劇場公開日 2024年11月29日

「警察も男だからメンツが大事。メンツ!メンツ!メンズだけに」正体 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0警察も男だからメンツが大事。メンツ!メンツ!メンズだけに

2024年12月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

2024年映画館鑑賞118作品目
12月7日(土)イオンシネマ名取
6ミタ0円

監督と脚本は『新聞記者』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『ヤクザと家族 The Family』『最後まで行く』『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人
脚本は他に『さがす』の小寺和久

粗筋
一家殺人事件の犯人に仕立て上げられた当時高校生で塀の中で20歳を過ぎた死刑囚鏑木慶一は急病を装い搬送途中の救急車から強引に脱出し逃亡
偽名を使いバレないように顔を隠したりプチ整形したり髭を伸ばしたりメガネをかけたり各地を転々と職を転々
自分の無実を証明するための逃走劇だった

昔アメリカのTVドラマでやっていた『逃亡者』を彷彿させる
その後ハリウッドで映画化された
主演はハリソン・フォードで刑事役は日本で大ブレイクする前のトミー・リー・ジョーンズ

僕は絶対にやらないが主人公になった気分で鑑賞すればなお一層楽しめる作品だと思う

山田杏奈の演技力が良い
特に表情
通話をしている時は明るい顔も電話を切ると暗い表情に急変するところが特に良い
ただ演技力が高いゆえに嘘っこでナイフを突きつけられ人質にされるときの表情はうま過ぎてかえってリアルじゃない
高校時代は演劇部に熱心に取り組んだ設定があればスッと受け入れることができたのだが

エンディングテーマも良い

配役
高校時代に下校途中に無実の罪で現行犯逮捕され死刑判決を受け逃亡する鏑木慶一に横浜流星
物静かな現場作業員のベンジーに横浜流星
コタツ記事専門のフリーライターの那須に横浜流星
長野のグループホームの職員の桜井に横浜流星
長野の水産工場作業員の久間に横浜流星
大阪の建設現場の同僚のジャンプこと野々村和也に森本慎太郎
建設現場のパワハラ上司の金子健介に駿河太郎
ネット記事配信会社の社員の安藤沙耶香の吉岡里帆
痴漢嫌疑をかけられ裁判で無罪を主張する弁護士で沙耶香の父の安藤淳二に田中哲司
安藤に密着する記者の黒島に田島
沙耶香の先輩社員の後藤鉄平に宇野祥平
沙耶香の同僚の小田花梨に宮﨑優
安藤の痴漢裁判の検察官信田昌之
グループホームの桜井の後輩で地元出身の酒井舞に山田杏奈
グループホームの桜井の先輩の四方田雄一に森田甘路
舞の父に矢柴俊博
舞の母に田村たがめ
舞の友人に永瀬未留
慶一を追う刑事の又貫征吾に山田孝之
又貫の部下の刑事の井澄正平に前田公輝
警視庁の刑事部長の川田誠一に松重豊
模倣犯?の足利清人に山中崇
一家殺人事件の被害者遺族で犯人の顔を目撃した元高校教師でアルツハイマーを患っている井尾由子に原日出子
遺族の妹で工場のパートとして働く笹原浩子に西田尚美
養護施設の園長の野口正恵に木野花
建設現場の同僚に五頭岳男
建設現場の同僚に松田征也
建設現場の同僚に藤澤アニキ
ジャンプの取り立て屋に奥田啓介
長野の水産工場の社長の宮村勇太に遠藤雄弥
被害者の井尾に世良佑樹
井尾の妻で被害者に永井ちひろ
井尾の娘で被害者に小柴みら
キャンプを楽しむ人に坪井奈子
刑務官に藤井アキト
刑事に宇賀神亮介
刑事に中村祐志
刑事に泉礼文
警視庁の広報に太田正一
記者に福田伸之
テレビのアナウンサーに夏目みな美
テレビのアナウンサーに光山雄一朗
テレビのリポーターに山内彩加
テレビのリポーターに石井亮次
ニュースのコメンテーターに石塚元章

野川新栄