「諦めず信じることの力」正体 映画大好きアラフィフママさんの映画レビュー(感想・評価)
諦めず信じることの力
最高でした。公開初日に鑑賞。
(先週に続き推し活寄りのレビューご容赦ください)
先週公開の「海の沈黙」主演の本木雅弘さん推しに続き、横浜流星さん推しでもある自身といたしましては、2週連続で推し活ができ、しかもどちらも最高という至福感と達成感。感動、感無量でした。
特に本作は鑑賞後の余韻が凄かったです。
七変化(六変化)な流星くんカッコよすぎました。
彼の人間性、ストイックさにも敬服、進化し続ける日本が誇る役者の1人ですね。昨年公開の「春に散る」も素晴らしかったですが、今回もお見事でした。ブラボー♡
(クールな中に光る美しい瞳とクルンとした綺麗な睫毛のギャップ、笑うと可愛い優しい笑顔も大好き♡)
いずれも傑作でしたが今回の「正体」の方が主人公である横浜流星さんの出演時間も長い上に(モッくんはまさかの後半から登場でした^^;)、展開や間も絶妙かつ、真実が報われるハッピーエンドで深く感動、推しとしても映画好きとしても大満足でした。
とにかく引き込まれ、素晴らしく非常に見応えありました。脇を固める役者さんたちも皆さんの熱演、素晴らしかったです。特に山田孝之さん、吉岡里帆さん、森本慎太郎さん。出番は僅かでしたが養護施設の元園長役の木野花さんは優しさの中にある揺るぎない芯の強さが圧倒的で刺さり素敵でした。
(最初どぶろっく?と思ってしまいゴメンなさい笑➔味方してくれた上司役の宇野祥平さんも素敵でした!!)
どんなに厳しい逆境であろうと、その人の本質を認め「信じる」ことが、どれだけその人への救いと希望を与え助けとなることか。情けからの「信じてあげる」ではなく、「私はあなたを信じる」という主体的な強さ。諦めずに信じ続けることの大切さ。気づかされました。そして世界をも。
自分へのメッセージとも感じられ、涙が止まりませんでした。
そして冤罪ゼロの世界を強く願いました。
「信じたかったんです、この世界を」
ラスト、グッときました。
語りたいこと満載ですが、その他については、高評価者の方々のレビューに共感、割愛します。
プログラム(1,200円)は価格も本体も見ずに無条件で購入、A5サイズでコンパクトながら分厚くて驚き!振り返りができる写真集のようで見応えがありました。オススメです!!
素晴らしい最高作を有難うございました!!
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★気づいた点 (マニアックおまけ編)
本作「正体」と「あんのこと」の共通点判明!
横浜流星さん演じる鏑木慶一が“ライターの那須くん”として潜伏させて貰っていた、吉岡里帆さんが演じる安藤沙耶香のマンションが、「あんのこと」(2024.6.7公開)で河合優実さんが演じる香川杏が毒親から逃げるためのシェルターとして住んでいたマンションと同じでした! 那須くんが飛び降りて逃げた際の外観や街並みも同じ!間違いない!と、思わず「あっっっ!!」と声が出てしまいました。各作品でも本人が飛び降りる(←ネタバレ)という衝撃的な展開も共通点。恐らく撮影用マンションかと思われますが、監督や制作陣は異なるものの、若くして理不尽な苦労を強いられた若者の社会派作としても共通、偶然とは思えない不思議な引力を感じ、我ながらマニアックで密かな胸アツポイントでした。
(気付いた人と分かち合いたい!件でした♪笑)