「映画には映画の良さ」正体 りんねさんの映画レビュー(感想・評価)
映画には映画の良さ
先に小説版を読み、WOWOWで6話にわたるドラマを観ていたので、大まかな話の筋はわかっていたけれど、映画として2時間に収めるための再編成はうまかったと思う。
もちろん、話としてそこを省くのか……と思うところがなくはないが、取捨選択を迫られたならそうなるのはある種必然だろう、という納得はした。
主役の横浜流星はもちろん、脇を固める役者まで演技がうまく、賞レースでも評価されそうだと思ったのだが、映画オリジナルの展開になってから大変泣ける展開だったのは、原作者さんが「原作者として救われた思い」と仰った通り映画ならではだった。
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