劇場公開日 2025年8月1日

入国審査のレビュー・感想・評価

全167件中、81~100件目を表示

2.0よくわらかんなあ。

2025年8月10日
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ラストがいきなり過ぎて、脈絡が・・。
特に女性審査官の憎たらしさは特筆ものてしたが、あの流れでどうしていきなりあのラスト?さっぱり理解できませんでした。エレナは魅力的でしたが。

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ムメイ

3.5入国審査で暴かれる心のうち

2025年8月9日
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ドキドキ

私も、数十年前にカナダへの1人旅行の時に別室に呼ばれた経験がある。その時、私とインド人家族だけが「ちょっとこちらへ」と連れていかれ、ものすごくドキドキした。実際には映画のような高圧的で圧迫してくる感じではなかったが、それでも宿泊先や目的などいろいろ質問され、怖い経験となった。入国審査の緊張感はよくわかるからこそディエゴもそうなのかと思っていたが。

移民するためアメリカに向かうディエゴとエレナ。空港へ向かう2人はこれから始まる新しい生活に心を踊らせていた。しかし、入国審査でそれが一転、2人の内面があぶり出され、関係がどんどん危うくなっていく。
ワンシチュエーションなだけに、数名の会話だけで状況を明らかにしていく面白さがある。
今まで見たことのない本当の彼を知り、実際の入国審査はエレナに託されたのかも。

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lemonbeck

3.0私の理解が足りないのかもしれないですが

2025年8月9日
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悲しい

ドキドキ

なぜ出国するのか?様々な背景と理由があると思うのですが、平和な日本に住んでいるとそのあたりの理解が足りなくなってしまって、何が問題なのかついていけなくなる所がありました。そのため、ラストも少し???でした。わたしもう少しだけ色々な出国事情を勉強していたら、もう少し見え方が変わったのかもしれません。。

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ぷに山

3.0徐々に追い詰められていく緊張感

2025年8月9日
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怖い

驚く

ドキドキ

主要キャストも4人と少なく単純明快
上映時間も昨今の作品群の半分以下の
77分!
よってシンプルなストーリーも集中して観ることが出来た
オチも自分的に最高

それにしても親切にペンを貸してくれた男性にしっかり返却出来たのか気になった

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よう

3.0微妙…

2025年8月8日
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海外に行くと必ず経験する入国審査。何もやましい事はないしただの観光だけど、ちょっと緊張するし、アメリカは入国に厳しいので尚更。
そんな馴染みあるシチュエーションで、普通のカップルが訳わからないまま別室へ連れて行かれて次第に予期せぬ状況に陥っていく…。
そんな興味深いプロットの本作ですが、ひたすら威圧的な尋問を受けるのを映し出し続けるのに終始し、ラストもここで終わり?という感じなので、正直微妙だったかな。。
面白くなりそうだったのでちょっと残念。

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まだまだぼのぼの

4.0シンプルな構図だが緊迫感があって面白かった

2025年8月8日
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鑑賞方法:映画館

入国審査の際に連れていかれた別室で行われる尋問。本作は潔いほどにシンプルな構図だ。スペインからアメリカに移住しようとするカップルが抱える闇や嘘が徐々に暴かれていく。2人の出会いといった回想のシーンが挟まれることもない。状況を説明するのは、空港職員の尋問のみ。密室での会話のみで話が進む。男女を分断させ、各々に対して切り込んでいく空港職員。徐々に明かされる秘密で生じる疑惑。特殊な環境下でプライベートな質問を矢継ぎ早に投げかけられるストレスったら想像するだけで恐ろしい。
そしてラスト。正直ちょっと笑ってしまった。いや、これ本当に衝撃的な終わり方だった。監督の実体験を元にした脚本ってことだったが、とても現実味のある話だった。ここまでかき回されて、このカップルの今後はどうなるんだろう。 国家の都合でここまで踏み込まれてかき回されるなんてたまったもんじゃない。さりげなく匂わせていたが、この状況を生み出したのは紛れもなくトランプだ。国の指導者の考え方次第で末端の職員はここまで失礼な言動をとるということなんだろう。アメリカの未来が本当に心配になる。

