「アメリカへようこそ」入国審査 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカへようこそ
グローバリズムの闇と光。言うのは容易ですが、受け入れるには、かなりの苦痛が伴うようです。耐える自信ある?。
職業柄、審査するヒトは、性悪説でヒトを判断しますよね。それにしても、書類の申請記録って怖いですね。あのビザの申請記録だけを見たら、私も、トラ◯プの手先になって、入国拒否しそう。
この映画、どう解釈したらいい?。例えば現在、このクニから、ハワイに女性が訪れると、いかがわしい仕事目的で来たのかと、疑われるそうです。いいとか悪いとかではなく、性善説では、治安は護れないと云う現実が、そこにあるようです。
このお話、監督さんの実体験がベースだとか。(正確には、ベネズエラからスペインに渡った時の出来事だそうです。)いずれにせよ、書類と、電子通話履歴は要注意ですね。パートナーの知りたくもない過去と向き合う覚悟がないと、自由とチャンスの大地には、渡れないみたい。しかも自由とチャンスの代償は、それなりに、高くつくようです。
ブルガリア映画「ソフィアの夜明け」ですが、トルコから観光に来た家族が、いきなりボコられます。その集団の捨て台詞が、
…お前達みたいな移民がいるから、俺達の仕事がないんだ…。
勘違いにも、程があるのですが、就労、移民、そして難民の問題は、極めてデリケート。このクニでも、とある民族の方々が多く移り住む街で、トラブルが続いているようです。そんな御時世に、◯◯人ファーストとか言って、怪気炎上げる集団が現れたり…。(因みに海の向こうで、アメ◯カファーストの雄叫びあげるヒト達は、アメ◯カ人ファーストとは、言わないらしい。)
素人が、聞きかじりの知識で判断すべきではないのですが、無関心も、如何なものかと。取り急ぎ、この映画て、ちょっと興味を持って頂けたら幸いです。みんな、観てね。
何はともあれ、ディエゴとエレナの未来に、幸あれ…
「闇の列車 光の旅」
確か、ベネズエラからアメリカを目指すお話でした。この映画観ると、親ガチャならぬ、クニガチャって、個人の力では、どうにもならない絶望的なものを感じます。どうして、「入国審査」の主人公、ディエゴがそこまでして渡米を強行するのか、分かる気になります。併せご覧下さい。
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