劇場公開日 2025年8月1日

入国審査のレビュー・感想・評価

全215件中、1~20件目を表示

4.0実体験から写し取られた水際の攻防が浮き彫りにするもの

2025年8月2日
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ニコ

3.5入国審査する側の背景も考えると興味深さが増す

2025年8月31日
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村山章

4.0他人事ではない海外旅行あるある

2025年8月2日
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怖い

海外旅行の経験がある人なら、入国審査の列に並びながら審査官との最低限のやり取りや、国によっては必要書類に怠りはないかチェックしたことがあるはず。目的地はドアを出たすぐこそなのに、別にやましいことはないのに、直前で待ち構える審査を無事通過できるかどうか心配になる。海外旅行あるあるである。

2人のベネズエラ人監督が実際にアメリカ入国の際に巻き込まれた災難にインスパイアされた本作、タイトルもズバリ『入国審査』は、誰にとっても他人事ではない審査の中身を、ほぼ取調室に限定して描く密室サスペンス(またはホラー)のよう。サスペンスたる所以は、取り調べのターゲットにされる主人公の男女の背後にある意外な事情が、2人の関係性が、冷徹な審査官の容赦ない尋問によって解き明かされ、微妙に変化していく点にある。そしてもう一つ、なぜそこまで審査官たちは彼らの入国目的を怪しがり、問い詰め、自尊心を踏みつけにするのか、その理由が不明なのもタチが悪い。不安感と威圧感、それがテーマであり、最後に待ち構える痛烈なオチに繋がる重要な要素。世の中には法に則った理不尽があることをこの際覚えておこう。

とは言え、アメリカへの入国審査で必要なのはESTA(電子渡航認証システム)が入力された有効期限内のパスポートのみ。審査官に口頭で聞かれるのは滞在期間と目的だけのことがほとんどなので、この夏、アメリカ旅行を計画している人は安心して旅立っていただきたい。

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清藤秀人

4.5彼は審査官の前で嘘をついたので偽証罪に問われるかと思った。それより...

2025年9月23日
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鑑賞方法:映画館

彼は審査官の前で嘘をついたので偽証罪に問われるかと思った。それより彼女にも本当のことを言ったと嘘をついた。2人の関係は難しいかも。ラストのテンポが良かった。それにしてもここまで人のプライバシーと親密性に介入し、個人情報を知るとかあり得ない。人権侵害。

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Emiri

5.0ある程度元気な時に観ないとキツい

2025年9月21日
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怖い

シンプルで皮肉がきいてて面白い、ただ、あまりの息苦しさにラストで頭抱えて叫びたくなります。
本当にあっという間で飽きさせない会話劇です。
一言でいうと圧迫面接で、男女ともセクハラ質問もありけっこうグサグサきます。

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りんご飴

4.0厳しい!

2025年9月19日
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2次審査になってからまるで犯罪者を取り調べるような厳しい審査に緊張感があった。入国審査にはやはり不満を持ってる人が多いのか。だからこのような映画が作られたのかな。最後の最後はハッピーに終わって良かった。

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ちびた

4.0リアル

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキ

テレビ番組の特集でもたまに見かける空港税関での様子がリアルに描写されている。
海外旅行に行くと特に悪いことをしているわけでもないのにドキドキしてしまうあの感覚が伝わってくる。
個人的にラストがちょっと意外な展開だった。

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TOMOYA

4.0Welcome To America

2025年9月17日
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これはかなりの良作。ダレることなく緊張感にあふれていてとても良かった。

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Mr. Planty

4.0お見事!

2025年9月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

ドキドキ

入国審査てこんなにもえげつないものなのー!?

映画なので少々盛っていたとしても実体験から着想してることのようなので驚きです!

序盤から終盤まで途切れない緊張感には見応えあり!

エレナ演じるブルーナ・クッシの演技には見事で、終盤のセリフで「帰りたい」の言葉には『本当にそうだよねー!』と共感!

