「「いい人」だからこそ」正体 TAICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
「いい人」だからこそ
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一言で言うと
無実を訴える死刑囚が脱獄して
真相究明する話。
ってなっちゃうから
「ありがち」みたいになっちゃって悔しい。
見終わって、
振り返ってみると
めちゃくちゃいい人。
いい人だから
助けようと思って現場に行き
犯人にされてしまった。
たいていは
少なからず悪いやつだったり
真犯人と関係があったり
犯行動機があったりするけど
それがまったく無い。
真犯人にハメられたとかじゃなく
捕まえてしまった警察が
引っ込みつかなくなってしまった
だけのこと。
だからこそ、どうしようもない。
ここがこの作品の最大のポイント。
それをどうくつがえすのか。
結果として
いい人を貫いたことで
救われたのかも。
それも、
作戦でそうしてたわけではなく
[素]で自然とそうしていたことが
「この人はそんなことしない」に
つながったんでしょうね。
撃たれたところ、
捕まったところ、
で終わるのかと思ったら
その後
再審請求が出され、
それが通って裁判になり
判決が出る
というところまでやって
きれいにハッピーエンドになってるのも
良かったです。
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