を無理くりに進めてるとしか思えない。
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