そして、なんと言っても上映時間を77分で終わらせたのは英断だと思いました。

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クロレッツ

3.0入国審査

2025年9月14日
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いやはや、胸糞悪い90分でした。
自分が追い詰められる様な気分になる、胃酸が出そうな密室劇。
観ている側がこうなれば、製作者の勝ちなんでしょうね。
反トランプ氏のエッセンス漂う作品でした。
現に、今や米国には入国し難いし、学生まだもが追放される。
アメリカンドリームと自由、そして平等。
たった1人の老醜が、こんな入国審査を実行するとしたら、残念で仕方ない。
次の作品へ向かう道すがら、そんな気分になりました。

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映画館難民

3.5海外旅行好きとハラハラ好き

2025年9月13日
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ベネズエラ国籍の男とスペイン国籍の女性は事実婚でスペイン在住。
アメリカ移住するためにビザを取得し、いざ入国するというイミグレでの出来事。

別室に連れていかれ、警察での尋問のような質問攻め。しかもセクハラのようなことから、揚げ足のようなことまでさまざま。追い込まれていく様子は見ている自分も追い込まれていくかのようで、ドキドキ感が増してゆく。

日本のパスポートの強さを知っているだけに、こんな経験することがあるのだろうか。
でも、それに甘んじてはいけない。

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キッスィ

3.5理不尽な入国審査を追体験

2025年9月13日
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悲しい

怖い

 本作は第一次トランプ政権の時代の話であることが劇中のニュースから分かる。当時は国境の壁建設やイスラム圏からの入国停止、難民の受け入れ制限など、移民に対する強硬策がかなり大々的に行われていた。ここで描かれる厳しい入国審査もその一環で、おそらくディエゴたちのような体験をした人たちは結構いたのではないだろうか。
 尚、本作は監督自身の実体験に基づいた話ということである。

 物語はほとんどが空港の中で展開される会話劇主体な作りとなっている。緊迫した審査の様子をドキュメンタリータッチで捉えながら、ディエゴとエレナの焦燥、絶望を濃密に描出している。コンパクトな作りが奏功してダレることなく最後まで興味深く観ることが出来た。

 彼等を質問責めにする冷徹な審査官も恐ろしいのだが、それ以上に遍く個人情報を調べ上げていた彼らの捜査力に恐怖を覚えた。実は、ディエゴには曰く付きの過去があるのだが、おそらくそれがブラックリストか何かに載っていて今回の取り調べに繋がったのであろう。
 過去の人間関係や性生活まで根掘り葉掘り聞き出すその様子は、もはや取り調べというよりも陰湿なイジメにしか見えなかった。特に、ダンサーであるエレナに、目の前で踊って見せろというシーンは非情である。

 トランプ政権の移民に対する排他主義は現在も様々な方面で物議を醸している。ここで描かれているようなことが今でもどこかで行われているかもしれない…と思うとゾッとしてしまう。

 日本は長きにわたり移民政策に消極的な姿勢を執っている。もちろんそこにはそれ相応の理由があるわけだが、人口減少の一途をたどる現状を考えれば、いつかはこの問題に向き合わなければならない。もはや見てみぬふりが出来な所まで来ているような気がする。先頃観た「マイスモールランド」という映画を思い出してしまった。

 さて、ラストは意外な形で締めくくられるが、正直これには少し肩透かしを食らってしまった。硬派な社会派作品から一転、一組のカップルの愛憎ドラマに収まってしまった印象を持ったからである。確かに人を食った結末で面白いのだが、もっとストレートにメッセージを放っても良かったのではないだろうか。個人的には、その方が作品としての力強さは出たように思う。

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ありの

3.5えっ!終わり!?

2025年9月12日
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鑑賞方法:映画館

知的

斬新

終わった後、
???となる人が結構いると思います。

低予算なことはすぐに分かる作品ですが、
なかなか楽しめました。

普通に考えたら、フィクションでしょう
と思う展開なのですが。。。
監督の実体験が元になっているとのこと。

海外はそんな感じなのかなぁ?

テレビ映画でも、十分そうな作品ですが、
損した感じではありません。

見終わった後に、
つい考察したくなる作品なので、
複数で見に行って、鑑賞後に食事しながら
討論会がお勧めな作品だと感じました。

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じーくん

3.0プライベートもパワハラ?セクハラ?