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kenshuchu

2.0眠くなるほど長く感じた。

2025年8月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

驚く

冒頭のニュース、トランプ大統領が云々で大体の展開は読めた。邪な、もしくは違法な入国ではないかと疑う入管職員とのやりとりがダラダラと続く。それであのラストは何なんだよ、と思った。国は国民の生命と財産を護ることが、「国民国家」としての使命、そりゃ厳しいのは当たり前でしょう。移民やグリーンカード取得ほどでなくても、観光と偽って入国し、仕事をする人も多く、それを防ぐための入管での攻防は仕方ない。外国人が他国に入国して仕事をし、対価を得て海外に持ち帰ることは、入国した国の富を持ち出すことになりその国の労働者の仕事を賃金を奪う行為だと認識出来ないんでしょうね。何でダメなの?と個人レベルでしか考えないんだろうな。そういう人が観たら、ハラハラドキドキと面白く思えるんだろうなと想像します。「日本人ファースト」に違和感を持つ、反対の人たちの感想を聞いてみたいものです。これが自由の国アメリカの実情です。ラストは映画「卒業」のダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスの二人のように、行く末が心配になります。

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羅生門

現実のホラー

2025年8月8日
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 移民ビザを得てスペインからアメリカに入ろうとした事実婚カップルに偽装移民の疑いを持った入国審査官が個室でネチネチと尋問するという密室劇です。「拒否すれば入国できないぞ」と脅され、プライベートな携帯やPCの中まで覗かれ、私生活のあれこれまで失礼極まりない質問への返答を求められます。でも、無事入国する為にはそんな不愉快にもひたすら耐えねばなりません。その圧力と忍従の構造がまるでホラー映画なのです。

 これは或る種の寓話的物語なのかも知れませんが、今やアメリカではグリーンカード(永住権)を持っていても理由も明かさず国外退去を命じられる事が頻発していると聞きます。これが単なる「お話」ではなくなったと言う事が一番恐ろしいホラーなのです。

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La Strada

4.0ラストのあっさりしたエンデイングを見ると、改めてこの入国審査は何だったのかと憤懣遣るたかない気持ちに襲われました。

2025年8月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

驚く

 移住のためアメリカへやって来たカップルを待ち受ける入国審査での尋問の行方を緊迫感たっぷりに描いた、スペイン発の心理サスペンス。世界各国の空港で今この瞬間も行われている入国管理の手続き。設定を絞りこみ、知られざる国境往来をめぐる攻防をスリリングに見せてくれました。手に汗握る1時間17分!

 本作が監督デビューとなるアレハンドロ・ロハス&フアン・セバスティアン・バスケスが監督・脚本を手がけ、故郷ベネズエラからスペインに移住した際の実体験に着想を得て制作。わずか17日間の撮影、たった65万ドルで制作された低予算の監督デビュー作が、、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭2023に正式出品されるなど、世界各地の映画祭で注目を集めました。

●ストーリー
 スペインのバルセロナからニューヨークに降り立ったベネズエラ国籍の自称都市プランナー、ディエゴ(アルペルト・アンマン)とスペインのダンサーのエレナ(ブルーナ・クッシ)の事実婚カップル。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、パートナーであるディエゴとともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来ます。
 しかし入国審査でパスポートを確認した職員は2人を別室へ連れて行き、「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。拒否権なしの尋問が始まりまるのです。鉄仮面の入国審査官は、回答距離なら、入国は無理です。さらに嘘をつくと逮捕、監禁もあり得ますと高圧的な態度で回答を迫ります。
 その内容たるや、個人の思想信条にも踏み込む質問に始まり、やがてセックスの回数などかなり踏み込んだプライベートな事まで執拗に聞いてくるのでした。
 予想外の質問を次々と浴びせられて戸惑う彼らでしたが、エレナはある質問をきっかけにディエゴに疑念を抱きはじめるのでした。

●解説
 海外を旅するものにとって、やましい点は全くないのに、空港の入国審査にはいつも緊張されていることでしょう。パスポートをめくった審査官が、上目遣いに当方をにらむ。そして「目的は?」とくるわけですね(^^ゞ
 アメリカでの新生活に気もそぞろのスペインのカップル、本作の主人公たちは、しかし、ここでいきなり冷や水を浴びせられます。
 これはサスペンス映画といっていいでしょう。ただしちょっと異風です。人間についての考察が一筋縄ではいきません。

 第二次トランプ政権下のアメリカで、移民の強制送還や不当な逮捕が日々報道されている昨今。似たような事件が世界各国を揺るがしていて、日本人にとっても決して遠い国の話ではありません。これは、海外旅行する人にとって、いつでも誰にでも起こりうる話です。

