「彼の内側にたぎる「祈り」に泣けた。」正体 sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
彼の内側にたぎる「祈り」に泣けた。
原作もドラマも未読未視聴だったので、全くの予備知識なしに、予告編の印象だけを持って鑑賞しました。
画面の切り替えの巧みさで、サスペンスとしての緊迫感を保ちつつ、横浜流星演じる鏑木を軸に、登場人物それぞれとのドラマがテンポよく描かれていくのですが、予告編でこちらが受け取っていた「“5つの顔”を持つ逃亡犯」の物語というより、だんだんと彼の内側にたぎる「祈り」や「静かな情熱」の揺るぎなさを感じていく展開で、心をつかまれました。
山田孝之演じる又貫に問われた鏑木の「答え」は、この映画を観ながら、または、日々の生活を送りながら、私自身もまさに願っていた(いる)ことで、思わず涙が溢れました。
きっと、藤井監督もここに全てをかけて本作をつくられたのではないでしょうか。
いい映画でした。
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humさんのコメント
2024年12月4日
コメントいただきありがとうございました。
タイトルにされた内側にたぎる「祈り」という言葉がとても沁みます。
彼の未来を変える原動力、人が信じて願う心をたくさん感じる作品でした。
お主ナトゥはご存じか2世さんのコメント
2024年12月1日
藤井監督本当に信用出来るし自分は基本的に役者目当てで作品は杉咲花以外は一切見ませんが🥹監督目当てで作品を追うパターンが多いので完全に藤井監督は今後粘着質悪質ストーカーレベルの世界一熱烈な追っかけ確定です👀🔥
満塁本塁打さんのコメント
2024年12月1日
イイねコメントありがとうございました。悲しい😢映画館撤収。今日以降 映画館設備はその大部分が産業廃棄物に😢・・現状復帰で返すでしょうから・・
しかし おっしゃるとおり 面白いエンタメ作品でした。
松重豊さん 同感です👍 フィクション的なのは仕方ないですね。ありがとうございました😊