「感動と緊張感。その『正体』をぜひ劇場で」正体 いへうさんの映画レビュー(感想・評価)
感動と緊張感。その『正体』をぜひ劇場で
『正体』
•長回しで撮影されたという最初の逃亡シーンや警察組織のしがらみの中で、山田孝之さん演じる刑事が葛藤していく姿、逃亡中の緊張感など、サスペンス、アクション、組織論など様々な要素が詰まったとても魅力的な映画でした。
•冤罪がこの映画の中で2つ描かれていた。
警察、裁判官の責任の中で人が人を裁くむずかしさ。
冤罪で逮捕された人々のその後の人生についても考えさせられた。
•横浜流星さん演じる逃亡した鏑木(かぶらぎ)慶一の『正体』は果たしてどんな人物であったのか、彼の側にいた人たちは何を感じ、どういった行動を起こしていくのか。
ぜひ劇場で確認していただけたらと思います。
•今年私が観た中で大好きだった映画『青春18×2 君へと続くみち』の藤井道人(みちひと)監督の作品でまたまた温かい感動をいただき、泣いてしまいました。
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