劇場公開日 2025年8月1日

「観客も心理的に非常に激しく揺さぶられる」入国審査 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 観客も心理的に非常に激しく揺さぶられる

2025年8月3日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

全体的に、アメリカの厳しい入国審査を強く揶揄していると思いました。
スペイン人や南米人から見るアメリカの入国審査は、こういう理不尽なコンニャロ!って感じのものなのかもしれないですね。

全編がほとんど審査の尋問の場面で、観客も心理的に非常に激しく揺さぶられます。
人によっては気分が悪くなるのではないでしょうか。

主人公の夫婦を演じる2人は、それぞれ雰囲気があって良いです。

何処の国においても、入国審査は可か否かの結果オーライで、二者択一のブラックボックス的なもの。
だからお話しとしては「実際はどうなの?」と興味深く、そこそこは面白いです。

でも、物語としての深みはあまりなくて、絶賛とまでは言えないな、という感じでした。

ねこたま