 入国審査官は、義経主従を見逃す「勧進帳」の関守、富樫のような情はみじんも感じられません。ベネズエラ出身のディエゴが、スペイン生まれのエレナに伏せていた過去が暴かれていく過程におののきました。

 ほぼ全編、待合室と、尋問が行われる狭い部屋での尋問の形で展開します。謎に包まれた密室のやり取りを視覚化した着眼点がいいです。形式的で単調と思われた入国審査から材を得て、非日常のドラマを引き出したところが秀逸です。

 最初は女性審査官1人の、次いで男性審査官と2人がかりの。その尋問の冷酷で卑劣なことといったらない。性生活や内面にまでずいと踏み込むのだ。いくら国籍取得を目的とした偽装結婚を取り締まるという大義名分があるとはいえ、アメリカ入国を人質にして、何でも強権的に質問するのは、甚だしい人権蹂躙と言わざるを得ません。
 またディエゴの離婚歴などかなり突っ込んだプライベート情報を審査官が入手していることにも驚愕しました。国際的に探偵でも雇って調べているのでしょうか。
  その結果エレナの知らないディエゴの過去が暴露され、審査の意図が読めてきます。ディエゴはエレナを利用して、アメリカ移民を画策したのではないかと。

●感想
 これは明らかに排外主義への抗議というそうです。同時に、本作では、官僚たちの権力ずく、逸脱ぶりに憤っています。さらにあんなに仲のよかった二人が険悪になっていくなかで、人間関係の脆さを愁えています。そして人種的偏見を嘆いているようにも見えてきました。
 普通、物語は「始まりと、半ばと、終わり」で成りたちます。ところが本作は、終わりがすでに始まりになっているのです。
 それにしても、ラストのあっさりしたエンデイングを見ると、改めてこの入国審査は何だったのかと憤懣遣るたかない気持ちに襲われました。

  入国審査官の態度や言動は侮蔑的ですが、核心をつく質問もあります。国境という目に見えない境界のありようを考えさせ、移民政策が厳格化する時代を射抜いているのではないでしょうか。低予算の監督デビュー作ながら、各国の映画祭を席巻したのも納得です。

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流山の小地蔵

2.5こんな気持ちで入国できるかよー

2025年8月7日
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本編とは違い、裏の目的がある入国とか実際にあるでしょうから、我々入国審査官は何でもわかるのよ!を広く一般の方々にわからせるための映画なのでしょうか…
ワクワク気分を叩き落とし、過去を暴かれ信用が薄らぐほど。
2人の絆はこんな事ではでもなく、実は俺には裏の顔…でもなく、取調官がとてつもなく何かでもなく、アメリカは何でもわかって厳しいけど寛大だぞ!しか思えない映画でした。

嬉しくもない困惑した顔に近いラストは楽しかったけどね。

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hiryotan

3.5気になるのは二人のその後

2025年8月6日
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怖い

ドキドキ

久しぶりのサスペンス
無さそうでありそうな話
尋問は乗り換えよりも、兄弟に会うよりも大事
水すら自由に飲めない状況で高圧的に攻められる
最初から最後まで緊張感が止まらない
観光でしか海外に行ったことはないので
こんな状況になったらパニックだろうね
最近日本からの派手な女性のビジネスでの入国は
できないケースが多いらしい、理由は…
ラストシーンはビックリでしたね
半年後の二人の様子を覗いてみたいなあ

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かちかち

3.577分の短さに物語がすべて濃縮

2025年8月6日
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知的

難しい

斬新

イントロ数分は穏やか、そして凪いだ海
10分を超えた辺りから、嵐がやってくる
決して雷雨とかではなく、じめーっとした雨、そして強風
この嵐が、ワンシチュエーションで進んでいく
お互いがお互いを信じることができるのか?それとも信じられないのか?
アメリカに永住したい2人の気持ちが交錯しながら、審査官からの揺さぶり(入国のための質問ではあるのだが)によりさらに疑心暗鬼になっていく

最後のオチは良いと思いながらも、その先も観たかったと思う気持ちもあり-0.5にしました
観終わったあとにめちゃくちゃ考察してしまう映画ですね

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ドラゴ

4.5セカンダリー・チェック、ハラハラドキドキの連続

2025年8月6日
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楽しい

驚く

ドキドキ

トランプ政権下のアメリカ、外国人の入国制限が強化された入国審査場が舞台です。二次審査では「正義」の名の下に過剰な尋問が行われます。入国審査官が、不条理を条理に変えていく、巧みな会話劇となっており、秀逸でした。大きな絵がわりがあるという訳ではないですが、ハラハラドキドキの連続で、先が気になって夢中で観ました。

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TT

4.0後で揉めることが、予見できていたとか?

