劇場公開日 2025年8月1日

「テーマは好きだし、展開も面白いけど、最後のオチが一番苦手なヤツでした」入国審査 GFさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 テーマは好きだし、展開も面白いけど、最後のオチが一番苦手なヤツでした

2025年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

私も米国の入国審査で、別室に連れていかれて、2時間ほど、隔離された経験があります。移民しようとしたわけではなく、単なる短期の仕事目的でしたが・・・ なんで連れていかれたのか、説明もなく、最終的に入国が認められた時も、説明なし。もう行っていいよの一言だけ。それ以来、米国への入国のたびに、ものすごく緊張しています。

なので、この映画のテーマも興味津々。途中の展開も、どんどん出てくる新事実に、ふむふむ、それはマズイな~と、すごく面白く思いましたが、最後のオチが苦手なヤツでした。これは好き嫌いあると思いますので、ダメというわけではありませんが・・・

3年前に見た、「大怪獣のあとしまつ」をちょっと思い出しました。倒された巨大怪獣の死体をどうやって処分するかで、政府自治体が大騒ぎになるという、ウルトラマン世代にとっては、そうそう、それ・・・ 今まで誰も触れてこなかったヤツと、すごく楽しみな映画でした。でも、最後のオチが、そもそものテーマも、話の展開も全否定するようなズッコケで、何のために、その話を描こうとしたの???と、ものすごく疑問を持つと共に、もう一度、しっかりオチを考えて欲しいと思ってしまいました。

この映画のオチは、そこまで酷いわけではありません。まあ、「あり」と言えば、「あり」なんですけど、でも、やっぱり、ずっと楽しく見ていたのに、最後の最後で、ブチっと切られたみたいな気分。

面白いと思う方もたくさんいると思います。でも、私的には、ちょっと悲しいかも・・・

GF
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