2025年9月11日
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入国審査って言うか?プライベートも無いしパワハラ?セクハラ?厳しすぎるだろ!何処までが本当なのかと思います。ローラゴメス演じるバスケス審査官が途中から富永愛さんに見えて仕方なかった!

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binn

3.5ラストの受け止め次第かな

2025年9月7日
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ラストをどう受け止めるかで全体の評価が大きく変わってしまいそうです。
私は最初”え、何それ?”から考察を始め、結論が出せないうちに、監督の
術中に嵌っている気がして考えるのもやめました。
結果、採点も微妙になりました。

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お悩み姫

4.0予測不能な展開、ハラハラドキドキ

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

観終えて真っ先に思った事、仕事で米国を訪れた時に入国審査で渡航目的を聞かれたら「観光」と応える様に教わって行って事を思い出した。なる程、そんな事もあるんだ(笑)

呼吸してる事を忘れてしまう様な77分間、誰にでも起こり得る様なシチュエーションが恐怖を感じた。答え一つでふたりの人生を左右してしまう様な質問の数々、憧れの地で洗礼を受ける光景がリアルでした。
BGMが無く感高い音声や当然の工事中の音等が静かな取調室の雰囲気を逆撫でする様に静寂を壊すから凄い。

トランプ政権の移民問題の最中の上映なのでヤケに意味深でふたりが無事に米国に入国出来るのか?を劇場で確認しても良いと思いますよ。
更にふたりの今後の行方が気になった。

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倭

4.0見事な幕引きに脱帽!

2025年9月6日
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ひでちゃぴん

3.0えー、この結末ですか・・・

2025年9月6日
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アメリカへの入国審査を受けるカップル。審査は予想外に厳しい。

結末はどうなるか終盤まで期待して見ていたのですが・・・
なんか期待外れというか肩透かしというか・・

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お抹茶

3.5外国人問題がクローズアップされる今、グッドタイミングな映画です。

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

・スペインから、アメリカへ入国しようとして、審査官から、プライベートの細かいこと(夫婦関係の回数など)まで尋問されて、入国しようとした事実婚の二人の信頼関係まで揺らいでしまうような状況まで追い込まれます。夫の男性は南米系の出身者であることで、入国の動機が最後まで疑われ続けます。
・トランプ政権の政策や、外国人問題がクローズアップされている現時点において、グッドタイミングな映画と言えます。
・77分という短い時間ですが、内容が凝縮された映画といえます。
・二人は入国が許されるとしても、お互いの信頼関係が失われるエンディングは、痛快なラストと言えます。

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天空住人

3.5もし自分の身に起きたら… 😱

2025年9月5日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりに心理的に怖いと思える(ホラー等とは別物の)作品に出会った。

自分がこれまで何回「入国審査」を受けたか正確には覚えていないが、あちこちの国で少なくとも60回程度は受けているはず。その内、米合衆国が最多で20回以上を占めている。審査官は仏頂面で機械的に作業を進める者も多いが、フレンドリーだったり、逆に意地悪だったりすることもある。いずれにせよ、審査カウンターの前に立っている自分はまな板の上の鯉の如く無力で相手の言われるがままに答えたり、指紋を取られたりする。

幸いこれまで別室に連れて行かれたことはないが、狭い部屋に閉じ込められて尋問を受けてたりしたら、自分ならきっとすぐに心が折れて、何もしていなくても「ごめんなさい!」と言ってしまいそうだ。

しかも、尋問への応答をどう判断するかは審査官の胸三寸次第となれば、これは確実に公権力を笠に着た暴力に他ならない。

エンディングで頭に??マークがともったのだが、ひょっとすると公権力に対して納得いかない理不尽さを表現しているのかも知れない。

本作で描かれているのは第一期トランプ政権下で国境に壁を作る云々と騒いでいる時代設定。第二期になってますます公権力による暴力的行為がエスカレートしている現代のアメリカに行きたいとはまったく思えなくなっていたが、鑑賞中どんどん自分の胸が締め付けられていき、さらにその思いが強くなった。

そう、普通に旅行で訪れた日本人の若い女性が売春疑惑で別室審査を受けたという話も少なくないことからも分かるように、作中でのディエゴとエレナの体験は、実は誰の身の上に起きてもおかしくない現実があるのだ。

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Tofu
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