2025年8月6日
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笑える

驚く

ドキドキ

ヘタなウソと、肝心なことを隠すのは良くない、という映画でした。「知らぬが仏」という言葉もありますが、まあ彼の感じだと、今後何かのキッカケでボロが出てしまいそうなので、あのタイミングが良かったのかも知れません。
あの後、彼はつるし上げを食らったんでしょうね(笑)。

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豊島区のはずれ

4.0こんな入国審査、日本でも行えば良いのに・・

2025年8月6日
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怖い

驚く

斬新

圧倒的な権力を使って、失礼極まりない入国審査が行われている状況を見て、本当にこんな事を言われたりするのだろうか?と思いながら、自分だったらこんな状況を耐えられるのだろうか?と何度も思いながら観ていた。

観光では何度かパスポートを出して、sightseeingとか答えた事はあるけれど、別室へ連れて行かれるなんて恐ろしい・・と改めて思った。
それに英語でまくし立てられてもパニックって、多分いつもより余計に英語が理解できないだろうし、相手が故意に私を犯罪者に仕立て上げようとしなければ無事だろうけれど、この映画のように言葉一つでこのまま国に返すとか言われたら・・絶望的になる。

しかし反面、日本の入国審査は緩すぎるから、不法入国とかあるのだろうね、こんな風に厳しくやったら良いのに‥と思いましたけど。

それにしてもこの二人の未来はこの入国審査のせいでボロボロだね。責任は取ってくれないのだから始末が悪い。
私自身は移住とかするつもりが無いけれど、そのつもりがある方には勉強になるのかも。

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hiroko212

4.0面白い

2025年8月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

斬新

私自身は東南アジア某国の妻と結婚し34年目を迎える。1992年末に妻と赴任先から日本に戻ったが、ひょっとしたら日本のイミグレーションは、妻をどう言う目線で評価していたのか考えさせられてしまった。当時はまだ日本人男性との偽装結婚で入国する女性達がいた時代でもある。さて、本作は、最初から最後まで緊張感が緩むことなく作られており、エンタテインメントとしては一級品ですね。特に、最後が最高。
観客は騙されます。

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Cabe

5.0スペイン在住の、事実婚カップル。 一方(女性側)が、米国のグリーン...

2025年8月5日
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怖い

驚く

ドキドキ

スペイン在住の、事実婚カップル。
一方(女性側)が、米国のグリーンカード(永住資格)に当選し、
移民になるべくニューヨークへフライト。
到着後の入国審査で、二人は別室に送られ、追加の審査を受ける様子。
質問が徐々に厳しくなり、苛烈を極め、苛立ち、動揺し、参りこむ様子。

こちらは映像を観ているだけでしたが、
ヒリヒリする、他人事の感じがしない、
どぎついレクチャーを授かった感じがしました。

映画は全体で80分弱とのことでしたが、体感はもっと長く果てしなく感じるような。
終始ずっと、心臓に悪い印象。

別室にいる間の、室外の物音も、不穏さを増幅させていました。
イミグレ業務従事の職員さんらや、館内の電源工事など、事情はさまざまでしょうが、
話がこじれ、不穏さが膨らむにつれ、
二人の審査には関係ないはずのざわつきが、いちいち耳に障るように。
同じ音が、同じ感じ方にならない。

一方で、学びも多くて。
旅行する側の実践メモも兼ねて:
入国時、ESTAとVISAでは列が異なること。
虚偽は当然重罪、生涯入国禁止の可能性まであり。
パスポート紛失歴や、親族の国籍や居場所は、厳しく突っ込まれる。
過去の渡航歴やビザ申請歴など一切を、よどみなく回答できること。
審査中はモバイルやPCは禁止。中身を全部見られる、内蔵ストレージまるごとの内容を複写収集される覚悟で。
一旦別室に送られると、順番まで何時間でも待たされ、乗継便も待ち人も通用しない。
などなど。

物語の最後のワンフレーズ、
よく聞く定型文ではあるものの、あれほど、えげつない場面になるとは。
でも、それがなかったら、合衆国に行く気が、こちらまで完全になくなっていたかもしれませんね。

私事ですが、おいら ESTA申請資格は喪失し、US VISA取得済です (サッカー観にテヘランに行ったので…。その翌月に東京のUS大使館で面接してもらい、VISAがパスポートに貼付されました)。
ただしそのVISA取得後は、USにはまだ未踏のままです。
いつか行くことはあるでしょうから、僅かの隙も無いよう、丁寧に過去の渡航歴や紛失歴をつづって、紙で持参しようと。
US大使館に面接で出向く際、それら書類の大半は準備済みですが。
あらためて、いい教訓を授かりました。

今後、直近の旅先には、USではなく、むしろより歓迎していただける、円安でもダメージが薄い、近場のアジアにしよう! との思いが、ますます強まりましたw。皮肉と本音の両方を込めて。

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woodstock

3.5私の実体験と重なる作品〜ケヴィン・モービーの『Congratulations』サイコー!

2025年8月5日
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笑える

ドキドキ

2022(日本2025)年公開、スペイン映画。

【監督・脚本】:アレハンドロ・ロペス、ファン・セバスティアン・バスケス

主な配役

【ディエゴ】:アルベルト・アンマン
【エレナ】:ブルーナ・クッシ
【バスケス審査官(女)】:ローラ・ゴメス
【バレット審査官(男)】:ベン・テンプル

1.入国審査あるあるを映画にした

ただでさえドキドキする入国審査、
それがどういうわけだか、別室へ連れて行かれる。

それだけで「え、なんで?」となる。

ベテラン入国審査官は、
脅したり小バカにした態度で接してくる。

そんなやり取りの中で、
自分の知らないパートナーの過去が暴かれる。

動揺を隠し、平静を装う。
だが不安は隠しきれない。

カメラは、
正面から、
横から、
表情をアップで捉え続ける。

ディエゴ役のアルベルト・アンマンは、本当に上手かった!

2.挿入歌

冒頭とエンディングに同じ曲が流れる。

ケヴィン・モービー【Kevin (Robert) Morby】の
『Congratulations』

サイコー!

3.まとめ

私の実体験と重なる部分がある。

夫婦で空港内の別室に通され、
あえて別々に、同じ質問をして、
ちょっとでも違う答えをすると、鬼の首でも取ったように突っ込んでくる。。。

早口の英語で聞き取りにくいし、
「強制送還」というワードが頭をよぎる。。。
無事、アメリカに入国できたときは、本当に安堵したものだ。
(あ、ちなみに私は移民ではないですからね笑笑)

本作は、もっとややこしい展開にも出来たはずだが、
意外と?(笑)、
シンプルなオチにした。
結果オーライか、物足りないか、
観る人によるだろう。

私はもう一捻り(一波乱)欲しかったクチだが、
77分という上映時間を考えると致し方ないか。
☆3.5

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Haihai

5.0あっというまにエンドロールへ

2025年8月5日
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怖い

移民に厳しいアメリカの入国審査の現実。
ロサンゼルスで暴動が起こるのも無理もない。
尋問される男女は、夫婦でないというだけで、心の衣を身ぐるみはがされる。
男女はスペインからの移民で入国審査を受けている。
男性は、政情不安のベネズエラから女性が住むスペインへ渡った移民。
ヒスパニックに厳しいのか、入国審査官の矢継ぎ早の質問が、あまりにも過酷だ。
まるで収容所内で毒ガスを吹きつけているよう。
女性が知らされていなかった、男性の過去の婚約の話が浮き彫りにされたとき、微妙な空気が取調室を覆う。
尋問が加速すればするほど、ニューヨークへの希望が、嘘と真実が交錯する現実に変容していく。
手に汗握る攻防で、あっというまにエンドロールへ。
1時間ちょっとの映像が、ちっとも短いと感じさせないノンストップサスペンス。

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ジョー

2.5これが移民の真実⁉

2025年8月4日
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怖い

難しい

驚く

監督の実体験に基づくとチラシに書かれていました。
だからこれが移民の真実の姿なのかもしれません。

アメリカに住むための様々なビザ。
その種類、というか入国する人の立場により「そんなビザがあるの⁉」にまずビックリ。
抽選とか、そうなんだ…

そして、入国審査での驚くべきプライベートな質問の連発に再度ビックリ。
審査官は彼らを入国させたくない理由があるのか、手順の一部に過ぎないのか⁉

思ったよりも淡々と事は進み、やがていきなり感に満ちたラスト。
はっきり言って意味がよく分からない映画でしたが、審査官の残虐な表情が印象的でした。

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さとうきび